2019年7月14日日曜日

夕凪亭閑話 2010年6月

  
2010年6月1日。火曜日。
おはようございます。今日から6月。今朝の福山市は晴れ晴れ。日射しは強いのに薄い雲曇りが・・・。半袖? いや、やはり長袖にしておこう・・・

腹筋、腕立て、鉄アレイ。鉄亜鈴は2.5kgに加えて、昔買った5kgがでてきたので、これも。昨日左右それぞれ20回上げ下げしたら、さすがに今朝は肩が痛い。今朝はそれぞれ10回でやめておく。

7:55出発。元気な小学生の登校時間。しかし、離れていてニアミスはない。高校生も少ない。すいすいと流れ、ため池の土手で、のんびりしたいが、交互通行で対向車も後続車もおり、ゆっくり眺める余裕はない。

信号で止まるもこともなく順調に流れて10分ほどでofficeへ。deskのまわりの片づけから。どんどん捨てる。すっきり。クリナーをつけてトイレットパーパーで磨く。ぴかぴかに。デスクマットの下も整理しなければ。

今日はまず、フランス語から。フツーの語学参考書。本文と単語。もっと時間をかければ、さらに進歩するのだが、忙しすぎる。

変な天気だ。雨が降る予定もないのに曇ってきて、気温があがらない。そのせいか蒸し暑くもない。6月だよ、こんなのでいいのかな。これじゃ、天保の大飢饉のときと同じじゃないか。

それはともかく、今日はあわただしい(これが本来の日常ではあるが)日だった。席が温まる暇がなかった。

それで、超短時間ながら、ロシア語、スペイン語、サンスクリット、ラテン語と見る。とにかく少しでも見るということが大切なのだ。

今日は、JACSの鉄系の超伝導物質の論文をプリントアウト。LaOFeAsの a layered ion-based compoundで26KのTcを達成したというもの。2008,130,3296 超伝導の世界もおもしろい。今後は理論的な展開、例えばBCS理論を覆すような、大改革は起こるとは思われないが、実用化の面でどんどん発展するのではないかと思う。将来が楽しみである。

さて、本日は先月書いたものを整理することにしよう。ああ、それにしても、眠い。

本当に眠ってしまった。今度は寝る時間になっても眠れなくなる。・・困った。

今年28冊目。
奈良貴史「ネアンデルタール人類のなぞ」(岩波ジュニア新書)。
ゲノム解析により、現代の人類(ホモサピエンス)との混血があったと、最近報じられた、ネアンデルタール人類について、おさらいのつもりで読んだ。やはり、思っていたとおり、学説は二転三転していた。今後もそうであろう。・・・ならば、すべての仕事があだ事かというと、そうではない。それぞれの時代の最新の方法で推定するのだから、それはそれでよいのだ。発表され批判され、それに耐えても、数年後にまた新しい発見により、あるいは新しい方法により覆されることもありうる。それはそれで、仕方がないのだ。
だから、最近の「混血」も、いつ否定されるかわからないが、結果は結果として受け入れればいい。そしてその過程がさらに検証されることを期待する。
さて、我々の未来は・・・。誰にもわからない。人類の滅亡は案外早いのかも知れないし、ずっとずっと先まで続くかも知れない。
そして、その前に、「ターミネーター」のように機械に征服されるかも知れないし、「猿の惑星」のように猿にとって代わられるかもしれない。・・あり得ないだろうが、可能性の一つではある。
 
2010年6月2日。水曜日。
おはようございます。今朝の福山市はよいお天気で、強い日射しが部屋の中まで来ています。でも、連日、昼間に雲が出たり・・・の毎日です。

不燃ゴミを捨てて、7:55に出発。小学生、高校生、通勤車・・・、そして強い日差し。6月らしい。途中,溜め池の睡蓮のピンクの花を眺めながら。奥のほうにもたくさん咲いています。その間に,うす茶色と緑の混ざった浮き草が浮いている。形からしてヒシだろう。この時期に急に葉をつけて浮いてくる。確か白い花が咲いた。もう少ししてからだろう。

信号は一度もかからずに、10分弱で到着、フロアジュータンに掃除機をかけてから、机の上とPCなどにブラシ、さらにクリーナーで拭く。

砂埃が入ってくるが窓を開ける。

ロシア語少し。生格というのは所有格に相当。~の,とかof~という感じ。

サンスクリット,スペイン語,ドイツ語終わった。あとはギリシア語。

それにしても,よいお天気になった。でも,6月というよりも5月,という感じでしょうか。屋外では暑く,屋内ではさわやかな風が通ります。

ギリシア語。エン ティニ オイキア ポッロイ ムーエス エーサン。ある家にたくさんのネズミがいた。エーサンはエイミー(いる)の3複未完了過去です。

officeとhomeのちょうど中間辺りにある図書館に寄って3冊返し、3冊借りてきた。これで10冊フルエントリー。そのうちの大半は最期まで読まないつもり。

帰って夕ご飯。そのあと生ゴミを捨てるついでに、メダカの卵をホテイアオイから採卵。ホテイアオイの株分け。そして桔梗さんの部屋からよく見える位置にゼラニウムを挿し木。暑くなったので付くかなぁ? 朝夕水やって頑張ってみよう。

その他のものにも水やり。それから、いつものようにカメラをもって散歩。夕陽は厚い雲に遮られて見えず、所々の雲が夕陽に映える。でも、たいした美しさではない。一応シャッターを押す。

どうも、椅子にすわるとすぐに腰が痛くなるので、いろいろと椅子を変えてみる。ダイニングから一つもってくる。まずまず。
しばらくこれで試してみるか。

椅子のせいもあるが、こちらのウエストのせいもあるようだ。最近増加気味。要注意!

さて、最近朝が起きにくくなったので、早いが寝るとしよう。おお、本日はこれまでになく暖かく(やや暑く)なった、と記しておこう。 
 
2010年6月3日。木曜日。
おはようございます。今朝も福山市は好天気。予想最高気温26℃。今日は、ちょっと野外にいる時間が長いのでやはり長袖。  

非常事態宣言。三食以外は絶食!

今日は8時出発。さわやかな風。日射しぎらぎら。東に向かう高校生は暑そう。車も小学生も少ない。中学生がちらほら。

8分ほどで到着。ブラシで机の上のホコリを払って活動開始。まずは、Gamowから。Thirty Years That Shook Physics(Dver)。

ロシア語は,岩波文庫の「ロシア文学案内」の索引を見る。著者と作品名の原文と日本語が記されているので,単語を覚えるのに便利。

サンスクリットはヒンディのCDエクスプレスで、デーバナーガリー文字の復習。

スペイン語、ラテン語はCDエクスプレス。フランス語は「パリ&フランス語」で。

夕ご飯食べて、庭に出て、5つのホテイアオイからメダカの卵を採卵して、餌をやったり、ゼラニウムに水と肥料をやったら、かなりたっていた。

家を出たら、日の入り直後。赤い雲を見ながら、見事な夕焼けだったんだろうと、想像。県境の小学校の正門前まで歩く。帰路につくと、小さな雨が・・・。空を見上げるとそれらしき雨雲がわずかに。そのうちやむだろうと、のんびりと歩く。・・帰るまでにかなりの強さになった。

外は涼しくなった。6月らしい天気だった。

またまた、眠くなった。まだ仕事は済んでいないが、12時までに寝るぞ。

まだ、10時半にもなっていないけど、寝ることにしよう。そして、もし早く目が覚めれば歩いてこよう。
 
2010年6月4日。金曜日。
おはようございます。今朝の福山市は快晴。昨夜は1時間ほどの雨。予想外。それに、夕方一時的に停電。PCが再起動していた。不思議。
今日は半袖にしてみよう。

昨夜は10時半に就寝。3時半に目が覚めた。起きるとあとで眠くなるので、もう一寝入り。次は5時半に目が覚める。6時前に起きて、歩こうか歩くまいか迷う。日射しもきつそうだしやめた。ドイツ語とフランス語。ドイツ語はアンデルセン。フランス語はマキシム。

8時2分に出発。小学生はほとんど登校を終え、高校生が多い。10分で到着。

ベネシャン開けて、deskの上のほこりを払って、PCを拭いて・・、卓上扇入れて、今日の始まり。

眠いので、Gamowで笑って・・それからロシア語。今日はまじめに文法を。

スペイン語を聞いて,ヒンディーも聞いて・・・。そして「梵語学」。

ギリシア語は単語と本文を。以上で,本日のノルマ終了。

読書は、「偉大な数学者たち」(ちくま学芸文庫)で頑張ってます。それに「ローマ帝国衰亡史」。

眠くなりました。そういえば、今朝は6時前から活動しているのでした。眠くなったときが潮時かも。10時半だけど、閉じます。
2010年6月5日。土曜日。
おはようございます。昨夜は10時半に寝て、今朝は予定通り4時に起きました。早速、薄暗い中を散歩に。長袖を着ていったのが正解。やや肌寒い。下弦の月がくっきり。隣の惑星は何かな?

帰って、まず「偉大な数学者たち」を少し読む。眠くなるのは、いつもと同じ・・・。

少しフランス語。そして7時前に朝食。そしてドイツ語。

少し寝て、9時から買い物。その後、因島へ。今日のしまなみ海道は、抜群の素晴らしさ。因島大橋からの眺めは美しかった。多少の霞はしかたがないが、海の色、島の色、海岸の色、見事でした。大浜海岸、外浦港、鏡浦の梶ノ鼻、それに向島の観音崎もいつまでも見続けていたいと思いました。

気温は高かった。メダカの管理はさすがに長袖でしました。

岩田義一「偉大な数学者たち」(ちくま学芸文庫)を終わった。ガロアについては、かつて例の有名な本で読んで知っていたが、同じような薄命の天才アーベルについては、この本でよくわかった。
「ポアンカレ予想を解いた数学者」や「フェルマーの最終定理」などの話題性のものも、それなりにおもしろいが、この本も良書です。
今年29冊目。少し寂しいですね。とはいえ、毎年こんなものです。終わりまで読まない本が圧倒的に多いし、雑誌などもありますので、1年に読み終わる冊数は、毎年100冊いくことはないと思います。

間食の絶食続けております。欲しがりません健診(7/2)までは! 
 
2010年6月6日。日曜日。
おはようございます。今朝の福山市は晴れ。でも、雲が多いですね。今日はのんびりサンデー。

昨夜は、11時には寝ようと思っていたのですが、昼寝をしたせいか、頭が冴えていたので、「長英逃亡」を2時ぐらいまで読んでいたので、結局朝の散歩はしていません。いつものように7時前に朝食です。

江戸に帰った長英は一時、妻子とともに生活し子どもまで設けます。また、その間に兵書翻訳をすすめ、宇和島藩に迎えられます。しかし、そのことも幕府の隠密にかぎつけられ、いったん広島まで逃げて、薩摩にかくまってもらおうとしますが、薩摩藩の政争はそれを許しませんので再び、四国に戻り、江戸を目指すことになります。

第一日曜日なので、新聞紙を老人会がやっているリサイクルゴミとして出して、ゴミの減量。

続いて部屋の掃除や、窓を拭いて、日曜日らしい日曜日を送るように努力。

岩波新書の「日本宗教史」は神仏需と新教(キリスト教)の関係を歴史的に述べたものです。神仏は古代・中世。神仏需は近世。そして近代は四者の関係になります。

これはさておき、やはり、今日は「長英逃亡」を最期まで読むことにしよう。しかし、結末がわかっているので、だんだん気が重くなる。
時代はだんだんと長英を必用になっていくのに、現実政治が追いつかない。進歩と反動が激しく揺れ動く。開明派の阿部正弘すら蘭書翻訳制限などを設けてしまうのだから、江戸に舞い戻った長英もあせり出す。

そして翻訳の仕事が無くなり生活費を稼ぐために、顔を硝酸と油で火をつけて焼いて町医者になる。その頃、南町奉行遠山金四郎配下の目明かしたちが、蘭学者たちの間の噂を聞きつけ内偵を急いでいた。見事な兵書の翻訳のできるものは長英以外にあるまいという噂からだというから、皮肉と言えば皮肉な結末だった。もう三年生きておれば、救われたはずである。しかし、勝海舟とも会っておりながら、長英の運命は時間の進行を待ってくれなかった。
以上で、吉村昭「長英逃亡」(岩波書店)終わる。今年30冊目。

フランス語はマキシムと地底旅行、ドイツ語はアンデルセン。 
 
2010年6月7日。火曜日。
おはようございます。今朝の福山市は曇り。午前中晴、最高気温27℃の予報だったのに・・・。  新しい週のはじまり。今週も頑張りましょう。
昨日も努力して間食を絶食にして、wを少し減らす。
少しアンデルセンを読んでいたら、遅くなって8時12分出発。小学生は2人。歩きの中学生。そして高校生が、両側を蟻のように自転車で登ってくる。曇っている。ほんの数滴雨粒がフロントガラスに。一時停車のところで、混み、先の信号が2度変わるまで抜けられず・・・。前の車がもう少し詰めてくれれば、右側から脇道へ抜けるのだが・・。結局、時間はいつもと同じ10分ほど。
二日分の埃を払って、霧吹きクリナーをデスク、PC、前棚にかけて、本日の業務開始。
Wittenstring theory に関するエッセーを読んでから、まずはロシア語。今日はロシアの童話。http://freett.com/russianahitotoki/rusfairytale.html丁寧なHPです。
スペイン語とサンスクリットまではできた。
夕ご飯食べて、メダカの卵採卵して、落花生の種が残っていたので、日当たりのいいところを探して植えて水撒いて、散歩へ。
二階から降りてきたら9時。9時から11時まで執筆。
この後、1時まで読書と諸外国語の予定。
「無限解析のはじまり」(ちくま学芸文庫)
「空海入門」(つくま新書)
これらは、途中止めの可能性大。
「大聖堂 下」養老さんの解説を読んで返す。
河出夢ムック「三島由紀夫 没後35年・生誕80年」少し読んでみよう。
ということなど。
だから、今日はこのへんで終了します。時間がないので、マイミクさんたちの日記へは明日。

2010年6月8日。火曜日。
おはようございます。今朝の福山市はよく晴れています。雲は少しあるけど、強い日射し。暑くなるのかなぁ?

日射しは強し、でも不思議と風があった。8:02出発。順調に流れる。

まずは、日本宗教史とGamow。

昨夜は、通りががかりに、立ったままでクローズアップ現代の前半を見た。人災! 薬害エイズと同じ。  
口蹄疫流行国からの人を入れない方針を民主党政府が変えて認めたのが原因だという説はどうなったのだろうか?

スペイン語は,ドン・キホーテ。フランス語は異邦人。ロシア語は童話。
ラテン語はルクレティーウス。そしてヒンディのCDを聞いて、サンスクリットの参考書を読んで、本日のノルマ完了。

ここで、おいしそうな洋菓子が出されるけど、辞退です。ウエストが減らないなぁ。

「日本宗教史」神社と仏教の関係が興味深い。いよいよ近世へ。
「無限解析のはじまり」オイラーの膨大な著作。微積の話へ。ライプニッツの創始した微積分はベルヌーイの理解をもとにフランスへ伝わる。

夕食後、少ししてから散歩。夕陽は早くも雲の下に。山の向こうに隠れる寸前に雲から一部出て真っ赤になったが住宅街で、カメラに収められず。

それにしても変なお天気。週末には梅雨入りとか・・・。
昨日の小雨で車が汚れた。そろそろ洗わないと。

あっ、日にちが変わった。昼寝ならぬ夜寝してしまったので、今夜はもう2時間ほど起きておく予定だが、このあたりで閉じることにしよう。
2010年6月9日。水曜日。
おはようございます。ねむ~い。今朝の福山市は、昨日と同じように、晴れていますが雲は多いようです。午後から曇りの予報。梅雨前でしょうか・・・。今日は忙しいけれど、週の半ば、折り返し点。
今日は資源ゴミということで、空き缶、ハンガーなどの金属類、それにガラス瓶を出して、8:01出発。すいすいと流れる。小学校の前ではほぼ最期のグループが登校中。10分ほどで着いて,まずは机の上の掃除から。ホコリを軽く払う。
眠いので、Gamowを30分ほど読む。雲は多いけど日射しは強くなった。午前中は暑くなるかな。
次はドイツ語。Bruder Grimm の ROTKAPPCHEN です。すぐに終わると思ったのに知らない単語も多く,もうしばらくかかりそうです。
今日は忙しいので,大あわてで,ロシア語,スペイン語,ヒンディのCDをとりあえず聞く。
ギリシア語はcritoを。原文はweb上からコピーして、S-Greekというフォントで見るのだが、最近うまくいかなくなった。なぜだろう。元が対応していないのだろうか。不思議。
夕食後,メダカの管理をしてから,散歩。残念ながら昨日と同様,夕陽は沈んでいた。県境の小学校からさらに東へと住宅団地の縁を通って1時間ほど歩いて帰る。高台だから福山市内と日没後赤く染まる雲と山波が一望できる。もう少し明るいうちに歩けばいいのだが・・。
「ローマ帝国衰亡史 Ⅵ」の第三八章と,「西ローマ帝国滅亡の総括」を終わる。この第Ⅵ巻にはさらに「第三九章」があるのだが,ギボンの最初に公刊された衰亡史はここで終わる。その後好評に付き続編が書かれた由。西ローマ帝国が滅亡したということは,その地に蛮族が侵入し,現在のヨーロッパのデザインがほぼ完成したということである。
 
 
2010年6月10日。木曜日。
おはようございます。今朝の福山市は快晴。ぎらぎら太陽。暑くなるのかな。まだ、湿度は高くなく快適。本日で、6月は1/3が終了。長く感じるのは、トワイライトゾーンが長いせいか。
ホトトギスが昨夜はよく鳴いていた。ドクダミの白い花が満開。百合の蕾もふくらんだ。それにナツメの花芽もたくさんついている。
7時50分、燃えるゴミを持って出発。気が付いたら、ゴミステーションを通過したいた。ちょうど、本日のスケジュールを考えていて失念。燃えるゴミといっても生ゴミは無く紙類だけだから、車に載せていても差し支えないので、そのままにしておくことにした。
この時間は小学生が中心。歩道を歩いてくれるので安心。10分ほどラジオイタリア語を聞きながら、officeに到着。机の上の砂ぼこりを払って、開始。
まず、Gamowから。次にフランス語はデカルトの省察。原文と、青空文庫の三木清訳と、別のところからとってきた英訳を並べて読む。
ロシア語は БАБА - ЯГА(バーバ-ヤガー)という童話。なかなか進まない。
そして、いつものようにサンスクリット、スペイン語。ラテン語はできなかった。
午後も机の上の砂ぼこりを払い、クリナーで拭く。
暑くなったので、「地球さんごめんなさい」と言いながら、ちょっとだけエアコンon。「未来の人類さんごめんなさい」と言うべきだったかな?
夕食後、メダカに餌をやったり、植木に水をかけたりして、1時間ほど歩く。
暑い一日だったが、さすがに夜10時ともなれば、涼しくなり、窓を閉めようか、という気持ちになる。
末本文美士「日本宗教史」(岩波新書)。今年31冊目。
おそらく神道的な意味での「歴史意識の<古層>」というものはなく、歴史とともに作られたものだと、結論される。
いつの時代にも、分派、抗争、そして新興がみられるものである。そして発展は多くの場合、貧しい人たちをいかに取り込むかに成功したときに見られる。
我が国現状をみると、かつての中流意識は影を潜め、貧困というのがキーワードになりつつある。こういうときに、既成のものであれ、新興のものであれ宗教は発展する。
 
 
2010年6月11日。金曜日。
おはようございます。今朝も快晴。昨日同様暑くなりそうです。 もう週末、何となく週末・・・。

Lisa RandallのWarped Passagesを読んで、7:50発。ラジオイタリア語、8時からスペイン語になったら着いてしまった。

まずは机の上のほこりを払い、クリナーをまいてトイレットペーパーで拭いてスタート。

まずは、Gamowの Therty Years That Shook Physicsから。

・・・やがて、11:00AM。またまた机の上はホコリだらけ。気温も上がり、真夏ですねぇ。

ガソリン46.57Lで5960円。@128円。

何度も机の上のほこりを拭きながら、一応、ノルマ達成。S-Greekも出るようになりました。

それにしても暑い夏が来ましたね。この前まで、いつまでも曇って~と不平を言っていたのですが、暑くなったらなったで閉口ですね。なんと我が儘なことか!

今日は、ビヨウヤナギとトクサを植えました。暑いのでついてくれるかどうか、心配です。

その後、7時過ぎから、かわたれどきの公園を散歩です。

夜になって疲れがどっと出て、眠くなります。これは、今日の暑さのせい? あるいは、一週間の疲れ? それとも単なる老化? はたまた、昨夜の睡眠時間の問題? 

だら~んとしています。金曜日の夜だから・・・・

竹内信夫「空海入門」(ちくま新書)。
空海の手紙などが紹介されていて、それを読むのも楽しい。

ケン・フォレット「大聖堂」。名作だそうであるが、合わないので50頁読んだところで止める。

浅田次郎「供物」(オール讀物2005・2)
浅田さんはやはり、うまい!


2010年6月12日。土曜日。
おはようございます。今朝も福山市は快晴。今日も暑くなりそうです。トクサとビヨウヤナギを植えました。暑いので難しいかも。ビヨウヤナギは日中は段ボールの箱で覆っておこう。

10時半。既に暑い。こんどは、キーボードの調子悪し。古いのを出して使う。安物はキータッチがよろしくない。

午後、しまなみ通って因島へ。山陽道32℃。向島31℃。因島大橋29℃。因島28℃。どんどんと気温は下がる。やはり、海の上は涼しいのだ。

「空海入門」。若き日の空海の実像に迫る。しかし、五里霧中。

「無限解析のはじまり」。解析学は大学に入った年に苦労した思い出がある。今もって好きになれない。そのせいか、「無限解析のはじまり」はやや退屈。「オイラーの数論」になって、俄然おもしろくなる。そして数論には、ミステリアスな素数が出てくる。素数はコンピュータで作れるのだろうか? 作れないことはないと思うが、数学的にはまだ未解決問題を多く残しているのではないかと、思う。

おもしろい問題。p.178。x=0,1,2,3・・・・のとき、
2の(2のx乗)乗+1=3,5,17,257,65537,4294967297,1844674407370955160,・・・
これが「フェルマー数」で、フェルマーはこれらは全て素数ではないかと考えていたそうです。

こういう計算は楽しいですね。ぜひ読者の皆様もやってみてください。

ただ、3のn乗を関数電卓でやると、本当の値とずれてきます。以前、前の数値を2倍したものと、関数電卓でやったものを並べて書いた表を作ったことがあります。これも、また、皆さん試みてみて下さい。

あれっ! この古いキーボード、「半角/全角」の右の数字キー、一つずつずれている。子どもが中学生のとき、はずして、いかに早く嵌めることができるか、遊んでいた。そのとき、1つずらして、そのままにしてあったものだろう。
 
2010年6月13日。日曜日。
おはようございます。今朝の福山市は雨雨です。とうとう梅雨かたつむりになったのでしょう。少し気温は低いようです。同じ湿度でも、気温が低いほど、水蒸気量は少なくて、しのぎやすいようです。

文藝別冊「三島由紀夫」(河出書房新社)。
これには幻滅です。旧稿を再掲したものを除いて。
河出には、もうこんな本を出す体力はないのではないでしょうか。
これが私の素直な感想です。

文芸雑誌「文藝」が季刊になったときが、分水嶺だったのではないでしょうか。

朝日新聞社の「科学朝日」が「サイアス」になり(この頃からおかしくはなっていたが・・)廃刊になったとき、これは一つの雑誌の廃刊だけではなく、朝日と執筆者や取材先とのパイプが縮小することの損失が大きいと、立花隆さんが書いていたと思いますが、それと同じことが河出でもおこっていたのではないでしょうか?

新潮社、講談社、文芸春秋社に比べれば、週刊誌も大衆小説誌(一時中間小説誌と呼ばれていた)ももっていなかったという事情はわからぬでもありませんが、河出から文芸書を除くと何が残るの?と思う読者は私だけではないと思います。

私の青春時代を彩った数々の書籍の中に、河出の安い良書がたくさんあったことを思うと、さみしい限りですね。

素数というのは不思議な数です。1とその数しか約数をもたない、ということです。0や-の数は除外ですね。一応。
少しやってみましょう。左に数字、その後、1とその数以外の約数の数と約数。素数のとき*を書くとしましょう。

1,*
2,*
3,*
4,2,2
5,*
6,2,2,3
7,*
8,2,2,4
9,1,3
10,2,2,5
11,*
12,4,2,3,4,6
13,*
14,2,2,7
15,2,3,5
16,3,2,4,8
17,*
18,2,2,9
19,*
20,4,2,4,5,10
21,2,3,7
22,2,11
23,*
24,3,2,4,6,12

・・・こういうのを延々とやるというのは、結構おもしろいものです。
こうしてすぐわかることは、偶数は必ず2で割れるので、2以外の偶数は素数でないことがわかります。
次に奇数のうち、3で割り切れるもの、5で割り切れるもの、7で割り切れるものを順次消していけばいいことになります。

また、約数の数については、顕著な規則性はみられません。

どうですか? なかなか面白いでしょう。

今日は、部屋の掃除が中心です。officeの机を毎朝磨いていると、夕凪亭のほうもやらなければという気持ちになったので、少し整理してみました。

まず、机の下にコンセントを増設。次に子どもが雷が近づいたときに壊れたといって持って帰ったテレビのSWを入れてみたら着いたのでDVDの再生用に机の横に置いてみました。30*60のスチールの棚に載せてバックアップ用のPCラックとの間に押し込んだ。

なんとかなったので反対の机を片づけながら、Nスペの「無縁社会」のDVDを見ました。S氏のご協力によるものです。いろいろと考えさせられますね。元銀行員の仕事に全てを捧げ会社を辞めると無縁になったという人が特に印象的でした。

次いで、「ガイアの夜明」の、くず鉄リサイクル。

ということで、テレビ2本分も見たので、語学はお休みです。

吉村昭「桜田門外ノ変」(新潮社)読みはじめました。
まずは、門閥派と改革派の熾烈な覇権争い。せっかく改革派が力を得ていたのに、斉昭の謹慎蟄居です。(p.20)。

今日はここまで。



2010年6月14日。月曜日。
猫おはようございます。今朝の福山市は意外や意外、よく晴れ晴れてます。月曜日ですから、晴のスタートがいいですね。6月の半ば、蒸し暑くなっても、我慢しましょう。

今日は燃えるゴミの日。昨日、一昨日と夕凪亭の片づけに努力しましたので、けっこうありました。おまけに段ボール箱に入れた雑草などもあって、それやこれやとしているうちに8時過ぎに。ラジオスペイン語を聞きながら10分ほど、すいすいと流れて出勤です。officeでも、メダカが2尾孵化しておりました。

そして、最近慣例の机の上の掃除からです。ブラシだけでは落ちにくいのでクリナー液をかけてトイレットペーパーでふき取ります。

それでも、まだ目が覚めないような・・・。今日はいろいろ読む本が多いので,どれからやろうかと迷う。まず、Gamowからいくとしよう。

次は「空海入門」。
入唐した空海は紆余曲折の末、西明寺にしばらく滞在し、梵字を学習し、青瀧寺へ恵果を尋ねます。この梵字の修得というのは、私がこれまで読んだ本には書かれてなかったところで、注目したいと思います。

語学は一応ノルマ達成。露,西,梵に加えて今日は希と独。

「無限解析のはじまり」は次のオイラーのみつけた素数に関する定理。まったく驚く。どうしてこんなことができるのだ? やはり素数は奥が深い。

アフター5のメニューは、いつものようにメダカの卵の採卵と、夜の散歩です。今日は50分ぐらい。団地の端のほうにいくと畑があり、ここの広大な住宅団地が開発される前から住んでおられた方々の家があります。葉タバコの生産も行われていたのか、乾燥用の倉庫なども見ることができます。

そして入浴。・・いつまでたっても今日は暑い夜です。  10時になって、さすがに気温は下がったようです。
 
2010年6月15日。火曜日。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市の今朝は既に雨小雨。昨夜暑いので天気予報を見てみると、昼頃から小雨ということだったのに・・。梅雨ですから仕方がないか・・・。

いつものように,体操メニューをこなし,7時55分に出発。信号で3回止まるも,フツーに流れて10分ほどで到着。

蹴球を見ていたわけではないが,眠い。いつものように机の上の掃除から。そして,Gamowで目を覚まそうとしたが,無理。ついで「水の伝記」というまともな本で,まともでない例(ポリウォーター)を読むと,ますます「ものぐるほしけれ」という感じ。

こういうときは,何をやってもだめかもしれない。

竹内信夫「空海入門」(ちくま新書)。
空海の絶妙な文章が随所にちりばめられており、なかなか読み応えのある本です。今年32冊目。

「無限解析のはじまり」。
素数のところを読んでいるのですが、おもしろくて、先へ急がなければなりませんので、いちいち内容紹介する余裕がありません。
「幾何学の一定理が数論の一問題を生み、それがさらに不定方程式の可解性を問う問題へと展開していきます。」(p.187)
幾何学というのはピタゴラスの定理からきた直角三角形の基本定理です。それと素数との関係から方程式の話に入りました。

p.194からはラグランジュとルジャンドルが出てきます。ラグランジュは解析力学で、ルジャンドルはポリノミナルででてきた人で、今でも名前を聞いただけで、胸がときめきます。
ルジャンドル関数、あるいはルジャンドルの倍多項式というのは、水素原子の波動方程式を解くのに必要で、学生時代のある一夏、熱中したことがあります。

ラグランジュは天体力学のラグランジュ点というのが有名で、SF小説などに出てくることもあるのですが、山内恭彦さんとか原島鮮さんの解析力学の教科書でラグランジュアンというのがしばしば出てきて、悩まされつつもその見事さに驚いたものです。

ガリア戦記を少し。ラテン語と英文を並べて・・。D. Quijote de la Manchaも英文と。


「桜田門外ノ変」。
斉昭の謹慎は解かれ、改革派は勢いを盛り返していた門閥派を押さえることができたが、完全に掌握できない。
水戸の尊皇攘夷思想の祖は会沢正志斎の「新論」であるが、これが生まれる契機となった、大津浜への異国船上陸のことが、紹介される。



今日はガラスで左手人差し指の、爪近くを切った。かなり出血した。私とガラスとのつきあいは長く、十分に慣れているはずであったが、不覚であった。キーボードを打つにも、人差し指の代わりに中指を使う。

11時まで仕事。11時になったので、資料の整理を兼ねて、片づけをしよう。前から書いているように一カ所が片づけば、その歪みがよそに出るのは仕方がない。

officeの物は、夕凪亭へ。夕凪亭を広くしようと思えば、二階へ・・という、ドミノの原理。最近、ホコリ、それも外からのホコリが多いので、机の上を拭くようにしている。そのせいか、ものがあちらへ移動、こちらへ移動というわけで、けっこう不要のものが目立つようになった。多いに廃棄をすすめよう。
2010年6月16日。水曜日。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市の今朝は晴れ。白い雲曇りとあざやかな青空晴れ。ここまでは降って、晴れて・・と交互に変わり過ごしやすい日が続きました。

夕凪亭は南東向きですから、朝から日がよくあたります。少し動くと汗がでるほどです。手の切り傷から、また血がでたらいけないので、朝の運動は遠慮しておこうと思ったのですが、なんとかできました。汗が出たので、シャワーを浴びようかと思ったのですが、時間がない。とりあえず、安物のオーデコロンをかけて出発。

7時55分出発。外はぎらぎら太陽。でも車のエアコンは入れません。できるだけ自然の風を受けて走ります。住宅街ですから、山の上でも、なかなかいい眺望は得られませんが、ほんの短い時間に、沼隈半島の山並みが見えるところがあります。今朝は雨上がりとあって、くっきり見えています。山の上のほうには雲がいくらかかかっています。

沼隈半島はいろいろと歴史のあるところで、資料はかなり集めております。以前からこちらでも時々書いているパラグアイ移住だけではありません。青年団運動の父・ 山本瀧之助も沼隈町です。また、備後地方の浄土真宗の布教の基地となった備後光照寺も沼隈町にあります。さらに、沼隈町は備後イ草の発祥の地でもあるのです。

今日は信号1回停止。10分ほどでofficeへ。すぐにエアコンを入れて、机の上から掃除。昨日は雨で窓を開けていないにもかかわらず、やはり、茶色に黒みのかかったホコリがある。どういうことでしょうか。雨が降っても煤煙が舞っているということでしょうか。

まずは、佐藤賢一さんの「小説フランス革命Ⅴ 王の逃亡」(集英社)から。
タイトルから分かるとおり、ルイ16世と、マリーアントワネットの有名な話です。
この本もですが、やはり日本から見るとヨーロッパは文明国という印象が強いせいか、こういうものもきわめて合理的に書かれていることが多いのです。しかし、ローマ帝国の歴史を読むと、ヨーロッパの中世国家は、ライン、ドナウを越えてやってきた蛮族が作ったものに過ぎないのです。そのように考えると、われわれには想像もつかないような残虐性や国際結婚も納得できます。いろんな試練やキリスト教の影響で文明化してきたわけですが,アメリカを含めて彼らの言っていることのすべてが,人類の普遍的な原理ではありません。蛮族由来の自分勝手な主張だと思えばよろしいでしょう。そして蛮族同士の争いに折り合いをつけるための屁理屈だと思えばよろしい。

次に「無限解析のはじまり」。
Xの2乗+Yの2乗=4n+1の素数
というのがあります。昨日からの続きになるのですが。
よく、考えるなぁ、というのが正直な感想。

そのほか剰余則,代数的になりますが,わたしの興味は薄くなっていきます。

さらに,第3章は複素解析の話に入っていって,素数とはまた別の違ったおもしろさがあります。でも記号の表記が複雑で,とうていここに書き切れません。

次に対数がでてきます。対数は私たちの時代は高校1年で数学Ⅰというので,習いました。指数対数,それに対数方程式です。三角関数は2年の数学ⅡBですが,残念ながら,オイラーの公式とか複素数とか級数展開へとは繋がらなかったようです。

いちおう,諸外国語はノルマ完了。

夕食後,左指が使えませんので,メダカの管理は中止して,夕陽を追いかけて,散歩。7時スタート。残念ながら山に着いたときは,雲の彼方。でも美しい夕焼けが空を染め,刻々と色彩を変えていきました。


本日は暑かったので,一日中エアコンの中。明日も暑くなりそう。
 
2010年6月17日。木曜日。
おはようございます。今日も晴。でも、雲がかかってます。暑くなりそうですね。

夕凪亭は朝から暑いので扇風機をかけて朝の体操。ゴミを出して行く。
最近のメニュー。腹筋10回。腕立て伏せ25回。5キロ鉄アレイ、左右上下各25回。両手水平上げ、前方上げ、後方上げ各5回。2キロ鉄アレイ、適当に振り回す。

8時出発。遠くの山はすでに霞んでいる。この調子だと、午後オキシダント注意報が出るだろう、と思うが出なかった。信号4回も止まる。でも10分ほどで到着。今日もエアコンon。

Gamow、まだ終わらない。

「無限解析のはじまり」。対数のパラドックスのところは,まことにおもしろい。別の本も読んでみたくなったので,「オイラーの贈物」と「数論入門1」(岩波講座)を借りてきた。あまり深入りするつもりはないのだが・・・。

今日は暑さに負けて、諸外国語も読書もすすみませんでした。


夕食後、曇天のもと散歩へ。カメラをもっていても仕方がないと思いつつ、珍しい顔をしたネコでもいないかと思って持って行く。日没直前の夕陽が雲を赤く染めて沈んだ。やはり、何がおこるかわからない。

左手の傷はほぼ完治しましたが、念のため、メダカの採卵は今日もしない。

左手の人差し指、よく見れば傷跡が集中していて、今回も、少し離れた別の所の神経が痛むので不思議に思っている。寒くなったら思いだしたように、痛むのだろう。いやだなあ。


今年33冊目。
鷲田小弥太「まず『書いてみる』生活」(祥伝社新書)。
近くの図書館で、歩いていたらあったので。
2010年6月18日。金曜日。
おはようござます。福山市東部はさきほどから、雨が降り出しました。「小雨」ではありません。かなり降っています。今日からずっと傘マーク。いよいよ本格的な梅雨の気配。

7時50分に出る。さきほどまで降った雨で、沼隈半島の山並みは見えない。この時間は小学生が登校している。10分ほどの間に、3校分の児童たちとすれ違う。

今日は朝から資料作り。連日エアコンを入れて窓を開けないので、机の上のほこりはあまりついていない。

「無限解析のはじまり」。
aと-aの対数が等しくなるというパラドックスをオイラーが対数の無限多価性の概念を使って解消します。(p.308)
これには、まいってしまいます。まさに天才ですね。

今日は金曜日でもあるし、また夕方から激しい雨で散歩もままならず、早い時間から机に向かっております。例によって、開放的な気分になると、すぐに本棚から好きな本を出して、好きなところを読むという、怠惰な生活を送りたくなり、そうしております。

そのせいか、11時にもなっていないので、眠くなりました。あまり早く寝ると、朝が早くなって、眠い一日を送るようになりますので、もう少し起きておきます。

夕凪亭はきれいにかたづいておりますので、雨のお天気とは裏腹に快適です。左手の傷は、その後開くこともなく徐々に回復に向かっております。ただ、切り口から遠い人差し指の別のところが時々、チクリ、チクリとするのが気持ち悪いです。こういうのは湿度のせいかも知れませんね。
 
2010年6月19日。土曜日。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市は晴れました。たくさん雨が降りました。でも、山の上なのに、川も小川もないので、雨が止むとそれっきりです。

その後も雨もなく、梅雨特有の蒸し暑い一日でした。

因島へ。今日は代車だったのでETCが使えずいつもの倍の値段でした。
連日の雨のおかげで、池の水は一巡し、きれいになっていました。いつもは、アオコで底が見えないのですが、透明になると鯉さんたちは喜んで浮いてきます。錦鯉には、飼育本には雨水は禁じ手となっておりますが、川のない因島では、雨水に頼らざるを得ないのです。潮風のもと、塩分を含んだ酸性雨ではないかと、思っております。

帰りは向島で降りて、島内道路を走る。時間があれば、東回りを半周してみたいところです。

そして、尾道バイパス、松永・赤坂バイパス、2号線を帰る。鹿島橋手前でクーラーを入れる。

夕方、東のほうに住む欠食児童へ救援物資を宅急便で送りに行く。帰りに、スーパードライ500mLを1本買う。

久し振りに家での焼き肉。カセットコンロを出す。軽くなったカセットボンベがたくさんある。子どもがいたときは威力が衰えたら新しいのに変えていたので、残っているのだ。軽い順に並べて、消化していく。

日没から、1時間散歩。

高瀬正仁「無限解析のはじまり わたしのオイラー」(ちくま学芸文庫)。やっと終わった。今年34冊目。
最期は複素解析の話になります。主としてライプニッツとベルヌーイの論争に関するオイラーの止揚が語られます。そしてオイラーの原論文の翻訳が添えられます。
それにしても,オイラーの仕事の幅広さ,独創性に何度も感嘆したものです。もう少しオイラー関係のものを読んでみたくなりました。
参考文献(p.422)の書名だけ写しておきましょう。「数の理論」「数の理論のエッセイ」「オイラーの無限解析」「無限解析序説」「オイラーの解析幾何」「ガウス正数論」「アリトメチカ研究」「近世数学史談」「数論 歴史からのアプローチ」。
それからダートマス大学の「オイラーアーカイブ」。これはオイラーをウィキペデァアで開き,外部リンクを見てください。
ちくま学芸文庫のM&Sシリーズというのですか,なかなかいい本があります。今後に多いに期待したいところです。

ギボン著,朱牟田夏雄訳「ローマ帝国衰亡史 Ⅵ」(筑摩書房)。今年35冊目。
第39章は前回,38章が終わったときに書いたように,ギボンの著作としては「続ローマ帝国衰亡史」ともいうべきものの始まりの章である。その正編ともいうべき部分は西ローマ帝国の終焉をもって終わっていたわけで,続く続編には当然東ローマ帝国の話になるわけであるが,ここでは西ローマ帝国の末期が繰り返される。そして最期は,「哲学の慰め」で有名な詩人哲学者ボエティウスの死をもって終わる。
なお,訳者の朱牟田氏は,本巻をほぼ訳し終えたところで,ご逝去され,最期の調整は,故・中野好夫氏のご令息好之氏が担当され,以下の翻訳もされるということが後書きに記されている。
2010年6月20日。日曜日。
おはようございます。今朝の福山市は曇り。既に25℃。今日も暑くなりそうですね。梅の実が珍しく13個ほど稔っているので、収穫予定。

梅を収穫前に記録しておこうとデジカメもって下から見ると、意外や意外、20個もありました。知人からのリクエストがあったので、明日もっていきます。

まず、フランス語。
少し語学の学習方針を変えようと思います。ここまでの態勢はロシア語を毎日やらないとキリル文字を忘れるので、ということでの編成でした。最近、フランス語の力がUPしていないのに気づいたので、少しフランス語に集中してみたいと思います。

なぜフランス語か? というと、英語は別格として古典作品の原文がweb上にたくさんあるからです。

Lisa Randall、”Warped Passages”は、25章のConclusionだけしか終わっていないのですが、楽しい書物です。特に最先端のstring theoryの躍動感が伝わってきます。

「桜田門外ノ変」。少しずつ水戸藩の情勢がわかってきます。関鉄之介の逃亡潜伏について吉村さんが書かれていたエッセーを読んだことがあり、井伊大老暗殺の首謀者だったように記憶しているので、彼がこの小説の主人公だろう。

DVDで「武器よさらば」を見ている。何度も見る。キャサリンが雨が嫌い、雨に打たれて死ぬような気がする、というシーンがある。そして最期の雨の降る日に死ぬ。ラストの映画のほうは少し原作と違いますが、これは仕方がないですね。Penguinも全ては読んでないので、暇を見て時々読みたいと思う。

とはいうものの、これから数日、読書は「王の逃亡」「桜田門外ノ変」、そして谷沢永一「読書人の立場」(桜風社)の3冊に集中したい。
 
2010年6月21日。月曜日。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市は曇り曇っていて今にも降りそうです。蛾が発生して、朝からスズメがたくさん来ております。

月曜日。少し眠いが,いつものように体操をして8時に出発。今日はフランス語のCDを聞きながら出勤。

曇り空のせいか,沼隈半島は薄い雲におおわれてぼんやり。

信号では止まるものの,あまり待つこともなく流れる。

まずはGamowから。そしてフランス語。参考書の本文を読む。CDを聞く。単語を覚える。

読書は例の3冊を中心に。

夕方1時間ほど散歩。調子はいいです。

でも、テンション下がってる感じです。
2010年6月22日。火曜日。
山羊座おはようございます。今朝は晴天晴れ。すだれを降ろしてカーテン閉めて・・・。昨夜のにわか雨で空気もきれいです。

出発前にフランス語CD。そして朝の体操。

7時55分に出発。車の中でもフランス語のCD。信号は3つ。少しで通過。8時5分には到着。

まずはGamow。4頁ほど。そして再びフランス語。やたらと細かい規則が多くて、やってもやっても身につかない感じ。

いろいろとフランス語。

夕方、夕食後1時間歩く。(最近の日課)。かなり疲れる。でも、夏至を過ぎたので、楽しい時間がだんだんと暗くなってくるのか。残念。

夜も、フランス語を少し。翻訳と対訳にして・・。

夜になって雨が降り出した。昨夜はすぐに止んだが、今夜は長い。夜の間にしっかり降ってくれるのがいい。メダカや鯉のためにも、そして植木のためにも。
 
2010年6月23日。水曜日。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今朝の福山市東部は曇り曇り。完全な曇り。紫陽花とドクダミが仲良く棲み分けて咲いています。ドクダミはしつこい草ですが、花はきれいですチューリップ

例のストレッチとかをすると汗が出る。もっと早起きして、散歩してシャワー浴びていけばいいのだろうが、そういう余裕がない。血圧が高くなくて、朝起きられないだけかもしれないが・・。

8時に出発。10分ほどで、officeへ。すぎにGamowを4頁ほど読む。それからフランス語の参考書。単語を中心に。そしてCamus の Le Mythe。1時間半ほど集中してやったら疲れた。

少し別のことをして(単なる読書です)、またまたフランス語。やっていることは、同じです。訳文と本文をどんどん読んでいくというパターンです。

80円のヌマエビを5尾買って、夕凪亭前の池に放流。エビというのは岩場のようなところを歩くだけかと思っていたのですが、けっこう泳ぐ速さも速いですね。

夕食後、例の如く1時間散歩。1時間も歩くと、身体が軽くなったような気持ちになります。体調良好です。
 
 
2010年6月24日。木曜日。
ブタ おはようございます。福山市は晴晴れです。今日は昨日以上に暑くなりそうですたらーっ(汗)。 クチナシの花が咲きはじめました。毎年、下界より少し遅いのです。日当たりせいです。

今日はほとんど書いてないですね。

いつものように8時にゴミを出して窓を開けて出勤。10分ほどで着いて、すぐにGamowを少し。それからフランス語。午後はPoincareの科学と仮説を探すと出てきたので、岩波文庫と並べて読む。理系のものも少しは読まなければ! と。

車の点検修理が終わったので取りに行く。やはり愛車がいい。まもなく10万キロ。そろそろタイミングベルトの交換。買い換えの時期ではあるが、次回は小型にする。もう少しベニヤ板を運ぶ必用があり、ストリームのままがいいように思う。調子もいいし。燃費は悪いが。

夕食後、メダカの管理。植木の剪定。ヤブカンゾウが咲いていた。今年はかなりある。百合の蕾も膨らんでいる。

1時間ほど散歩。久し振りに美しい夕空。朱に染まった雲が田圃に写っていた。そろそろ写真をPCに移動させなければ・・・。

岩波文庫のパスカル科学論文集の原文発見。諦めていたのを再度探して発見。また、パスカルのパンセ、世界の名著、河出・世界の大思想に対応の原文が出てこなくて、こちらもあきらめていたのだが、本日やっと発見。でも、文章は難しかった。

・・・こんな調子で、翻訳を見ながら、フランス語の原文を読んでおります。

昨日、二階から、フランス文学・哲学などの翻訳書を二階から下ろしてきたら、机の上がいっぱいになったので、本棚の配置換えをしないといけないと思いつつ、積んだままになっている。
 
2010年6月25日。金曜日。
おはようございます。今日は曇り。気温は23℃で、珍しく低いようです。クチナシに続いてヤブカンゾウのオレンジ色の花が咲き始めました。場所が移動しています。増えたのかな?

ヤブカンゾウは一日しかもたない花です。でも、夕凪亭の窓のすぐそばに、梅の隣りに見えるから、重宝しています。今年も咲いたか、と喜んでいます。

クチナシは玄関のほうにあるので、夕凪亭からも桔梗の間からも見えません。花を摘んできて、食卓に活けても二日ほどで褐色に変わります。でも、あの甘酸っぱい匂いが、部屋の中に充満するのはいいものです。

今日もいつものように8時に出勤。久し振りの机の上をクリーナーを掛けて拭く。

いつものようにGamowからはじめてフランス語。単語を覚える。

それから、訳文をたよりに原文を読む。

今日はDescartes の省察。これは青空文庫の三木清訳と並べて。
Maupasant の La Pauure 。これも青空文庫にあった訳文と並べて。Pauureというのは首飾りのことです。高慢ちきな、子役人の妻が、知人から借りた首飾りを夜会で亡くし、必死で働きお金を貯めて返すという話で、Maupassantの傑作中の傑作です。

久し振りに図書館に寄って帰る。

夜になった。今日は雨が降っているので散歩はお休み。
 
2010年6月26日。土曜日。
猫おはようございます。昨夜は、よく降っていました。外は明るく、止んだと思っていたら小雨。そして、また晴れ間。今日のお天気は予想ができません。遠くまで散歩にいくと、降られるかもしれない。   みなさん、よい一日を!

ヤブカンゾウがまた咲いたチューリップ

午前中、しまなみ走って、因島へ。3時頃帰ってきました。雨に汚れたので屋根のないところに出しておいて、雨水で汚れを流せたらいいと思っています。

雨は降ったり止んだりで、散歩にはまだ無理ですね。


結局、午後こちらに戻ってからずっと雨は降っていた。途中強くなったり、弱くなったりしながら。

仕方がないので夕食。今日は焼き肉。スーパドライ500MLビール。エバラ焼き肉のたれ甘口。

雨が止んだら歩くぞと、休憩していたら、いつのまにかうとうと。まだ降っている。諦めて風呂へ。

風呂上がりに扇風機だけでは効果が少ないようなので、今年はじめてエアコンを入れる。

冷暖両用だけれど暖房は使わない。暖房は、石油ファンヒーターで済ます。そのうち年をとって物忘れがひどくなり、危ないということになれば、エアコン暖房に切り替えるかもしれないが、今のところその予定はない。

それにしても、このエアコンはなかなか調子がいい。夕凪亭閑話のかなり前のところにかいてあるように、施工業者さんが、使えますよ、きちんガスを室外機に集めて、取り外していますから大丈夫ですと、言ってくださったもの。電気店に言えば、引っ越しのときと同じように取り付けてくれますよ、ということであったが、いや自分でつけるんです、と言って、夕凪亭の施工中だったので、専用コンセントと壁に穴だけあけておいていただき、自分でつけた。排水は風瀟庵のエアコン(こちらは桔梗さんが買ってきて、つけてよ、と言われて自分でつけた一号機)の配水管と合流させて、かなり長く塩ビ管を伸ばして、メダカ池に流れ込むようにしてある。

エアコンの水を庭の植木の散水などに使用したいと思っている人に一言。電気店の方は故障するのでいけないとおっしゃいます。

配水管の先にホースをつないで、バケツに注いだりするとき、一カ所でも「水が停留」するところがあるといけないのです。それを押す圧力は排水管の水にはないのです。同様にホースや、配水管の先端が水面下になっていてもいけないのです。以上のことに気をつければ、可能です。
2010年6月27日。日曜日。曇り時々雨。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。昨日はよく降りました霧。今は晴れています晴れが雲曇りも多いようです。不安定な気候ですからいつ降ってもおかしくはないですね。これから散歩走る人に行ってきます。

やはり、途中で降り出した。小粒なれど、どう変わるかわからない。引き返すことにした。すぐに止む。もう少し行くべきかと思っているとまた降り出す。こんなことを何度か繰り返しながら家路を急いだ。百メーターほど手間で小粒が中粒に。やはり正解だった。家に入るとさらに大粒に。結局40分ほど歩いたということか。

クーラーを入れて涼をとる。

昼間はどうしょうもなく蒸し暑かったので、昨夜に続いてエアコンをいれて、じっとがまんする。散歩したいけれど、外は暑い。ということでいろいろ。そのうちの一つがPCラックごと回転。うまくいったので、バックアップ用のPCを動かして、最近のものをコピーしておく。

夕食後、庭に出て植木に肥料をやったり、メダカの卵を採卵したり、スイレンの株分けをしていると大粒の雨。しばらく降ったので散歩を諦めて風呂へ。

風呂上がりは、二階へ上がって、こちらもエアコンを入れて少し部屋を乾燥させる。こういうことは必用なのだ。

その後、雨が止んで満月が・・。満月の下を雲が速い速度で移動する。

また、降るのかもしれない。
 
2010年6月28日。月曜日。晴れ時々曇り。夜雨。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今朝の福山市は快晴だったのに、既に曇ってきた曇り。今日のお天気は予想できないですね。南天の花が散って、メダカの卵と紛らわしい。

南天の木がちょうど池の上にあるので,花が散って,小さな粒が池に浮いています。一部は藻にからみついて,メダカの卵と一緒になっています。

南天の赤い実をならすためには,今剪るのはよくないので,そのままにしておこう。

ヤブカンゾウは順次咲いていっては,しぼむ。独特のオレンジ色は,少し離れて見るときれいですね。

今日は暑い。朝から汗。でも車にはエアコンは入れない。少し遅れて8時15分に着。まずは,Gamow。

窓の外は見事な青空が広がっています。白い雲がまぶしい。

いろいろ仕事したりしていたら、フランス語が進んでいないのに気がついた。慌てて、単語を覚える。覚えては忘れ、忘れては覚える。高校生のときを思い出す。その頃よりははるかに能率は悪いが、期限がないだけ楽しくやれる。焦る必用はない。

そろそろ終わらないといけないので、久し振りに「王の逃亡」。脱出行。寸出のところて足止めをくらう。さてどうなることやら。

夕食後散歩しようと待っていても、雨は激しくなるばかり。今日も諦めて風呂に入る。

入浴後、二階へ。昨日に続いてクーラーを入れて。しばらく湿度が高い日が続いたので窓を開けたくなくてあまり上がらなかったら、だんだんと足の踏み場がなくなったので、エアコンを入れて湿気を取るとともに、少しずつ本の整理。雑誌を高いところへ上げ、空いたところへ単行本を、とにかく詰める。そして後日、同系統のものを並べる。このように本は常に動かしておくと、意外な本や気になっていた本が出てくるのでよい。・・少しだけかたづけて降りる。

夕凪亭に降りると、外はすっかり暗くなっている。雷は遠ざかったようであるが、雨はまだ降っている。もう、今夜の散歩は無理か・・・。

朝起きて歩くのがいいと思う。しかし、最近血圧が低いせいか(薬を飲んでいる)、朝が起きられない。10時頃寝ればいいかもしれない。

23時近くになっても、まだ雨が降っている。でも雲間に月明かりが・・。それに眠くなった。よし今すぐ寝て、明日5時頃眼が覚めて、なおかつ晴れていたら、散歩することにしよう。
2010年6月29日。火曜日。晴れ。
犬おはようございます。今朝の福山市は曇り曇り。5時に起きて、雨がかろうじて止んでいたので、雲行きをながめながら1時間歩いてきました走る人。何とか雨にあわずに帰れた。明るくなったり、雲に覆われたりで、今日のお天気も微妙ですね。

朝ご飯ができるまで、汗をかいたままで庭のメダカの卵をとっていると、蚊が次々に襲ってくる。蚊防止のグッヅを出すのもめんどうなので、そのまま続ける。ヤゴが3匹も。一番上の、メダカを入れていない、水生植物用の小さな池に移す。

うぅっ! うおの目発見! へんだと思っていたんだ。 やはり魚の目だった。 うおのめたこにイボコロリ、というのがあった。いまでもあるのだろう。コロジオンで皮膚を溶かして(?)剥がしていく。あれでいいんだろう。

いつものようにストレッチしてシャワーをあびてから出勤。8時前に出たので、やはり道路は快適。小学生は整然と、左端を集団登校。ランドセルは暑いのではなかろうか。いつまであんなものを着用させるのだろうか?


鍵を開けてまずエアコン。そしてGamow。既にして眠い。

今日は一日中眠かった。おまけに腰が痛い。いつひねったのだろうか。おまけにうおの目。これはハサミで少し切り取ると随分楽になった。芯が残っていたら、いずれ再発。

フランス語はほんのご愛敬程度で進まず。夜も、忙しいので、すすみそうもない。

唯一の本日の成果は「王の逃亡」を終わったこと。
今年36冊目。
佐藤賢一「王の逃亡 小説フランス革命Ⅴ」(集英社)。

夕食後30分ほど散歩。二階に少し。眠くなったので降りる。
今日は昨日ほどではないが、エアコンを入れて湿気を除く。
 
2010年6月30日。晴時々曇り。
おはようございます。今朝も福山市は曇り。今日も蒸し暑くなるのだろうか? 今日で6月は終わりですね。

やはり,朝からムシムシ。鉄亜鈴を振りまわすと,汗がたらたら。出かける前にあわててシャワーを。8時10分を過ぎていたので,春日池コースを通る。意外とすいている。春日通りに出ると信号でやたらと止まる。最終的には10分かかっていないので,こちらのほうがやや速いようだ。

まずはGamow。もうちょっと。がんばれ!

Gamowは終わらないが、谷沢永一「読書人の立場」(桜風社)を終えた。
今年37冊目。

これは1977年のものであるが、なかなか面白い。一つだけ、気になったところう記しておきたい。鈴木敏夫という人の本からの引用ではあるが・・。
「世界の名著の第一回配本『ニーチェ』が二十六万部を売り切り、しかも読者層に中学生高校生が多かったというので話題になった」ということである。
この文章を疑うわけではないが、前半の事実と後半の事実は直接繋がらない。すなわち、26万の中学生高校生が買ったわけではない。

なぜこんな文章を引用したかというと、この高校生に私も入っていたのだが、そのようなことが話題になっていたということなど、全く知らなかったので、ここを読んでにわかに、あの時代にタイムスリップ。
 
 
 
 
今年28冊目。
奈良貴史「ネアンデルタール人類のなぞ」(岩波ジュニア新書)。
今年29冊目。
岩田義一「偉大な数学者たち」(ちくま学芸文庫)。
今年30冊目。
吉村昭「長英逃亡」(岩波書店)。
今年31冊目。
末本文美士「日本宗教史」(岩波新書)。
今年32冊目。
竹内信夫「空海入門」(ちくま新書)。
今年33冊目。
鷲田小弥太「まず『書いてみる』生活」(祥伝社新書)。 
今年34冊目。
高瀬正仁「無限解析のはじまり わたしのオイラー」(ちくま学芸文庫)。
今年35冊目。
ギボン著,朱牟田夏雄訳「ローマ帝国衰亡史 Ⅵ」(筑摩書房)。
今年36冊目。
佐藤賢一「王の逃亡 小説フランス革命Ⅴ」(集英社)。
今年37冊目。 
谷沢永一「読書人の立場」(桜風社)。