2016年2月29日月曜日

因島土生町 浅間神社

はぶみち 
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導母《どうぼ》の杖《じょう》

 武蔵はふかく眠った。
 今、彼の眠っている小さい祠《ほこら》の廂《ひさし》には、浅間《せんげん》神社という額が見える。
 そこは高原の一部から、瘤《こぶ》のように盛り上がっている岩山の上で、この塩尻峠では、さし当って、ここより高い所は見当らない。

2016年2月26日金曜日

因島重井町 川本家墓地

しげいみち   善興寺
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東京ディズニーランド

千葉県のみち
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2015.5.23.

2015.5.23.



千葉県のみち

ネムノキ2013.6.23.笠岡市篠坂



触ると猫の毛のような感じです。





 倚《よ》り合っている二本の喬木の下に腰をおろして、
「なんの樹だろ?」
 城太郎がいう。
 お通も、眸を上げながら、
「合歓《ねむ》の樹です」
 と教える。そして、
「わたしや武蔵様が、まだ幼い時分によく遊んだことのある、七宝寺というお寺の庭にも、この樹がありましたっけ。六月ごろになると、糸のような淡紅色《ときいろ》の花が咲いてね、夕月が出るころになると、あの葉がみんな重なり合って眠ってしまう」
「だから、ねむ[#「ねむ」に傍点]の木というのかしら」
「でも、文字で書くと、眠《ねむる》という字は書きません、合《あ》い歓《よろこ》ぶと書いて、合歓《ねむ》と訓《よ》むんですの」
「どうしてだろ?」
「どうしてでしょうね。きっと誰かが拵《こしら》えた当字《あてじ》でしょう。……だけど、この二本の樹の姿を見ると、そんな名がなくても、いかにも歓び合っているといったような姿じゃありませんか」
「樹なんか、歓ぶも悲しむも、あるもんか」
「いいえ城太さん、樹にも心があるんです。よく御覧、この山の樹々のうちにも、よく見ると、独り楽しんでいる樹もあるし、独り傷《いた》ましそうに嘆いている樹もある。また城太さんのように、歌を謡《うた》っているのもあれば、大勢して、世を怒っている樹の群れもあるでしょう。石でさえ、聞く人が聞けば物をいっているというくらいですもの、なんで樹にもこの世の生活がないといえましょう」

「そういわれてみると、そんな風にも見えてくるなあ。——するとこの合歓《ねむ》の木なんか、どう思っているんだろう」

吉川英治「宮本武蔵 風の巻」「連理の枝」

植物誌 (植物誌・旧

2016年2月25日木曜日

浜名湖

静岡県のみち
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2016.2.24.


2016.2.24.


2016.2.24.



富士市 富士川

静岡県のみち
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2016.2.24.


2016.2.24.


野菊の墓文学碑

千葉県のみち

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2016.2.24.




2016.2.24.


2016.2.24.


2016.2.24.


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2016年2月24日水曜日

因島 白滝山 番外寺前寄附石碑

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一金五拾圓 白滝山十代目 村上福次郎 妻かね
和  當時成表彰記念

因島 白滝山 西国三十三番札所

白滝山リンク集



2014.12.13.尾道市因島重井町。白滝山山頂広場。西国三十三番札所。東、南面。後方は釈迦三尊像、釈迦十大弟子等。
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図は、因島白滝保勝会、(社)因島観光協会2013.1.作成のパンプレットの部分。(一部修正)。
三十三観音が33体ある。小仏像が2体。三十三観音を1ー33とする。
北側の2つの寄附碑の間から、外周の石像を半時計回りにG1,G2・・・G21とする。
22は内円と外円の間で東側にあるので、これをH22とする。内円はH22の真後ろではなくその右(北側)をI23として反時計回りに、I32までとする。I32は H22の真後ろでI23の南側になる。中央の1体がI33である。小仏像をJ34,J35とする。




 
 
 



I23「三十二番 柏原福市」




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