第41番 龍光寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
この神は 三国流布の 密教を 守り給はん 誓いとぞ聞く
第42番 仏木寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
草も木も 仏になれる 仏木寺 なを頼もしき 鬼畜人天
第43番 明石寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
聞くならく 千手の誓ひ 不思議には 大盤石も 軽くあげ石
第44番 大寶寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
今の世は 大悲のめぐみ 菅生山 ついには弥陀の 誓いをぞまつ
第45番 岩屋寺 (不動明王)なうまく さんまんだばざらだん せんだまかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん
大聖(だいしょう)の 祈る力の げに岩屋 石の中にも 極楽ぞある
第46番 浄瑠璃寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
極楽の 浄瑠璃世界 たくらへば 受くる苦楽は 報いならまし
第47番 八坂寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
花を見て 歌読む人は 八坂寺 三仏じょうの 縁とこそ聞け
第48番 西林寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
弥陀仏の 世界を訪ね 行きたくば 西の林の 寺に詣れよ
第49番 浄土寺 (釈迦如来)のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
十悪の 我身を棄てず そのままに 浄土の寺へ まいりこそすれ
第50番 繁多寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれと 望み祈れよ
第51番 石手寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
西方を よそとは見まじ 安養の 寺に詣りて 受くる十楽
第52番 太山寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
太山に 登れば汗の 出でけれど 後の世思えば 何の苦もなし
第53番 円明寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
来迎の 弥陀の光の 圓明寺 照りそう影は 夜な夜なの月
第54番 延命寺 (不動明王)のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
くもりなき 鏡の縁と ながむれば 残さず影を うつすものかな
第55番 南光坊 (大通智勝如来)なむ だいつうちしょう ぶつ
このところ 三島に夢の さめぬれば 別宮とても おなじ垂迹
第56番 泰山寺 (地蔵菩薩)おん かかかび さんまえい そわか
みな人の 詣りてやがて 泰山寺 来世の引導 たのみ置きつつ
第57番 栄福寺 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
この世には 弓矢を守る 八幡なり 来世は人を 救う弥陀仏
第58番 仙遊寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
立ち寄りて 佐礼の堂に 休みつつ 六字を唱え 経を読むべし
第59番 国分寺 (薬師瑠璃光如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
守護のため 建ててあがむる 国分寺 いよいよ恵む 薬師なりけり
第60番 横峰寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
縦横に 峰や山辺に 寺建てて あまねく人を 救うものかな
第61番 香園寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
後の世を 思へば詣れ 香園寺 止めて止まらぬ 白瀧の水
第62番 宝寿寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
さみだれの あとに出でたる 玉の井は 白坪なるや 一の宮川
第63番 吉祥寺 (毘沙門天)おん べいしらまんだや そわか
身のうちの 悪しき悲報を 打ち捨てて みな吉祥を 望み祈れよ
第64番 前神寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
前は神 後は仏 極楽の よろずの罪を くだくいしづち
第65番 三角寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
おそろしや 三つの角にも 入るならば 心をまろく 慈悲を念ぜよ
第66番 雲辺寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
はるばると 雲のほとりの 寺にきて つきひを今は ふもとにぞ見る
第67番 大興寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
うえおきし 小松尾寺を ながむれば 法の教えの 風ぞ吹きける
第68番 神恵院 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
笛の音も 松吹く風も 琴弾きも 歌うも舞うも 法のこえごえ
第69番 観音寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
観音の 大悲の力 強ければ 重き罪をも 引き上げてたべ
第70番 本山寺 (馬頭観世音)おん あみりとう どはんば うん ぱった そわか
もとやまに 誰が植えける 花なれや 春こそたおれ 手向けにぞなる
第71番 弥谷寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
悪人と 行き連れなんも 弥谷寺 只かりそめも 良き友ぞよき
第72番 曼荼羅寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
わずかにも 曼荼羅おがむ 人はただ ふたたびみたび 帰らざらまし
第73番 出釈迦寺 (釈迦如来)のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
迷ひぬる 六道衆生 救はんと 尊き山に いづる釈迦寺
第74番 甲山寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
十二神 味方に持てる 戦には おのれと心 甲山かな
第75番 善通寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
我住まば よも消えはてじ 善通寺 深き誓ひの 法のともしび
第76番 金倉寺(こんぞうじ) (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
まことにも 神仏僧を 開くれば 真言加持の 不思議なりけり
第77番 道隆寺(どうりゅうじ) (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
ねがいをば 仏道隆に 入りはてて 菩提の月を 見まくほしさに
第78番 郷照寺 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
踊りはね 念仏唱う 道場寺 ひょうしをそろえ 鐘を打つなり
第79番 天皇寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
十楽の 浮世の中を たづぬべし 天皇さへも さすらひぞある
第80番 国分寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
国を分け 野山をしのぎ 寺々に 詣れる人を 助けましませ
第81番 白峯寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
霜さむく 露白妙の 寺のうち 御名を称ふる 法の声々
第82番 根香寺(ねごろじ) (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
よひのまの たへふる霜の 消えぬれば あとこそかねの 勤行の声
第83番 一宮寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
讃岐一 宮の御前に 仰ぎ来て 神の心を 誰かしらいふ
第84番 屋島寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
梓弓 屋島の宮に 詣でつつ 祈りをかけて 勇むもののふ
第85番 八栗寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
煩悩を 胸の智火にて やくりをば 修行者ならで 誰か知るべき
第86番 志度寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
いざさらば 今宵はここに しどの寺 祈りの声を 耳に触れつつ
第87番 長尾寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
あしびきの 山鳥の尾の 長尾寺 秋の夜すがら 御名を唱えて
第88番 大窪寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
南無薬師 諸病なかれと 願いつつ 詣(まい)れる人は おおくぼの寺
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第41番 龍光寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
この神は 三国流布の 密教を 守り給はん 誓いとぞ聞く
第42番 仏木寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
草も木も 仏になれる 仏木寺 なを頼もしき 鬼畜人天
第43番 明石寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
聞くならく 千手の誓ひ 不思議には 大盤石も 軽くあげ石
第44番 大寶寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
今の世は 大悲のめぐみ 菅生山 ついには弥陀の 誓いをぞまつ
第45番 岩屋寺 (不動明王)なうまく さんまんだばざらだん せんだまかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん
大聖(だいしょう)の 祈る力の げに岩屋 石の中にも 極楽ぞある
第46番 浄瑠璃寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
極楽の 浄瑠璃世界 たくらへば 受くる苦楽は 報いならまし
第47番 八坂寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
花を見て 歌読む人は 八坂寺 三仏じょうの 縁とこそ聞け
第48番 西林寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
弥陀仏の 世界を訪ね 行きたくば 西の林の 寺に詣れよ
第49番 浄土寺 (釈迦如来)のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
十悪の 我身を棄てず そのままに 浄土の寺へ まいりこそすれ
第50番 繁多寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
よろずこそ 繁多なりとも 怠らず 諸病なかれと 望み祈れよ
第51番 石手寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
西方を よそとは見まじ 安養の 寺に詣りて 受くる十楽
第52番 太山寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
太山に 登れば汗の 出でけれど 後の世思えば 何の苦もなし
第53番 円明寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
来迎の 弥陀の光の 圓明寺 照りそう影は 夜な夜なの月
第54番 延命寺 (不動明王)のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
くもりなき 鏡の縁と ながむれば 残さず影を うつすものかな
第55番 南光坊 (大通智勝如来)なむ だいつうちしょう ぶつ
このところ 三島に夢の さめぬれば 別宮とても おなじ垂迹
第56番 泰山寺 (地蔵菩薩)おん かかかび さんまえい そわか
みな人の 詣りてやがて 泰山寺 来世の引導 たのみ置きつつ
第57番 栄福寺 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
この世には 弓矢を守る 八幡なり 来世は人を 救う弥陀仏
第58番 仙遊寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
立ち寄りて 佐礼の堂に 休みつつ 六字を唱え 経を読むべし
第59番 国分寺 (薬師瑠璃光如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
守護のため 建ててあがむる 国分寺 いよいよ恵む 薬師なりけり
2015.10.7. 重楽寺内。
縦横に 峰や山辺に 寺建てて あまねく人を 救うものかな
第61番 香園寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
後の世を 思へば詣れ 香園寺 止めて止まらぬ 白瀧の水
第62番 宝寿寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
さみだれの あとに出でたる 玉の井は 白坪なるや 一の宮川
宇立公民館敷地に隣接
*****地図******
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2015.10.7.
第63番 吉祥寺 (毘沙門天)おん べいしらまんだや そわか
身のうちの 悪しき悲報を 打ち捨てて みな吉祥を 望み祈れよ
*****地図*****
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2015.10.7.
第64番 前神寺 (阿弥陀如来)おん あみりたていぜい から うん
前は神 後は仏 極楽の よろずの罪を くだくいしづち
第65番 三角寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
おそろしや 三つの角にも 入るならば 心をまろく 慈悲を念ぜよ
第66番 雲辺寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
はるばると 雲のほとりの 寺にきて つきひを今は ふもとにぞ見る
第67番 大興寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
うえおきし 小松尾寺を ながむれば 法の教えの 風ぞ吹きける
第68番 神恵院 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
笛の音も 松吹く風も 琴弾きも 歌うも舞うも 法のこえごえ
第69番 観音寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
第70番 本山寺 (馬頭観世音)おん あみりとう どはんば うん ぱった そわか
もとやまに 誰が植えける 花なれや 春こそたおれ 手向けにぞなる
第71番 弥谷寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
悪人と 行き連れなんも 弥谷寺 只かりそめも 良き友ぞよき
第72番 曼荼羅寺 (大日如来)おん あびらうんけん ばざらだどばん
わずかにも 曼荼羅おがむ 人はただ ふたたびみたび 帰らざらまし
第73番 出釈迦寺 (釈迦如来)のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
迷ひぬる 六道衆生 救はんと 尊き山に いづる釈迦寺
第74番 甲山寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
十二神 味方に持てる 戦には おのれと心 甲山かな
第75番 善通寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
我住まば よも消えはてじ 善通寺 深き誓ひの 法のともしび
第76番 金倉寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
まことにも 神仏僧を 開くれば 真言加持の 不思議なりけり
第77番 道隆寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
ねがいをば 仏道隆に 入りはてて 菩提の月を 見まくほしさに
第78番 郷照寺 (阿弥陀如来)おん あみりた ていせい からうん
踊りはね 念仏唱う 道場寺 ひょうしをそろえ 鐘を打つなり
第79番 天皇寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
十楽の 浮世の中を たづぬべし 天皇さへも さすらひぞある
亀森八幡神社の境内にあります。
第80番 国分寺(厳島神社内) (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
国を分け 野山をしのぎ 寺々に 詣れる人を 助けましませ
*****地図*****
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2015.10.3.
第81番 白峯寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
霜さむく 露白妙の 寺のうち 御名を称ふる 法の声々
第82番 根香寺 (千手観音菩薩)おん ばざらたらま きりく
よひのまの たへふる霜の 消えぬれば あとこそかねの 勤行の声
第83番 一宮寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
讃岐一 宮の御前に 仰ぎ来て 神の心を 誰かしらいふ
第84番 屋島寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
梓弓 屋島の宮に 詣でつつ 祈りをかけて 勇むもののふ
第85番 八栗寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
煩悩を 胸の智火にて やくりをば 修行者ならで 誰か知るべき
第86番 志度寺 (十一面観音菩薩)おん まか きゃろにきゃ そわか
いざさらば 今宵はここに しどの寺 祈りの声を 耳に触れつつ
第87番 長尾寺 (聖観世音菩薩)おん あろりきゃ そわか
あしびきの 山鳥の尾の 長尾寺 秋の夜すがら 御名を唱えて
志度寺は苦労した。大元神社の西側の山中にもあった。しかし、そこから大元神社の方へ行く道がない。下に降りて畑の南側の道を巨岩入り口の方へ向かう。
一方、10番切幡寺のあるお寺(西堤寺)の下に移したと書いてある。しかし駐車場の周辺を探してもない。一軒南の家の南に道がある。そこを東へ行くとある。
第88番 大窪寺 (薬師如来)おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
南無薬師 諸病なかれと 願いつつ 詣れる人は おおくぼの寺
ここは面白い。大元神社の入り口である。しまなみ海道、尾道大橋(旧道)と平行に走っている。大元神社へは車をここへ止めて上がる。旋回用の駐車禁止のところがある。そこでナビは到着を示す。しかし付近にはそれらしきものはない。大元神社の方へ探しに登る人がる。・・ますます遠ざかるのみだ。旋回場のところで北を見る。浄土寺が見えている。目の前にトイレの建物のような屋根が見えう。北へ降りてみたらあった・・。これでは初めての人はわからない。
参考