2015.3.4.
本殿。
基本財産
一、金千圓 大阪鐡工所 久保田権四郎
山門建立之碑
天地如此大矣古今如此久矣而其人格白皙精悍而事業
赫赫不暦滅者其唯久保田権四郎翁之事歟今慈當亡父
五拾回忌建立山門壹宇致以善追孝之誠矣仏日孝順至
道法也蓋翁之謂也其功徳刀克護家門而開甘露内洵足
以為後人模範矣山僧復矣疑依慈鏤碑記所期以諱誌
維時昭和十二年四月菩提之日
當山二十三世笹山善見謹撰并書
(裏面)
功徳主 大阪市 参男初代久保田権四郎
四代
大出岩太郎
檀家総代世話人
貳男五代大出茂平
新築費都計金参阡五百圓也
平成二十七年十二月吉日
御調郡教育会 編、御調郡誌(大正14)p.471に以下のようにある。曹洞宗(大濱村)大海山と號す。大永七年田中右近再建寛永二年重造と云ふ。大永七丁亥年 奉上棟再建禅宗見性寺一字 天長地久國家安全如意攸 八月吉日 願主住持 大室叟田中右近 大工 藤原又四郎
見性(けんしょう)
内なる自己の本性を見ることによって悟りを開くという考え方は見性成仏と表現された。
ブリタニカ国際大百科事典11、p.459