1、大学へ入ってから読書をすれば良いというが、それは間違いである。確かに大学になって自分で本を選んで今まで読んだことのなかった小説を読んだりする人は多い。しかし、それでは手遅れである。高校生のうちに読むようになっていないと、大学に入って読む本は大したものではない。二十歳近くなってしまえば感性などというのは、若い頃に比べれば枯れたようなものだから 、枯れた感性に響くようなものしか読まないことになる。それは勉学のためであったり、実用のための本に限られてくる。真の人格を形成するための本を読もうと思ったら高校生の頃に乱読すべきである。