2014.12.13.総覧181 柏原林蔵像。尾道市因島重井町。白滝山山頂広場。北端。番外札所の前。
施主は林蔵で、当初は「姿地蔵佛」と呼んでいたと思われる。
伝六は始め尾道の浄土寺山上を選んで、浄土境をつくろうと計画していたところが重井村字うねの柏原林蔵のすゝめによって郷土白滝山上にそれを現わすこととなり、弟子の林蔵、軽右エ門、亀太郎(土生の人河上氏)、初五郎等とはかり、大石佛三尊像と石造の五百羅漢を造ったのであった。中島忠由「宗教界の偉人 柏原伝六の話」、p.7
「重井村字うね」というのは間違いで正しくは「重井村字川口うね」とすべき。「うね」は屋号。