2026年8月21日金曜日

BIBLIOTHECA 中国

 水滸伝

水滸伝は全て岩波文庫で読んだ。


史記

史記は複雑である。いや史記についての私の感想が複雑である。

武田泰淳さんの「司馬遷ー史記の世界」は名著として評判は高いが面白くない。入門としていかがであろうか。先へ進めないのである。

その点、中島敦の「李陵・山月記」(旺文社文庫)ほど長い間、史記への憧憬を私の胸に灯し続けたものはない。厳密に言えば小説「李陵」の方だけではあるが。いや他の中国小説も漢文学の世界への格好の入門書ではあったが・・。

そんなわけで、史記は何度もチャレンジしたが源氏といっしょで長くは続かなかった。

碩学・宮崎市定氏の「史記の世界」(岩波新書)も私にはいい入門書ではなかった。

何度目かのチャレンジの時、世界の名著で、刺客列伝・荊軻のところを読んで急に面白くなって、結果として、世界の名著で列伝を済ませた。一部省略されているのだから完璧ではないが、まあ良いとしよう。

やっと弾みがついたので、すでに所持していた新釈漢文大系で読んで無いものは図書館で借りた。

最後が近づくにつれて新釈漢文大系の史記は完結して無いことがわかった。どうしようかと思案していたところ、ちょうどそこまで達した時に新刊本が納入されたので、めでたく完読できた。

読み方は原文で訓読した場合もあれば、書き下し文で読んだり、意訳で読んだりとまちまちであった。

ただし、新釈漢文大系では医学のところは担当者の能力を超えているので注釈を諸略すると書いてあったので私も読んでいない。









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