2020年11月10日火曜日

事項索引


三方領知替     1935

幕府・老中水野忠邦は天保十一年(千八百四十)十一月、川越、庄内、長岡藩の三方御領知替を命じた。武州川越藩松平氏を庄内鶴岡へ、庄内藩主酒井氏を越後長岡へ、長岡藩牧野氏を川越へ移す。庄内藩で百姓一揆が起こり翌年七月転封を中止させた。


扨又御所替之

義茂最早御承知可被為在風聞ニ者

酒井様御領知者百万石御座候由、御家中

百石取茂割合を以増し渡り御座候旨其外

牧野様御領分長岡も至而宜処ニ而

三湊御座候由、是茂三拾万石茂納リ申候由、

何分川越御領分至而不宜之趣さつま

いも計リ出来立候地面之旨牧野様一番

御迷惑之御事ニ相聞ヘ申候、つまらぬ風聞

之義長文立奉恐入候    1935

  天保十一年十一月十九日    差出人 上田繁助   名宛人 下宮内記