*****地図*****
************
その1 伝六ロードまで
その3 灰の奥口まで
その4 池の迫峠まで
その5 大浜峠まで
その6 大浜こ道橋まで
その7 第三久保田橋まで
その1 伝六ロードまで
大浜往還(古道):重井町川口大師堂下から大浜町第三久保田橋まで。
大浜往還(新道):消防署(因北分署)南のトンネルの南側三叉路から大浜町第三久保田橋まで。
これらは、当然のことながら途中で一緒になる。起点を同じにすべきではあろうが、現在の道路事情を考えれば、このようにしておくほうが便利だろう。
大浜往還(古道)
概要
大師堂下から南東へ。川本屋前で左折。東進。登り坂。丸本屋の前を通過。旧村長裏で伝六ロードと交差。東へ直進。大脇田でやや右折。道なりに登っていく。
大師堂下(変形四つ辻):大浜往還(古道)重井側起点。
ここは重井の古くからの道の重要な結節点である。
西へ、文化橋までが「縄手の土手」(なわてのどて)
北西へ、郵便局までが「青木道」
東へ、やや登り坂が白滝山参道。白滝山表参道はかつては、青木道から始まったようだ。12丁の丁石が、青木道昭和橋線三叉路で確認できている。しかし、青木道も歴史のある道路名だから、青木道は青木道としてそのまま残し、ここを表参道の起点としておこう。(注意! 白滝山へは白滝フラワーライン経由で、八合目駐車場から徒歩約10分である。)
この変形四つ辻にはかつて火の見櫓(半鐘台)があった。今はその隣りに、脇田舟原線の道路改修記念碑が建っている。東方向を見たとき、表参道と大浜往還(古道)の段差からこのあたりの、一町田や長右衛門新開(青木)を埋め立てる前の地形がおぼろげながら想像できる。
右に曲がると、葉タバコ乾燥庫が道の両側に見えます。
大正9年建設の重井で最初に建てられた葉タバコ乾燥庫。
この先の三叉路を左折すると、白滝山が見えます。
カーブミラーのところで、伝六ロードと交差し、あとは、道なりに進みます。
その前に、ポンプ小屋です。
重井で最初に購入された消防ポンプがあったところです。おそらく、丸本家の土地が提供されたのでしょう。
丸本家。左隅、ブロック塀の高さにある建物が、大浜往還(古道)起点の近くにある大師堂。
その2 村四国78番郷照寺まで
74番の前で右へ曲がる。道なりにどんどん登る。(74番を過ぎてすぐに左へ行けば75番。)
75番善通寺。
戻り、さらに登る。76番が右に、77番が左にある。
76番金倉寺。
77番道隆寺。
さらに進むと三叉路で78番。ここで左へ曲がる。
その3 灰の奥口まで
三叉路を左へ曲がると、道は東に向き、さらに上り坂は続く。
村四国78番郷照寺は指定を外します。
ここを過ぎると人家はなくなる。右が最高地点の家。
いよいよ人家ともお別れ。白滝山の鐘楼が見えている。
灰の奥口。灰の奥鐘楼線、峯松山鐘楼線の起点。大浜往還(古道)は右へ続く。
その4 池の迫峠まで
2015.1.31.12:35。出発。
2014.12.14.マムシがいました。注意喚起のため、この谷をまむし谷、谷沿いの溝をまむし川と呼ぶことにします。
2015.1.31.ここで左を見ると畑が終わります。あとは、耕作されてない畑の荒れたところを登っていきます。注意! この写真の右上方向へ進みます。まっすぐではありません。
2015.1.31.12:36。右下がマムシのいた砂止め。左が最後の畑へ行く道。上へ向かって登ります。
2015.1.31.12:36。ここは溝の右側を歩いて、その先で左側へ渡ります。
2015.1.31.12:36。左側が歩きやすい。
2015.1.31.12:37。ここでまた右へ渡ります。
2015.1.31.12:38。古道の趣満載です。
2015.1.31.12:39。同じような道が続きます。
2015.1.31.12:40。さらに登ること1分。やっと峠が見えてきました。石垣の前を右に登り、木の下を左へ行き、さらに右へ登ります。
2015.1.31.12:41。右へターンして進むと竹薮が見えてきます。
2015.1.31.12:42.到着。峠です。約7分。ゆっくり歩いても10分から15分もあれば着くでしょう。まっすぐ進めば次の写真のように南へ登ります。しかし、ここで左後方へ進路を取ります。
2015.1.7.南へ登る尾根道。(池の迫峠)馬の背になっている。南へ登り、降りれば農道(一本松重井こ道橋線)へ出ます。登ってきた道(まむし谷)は、池の迫と灰の奥の境だから、ここを池の迫峠と呼んでおきましょう。大浜往還(古道)の重井側峠です。農道(一本松重井こ道橋線)というのは、一本松を、伝六ロードのほうへ行かず、村四国88番の右を東へ(丸小山道)少し行き、それから右へ入る農道で、しまなみ海道の上にある「重井こ道橋」まで続いています。全面アスファルトで、ハイキングにもよいでしょう。
国土地理院地図を改編
次はその5 大浜峠まで。
その5 大浜峠まで
重井側峠の池の迫峠から大浜側峠までは、往還沢と柑橘畑の2つに分かれます。往還沢の真ん中に石でできた溝があり、下へ向かっています。これは大浜往還(旧道)のところを通って消防署(因北分署)の裏を流れ、みつばちのうしろの辺りで重井川と合流する水源です。その溝のところに琵琶の木があります。琵琶の木から柑橘畑までは三面セメントの溝が埋められてその溝沿いに小道があります。これが大浜往還(古道)だと考えられます。しかし、池の迫峠から琵琶の木までと、柑橘畑のところは、よくわかりません。とりあえず、通れそうなところを通ることにしましょう。
BからCがセメント三面溝沿いの登り道。Cからやや登ってDEFと柑橘畑越え。Eから上に上がると白滝山。
まずAからBまで。
2015.1.31.池の迫峠の最後は南向きに上がってきます。そこで左へ大きく振り返って山のほうに向かって右前方へ進みます。右手に岩が見えます。
2015.1.31.やがて琵琶の木の下に出ます。 迷ったら、沢の真ん中にある石垣溝沿いを上がり、琵琶の木をめざします。いかに蛇の好きそうな地形で気持ちはよくありませんが・・・。
次はBからCへのセメント三面溝沿いに登ります。
2015.1.31.道は東を向いて登って行きます。セメント三面溝はほとんど木の葉に埋もれています。蛇がいるかもしれません。冬に歩くのがよいですね。
Cで柑橘畑に出ます。
2015.1.31.柑橘畑に出たら、左へ少し登って再び東を目指します。目標は農小屋の上の道です。
2015.1.31.ここが地図のD地点です。農小屋の上を通ってモノラックを越えます。
2015.1.31.少し南へ行くと、尾根の縁に石が積まれています。ここがF地点で、大浜峠ということにします。
次は、その6 大浜こ道橋まで です。
遠くから見ると・・・
白滝山南側の尾根の岩の下あたりが大浜往還(古道)が通っていたところ。昔は畑が上の方まであったので、今のような山の中という感じはしなかったのでしょうね。
その6 大浜こ道橋まで
大浜峠を過ぎると大浜側の下り道になります。
2015.1.31.大浜峠といっても峠のように窪地になっていないので、その目印として尾根に積まれた石のある場所としておきましょう。道はこの先を左に降りていく下り道になります。
2015.1.31.下り道の始まり。山の中を下っていきます。前のほうにしまなみ海道の車道が走っています。その向うにある道が現在の大浜往還です。
2015.1.31.基本的には小さな尾根道を下っていきます。
2015.1.31.水の溜まった丸井がありますが、井戸ではなくて雨水を溜めるためのものです。この畑が有った名残でしょう。この辺りから右手に金網があって公団の敷地内には入れないようになっていま。その金網に沿って下ることになります。
2015.1.31.右に見えるのが金網です。
2015.1.11.金網に近づいたり離れたりしながら、結局金網沿いに降りてきました。
2015.1.11.右手にしまなみ海道。
2015.1.11.大浜こ道橋に着きました。次はその7です。
その7 第三久保田橋まで
大浜こ道橋から久保田橋のルートは2つあります。ひとつは大浜こ道橋を渡って現在の大浜往還を通るコースです。もうひとつは大浜こ道橋を渡らずにしまなみ海道の北を東に下り、トンネルを通ってしまなみ海道の南へ出て現在の大浜往還を通るコースです。
2015.2.14.第三久保田橋の手前右側に見えるのが、倉谷神社です。
終点の第三久保田橋です。大浜町のことはおおはまみちのページからどうぞ。
遠くから見ると・・・
白滝山南側の尾根の岩の下あたりが大浜往還(古道)が通っていたところ。
大浜往還ゴリラ岩登山道