2015年11月14日土曜日

因島 白滝山 観音堂前石仏群

白滝山 リンク集


2016.8.31.



2016.8.2.


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 2014.12.13.尾道市因島重井町。白滝山観音堂広場。北端。南向き。展望舞台と観音堂の間にある。
岩上にあるのが天狗三種。西(左)から、一般のK1天狗、K2カラス天狗、K3赤鼻天狗。
二段目に石像が5体。左端K4が重井村四国65番由霊山 三角寺。K4「六十五番 三角寺」。 K5,K6,K7,K8
三段目に石像が5体。西(左)端K9にも小さいのがある。K10,K11,K12,K13
磨崖仏が4体。西(左)側K14は側面に近い。真ん中K15が「誤伝・十字架観音像」。右上の隅にK16,1体(総覧200 磨崖仏)。右面の下のほうK17に1体(総覧203 磨崖仏)。
➡️K15
合計17体




***K1
***K2
***K3
***K4
2016.8.2.重井村四国65番 由霊山 三角寺。「六十五番 三角寺」。


2016.8.2.「三角寺」。

***K5
2016.8.2.

2016.8.2.「青木」。


***K6***
2016.8.2.

2016.8.2.「施主 二大方」。

***K7***
2016.8.2.



***K8***
2016.8.2.

2016.8.2.「橋本権?兵衛」。




***K9
2016.8.2.

***K10

2016.8.2.薬壜と木靴があるので、弘法大師像。
2016.8.2.「講中」。

***K11
2016.8.2.


***K12
2016.8.2.薬壜と木靴があるので、弘法大師像である。

2016.8.2.「兵衞」。

***K13
2016.8.2.


***K14***



総覧198 磨崖仏。西(左)端の磨崖仏は「尾道 石工浅兵エ」の作。右隅に花活けが彫られている。
頭のさらに上の隅が顔のようにも見える。磨崖仏だろうか。今のところ、これは数に入れていない。

***K15***



誤伝・十字架観音像。十字架観音像という名称は誤りである。これには手が3組(6本)ある。へその当たりで組んだもの、合掌したもの、持物を掲げたもの。左手の持物が十字状であるが外側が上へ反っている。十字架ではない。持物の鉾(ほこ)と考えたほうが自然である。キリスト教を考える必要はない。向島の岩屋巨石の三十三観音にも似た石仏は多い。細島三十三観音、三庄の観音寺三十三観音、奥山三十三観音にもある。▶️岩屋巨石 ▶️細島三十三観音▶️三庄観音寺三十三観音



白滝山が隠れキリシタン史跡であるとする確かな根拠は現在のところない。また、隠れキリシタンがこのようなところに石仏を作ることはありえないでしょう。


***K16***
2016.8.2. K16   角にある摩崖仏。


***K17***
2016.8.2.K17。東向きの磨崖仏。