2019年7月14日日曜日

夕凪亭閑話 2014年2月

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2014年2月1日。土曜日。晴れ。

今日から二月。朝散歩。その後海の家へ。小島の春。暖かい。鶯の初音を期待したが、少し早いようである。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。(河出文庫)「第6章 ふたたびフランスへ」「第7章 本土防衛と反撃体制」
木下是雄「ぬれた砂はなぜ黒い」(第五物理の散歩道)
磯部孝「水玉はどう縮む」(第五物理の散歩道)
など。
 
 
2014年2月2日。日曜日。小雨後晴れ。
朝、小雨。間もなくやんで、暖かい春の日。夕刻、福山へ。途中、エディオンで注文していた洗濯機の内蓋を購入して帰る。
今井功「渦を忘れた魚」(第五物理の散歩道)
近藤正夫「フィゾー法の影武者」「続フィゾー法の影武者」(第五物理の散歩道)
近角聡信「ころがるボールの力学」(第五物理の散歩道)
など。
 
 
2014年2月3日。月曜日。濃霧。曇りのち晴れ。
節分。朝から濃霧。曇って昼過ぎまでも消えない。だが、気温は高く。日中15℃ぐらい。夕凪亭のソファーベッドを海の家で使うことにして取り除き、その後に風瀟庵にあったこれより少し大きいソファーベッドを入れた。スプリングが柔らかすぎるので、ソファーと敷き布団の間にコンパネを入れた。当然のことながら、以前のようにその上に電気炬燵。枕元に三角マット(テレビ枕)を置いて私の冬の生活の中心の場となることには変わりない。時々、マックブックを寝転んで見ることがある。今年からワイヤレスにしたので快適である。
今井功「日月問答」(第五物理の散歩道)
磯部孝「通信を考える」(第五物理の散歩道)
近角聡信「エネルギーの捨てどころ」(第五物理の散歩道)
高橋秀俊「パルスとレベル」(第五物理の散歩道)
大川章哉「熱の運び屋」(第五物理の散歩道)
以上で、ロゲルギスト「第五物理の散歩道」(岩波書店)を終わる。これで、10冊を読んだことになるが、「第四物理の散歩道」だけは、ずっとずっとはるか昔、大学に入った年の秋に読んだので、今回もう一度読み直すことにしょう。
 
 
2014年2月4日。火曜日。晴れ。
寒波襲来。日中気温が上がらない。時々風が吹いている。冷たい風。本日は整体の日。来月の予約をしようと思ったら、来月から南のほうへ移転するとのこと。今行っているところは、自宅から車で3分程度のところ。困ったなあ。遠いのでとりあえず止めることにした。しばらく様子を見て、近場で探すことにしよう。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第8章 フランスの苦悩」「第9章 ダルラン提督とフランス艦隊-オラン」「第10章 窮地に立って」。フランスは降伏した。フランスの艦隊がドイツ軍に接収されたらイギリスにとっては大きな脅威になる。武装解除、引き渡し、破壊を求める。そして、イギリス本土防衛についての準備。
他に、
近藤正夫「芝生の雑草抜き」(第四物理の散歩道)
高橋秀俊「交通安全の考え方」(第四物理の散歩道)
Erika Check Hayden, Synthetic-biology firms shift focus, Nature, 505, 598, (2014)
など。
 
 
2014年2月5日。水曜日。晴れ。時々雪。
日中気温があがらず寒い日だった。でも太陽は明るく、気持ちのよい一日ではあった。時々、雪というには大袈裟なほどの小雪が降っていた。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第11章 『シーライオン(とど)』作戦」「第12章 イギリスの戦い」「第13章 耐えて戦うロンドン」。ドイツの本土上陸作戦は、それに先立つ本土空爆の成果が上がらず延期された。しかし、その後もイギリス本土へのドイツの爆撃は続く。
他に、
近藤正夫「千鳥格子の謎解き」(第四物理の散歩道)
木下是雄「ジャンプの踏切り」(第四物理の散歩道)
近角聡信「青空にあいている孔」「ブーメランはなぜ戻る?」(第四物理の散歩道)
高橋秀俊「星はなぜ星形にみえるか」(第四物理の散歩道)
Molecular structures: The crystal century, Nature, 505, 601, (2014)
など。
 
 
2014年2月6日。木曜日。曇り後雪。
寒い日。午後から雪。最高気温2℃。朝、散歩はしない。燃えるゴミの日。生ゴミは生ゴミペールに捨てるので、紙くずだけであるから、1回ぐらい飛ばしてもどうということはないが、外の寒さを体感してみるために出してきた。空気が冷たい。
炬燵を大型の長方形のものに変えた。首まですっぽり入る。少し弱いのでヒーターを取り替える。600Wでファン付きものであったが、ヒーター部分が覆われており、あまり暖かく感じない。400Wの石英ヒーターに取り替える。輻射が強いが全体が暖かくなるまでにかなり時間がかかる。
午後、BSで「宮本武蔵・一乗寺の決斗」を見る。
全聾の作曲家にゴーストライターがいたということが話題になっている。「全聾の」というところを除けば、よくある話だろう。タレントや政治家の書いた本の多くや、雑誌の記事などにもゴーストライターの書いたものはたくさんある。今更問題にもならない。徒弟制度の下では弟子の作品に最後の仕上げを師匠がして師匠の作品として発表されることもよくあった。漫画製作の世界も似たようなものだろう。だから、今回の件も、共作とか製作協力者ということにしておけば問題はなかったのではないか。村上春樹さんの「1Q84」はフィクションだけど、似たような話だった。この場合は、ゴーストライターは主人公、表面に出る作者はふかえり、そしてプロデューサーは編集者だった。今回の件はプロデューサーが出てこない。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第14章 武器貸与」。ドイツに対して孤軍奮闘するイギリスの最大の問題は武器である。その補給なくしてはいかにチャーチルといえども戦えない。ルーズベルトは民主主義を守るために「武器貸与」という超法規的な法律を作ってイギリスを援助する。
他に、
磯部孝「水玉の物理」「不規則なものの効用」(第四物理の散歩道)
今井功「SF映画鑑賞法」「カネオクレタノム」(第四物理の散歩道)
高橋秀俊「戦後強くなったもの-磁石」(第四物理の散歩道)
大川章哉「ウサギ追いは山をみない」(第四物理の散歩道)
近角聡信「理解の形式」(第四物理の散歩道)
木下是雄「科学放送-ラジオとテレビ」(第四物理の散歩道)
以上で、ロゲルギスト「第四物理の散歩道」(岩波書店)を終わる。(再読)。これでシリーズ全10冊を終わった。岩波書店版5冊、ちくま学芸文庫版5冊である。岩波版は新装版があり、ちくま学芸文庫版は元は中央公論社版である。読む順序が刊行順でないのは、福山市図書館のものと県立図書館のものと、最後に昔買ったものを再読したためである。
 
2014年2月7日。金曜日。曇り後雪。
今日も寒い。最高気温4℃ぐらいか。午後3時頃から雪。夕方少し止むが、夜になってまた降り始めた。積もっている。BSで「テラビシアにかける橋」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第15章 砂漠の勝利」「第16章 拡大する戦争」「第17章 大西洋の戦い」。イギリス本土へだけの侵略なら、これは民主主義の擁護という大義名分は立つ。しかし、アフリカの大英帝国の植民地への攻撃となると、やはりこれは植民地主義の衝突ととらえてもいいのではないか。大国は現状維持を「平和」といい、その脅威を「平和を脅かす」というが、それは大国の論理である。第二次世界大戦では民主主義とファシストとの戦いと言われるが、やはり勝者の論理だろう。
日本化学会編「化学史・常識を見直す」(ブルーバックス)を終わる。  
他に、
Richard Van Noorden, Elsevier opens its papers to text-mining, Nature, 506, 17, (2014)
など。
 
 
2014年2月8日。土曜日。雪後晴れ。
朝雪が積もっていた。昼過ぎまで降る。15センチ程度か。道路も雪の山だし、因島大橋は通行止めということで、海の家には行かなかった。雪が止むと、屋根の雪は大半が落ちた。道路の雪は一部融けた。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第18章 ユーゴスラビアとギリシア」「第19章 砂漠の側面-ロンメル、トブルク」「第20章 クレタ島」。留まるところを知らぬドイツの南進に、小国の運命は翻弄される。本国の防衛だけでも十分でないのに援軍を送り同盟を強固にしようとする作戦は驚異である。
油井宏子「古文書はこんなに面白い」(柏書房)を終わる。本書では宝暦5(1755)年の山城国相楽郡の寺子屋規則と天保15(1844)年の江戸、白木屋日本橋店の奉公人友八の荷物持ち逃げ事件の文書が解説されている。なかなか上達しないが、六十の手習いだからこんなものかと気楽にやっている。
他に、
Eugenie Samuel Reich, Phosphorene excites materials scientists, Nature, 506, 19, (2014)
など。
 
 
2014年2月9日。日曜日。晴れ。一時小雨。
昨日の雪が凍っている。よく晴れていたのでやがて融けるだろうと期待して、かなり融けた昼前に出て海の家へ。しまなみ海道は凍結のため50キロ規制が出ていたが、この頃には解除されていた。センターガードや側面よりも走行部分のほうが低いので雪が融けていたるところが水で濡れていた。これでは深夜早朝には凍結して危険だろう。山陽道は通行量も多く、一部を除いて走行部分はよく乾いていた。
凍結しないうちにと思って5時前に出て福山へ。
乾燥皮膚による皹切れがまた発生した。右手中指の第1関節の中程。1センチ弱の皹。猛烈に痛い。救世主のクイーン ド ブランを塗っているがすぐには治らない。軍手をすることにしよう。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦2」。「第21章 ウェーヴェル将軍の最後の報告」「第22章 ソビエトの因果応報」。ヒットラーのソ連侵攻が始まった。それ以前にチャーチルはスターリンに親書を出すが、すぐには届かない。信頼されないわけだ。しかし、ドイツ侵攻後、チャーチルはソ連支援を表明する。
以上で、W.S.チャーチル著、佐藤亮一訳「第二次世界大戦2」(河出文庫)を終わる。
 
 
2014年2月10日。月曜日。曇り。
気温の低い朝。散歩しようとして止めた。一日中気温が上がらず寒い一日だった。午後、BSで「嵐を呼ぶ男」を見る。
W.S.チャーチル、佐藤亮一訳「第二次世界大戦3」(河出文庫)に入る。第三部大同盟1941.12.7~。「第1章 われわれの同盟国ソ連」「第2章 ルーズベルトとの会見」。ソ連は次々と武器供与を申し出る。ルーズベルトと会談し大西洋憲章を発表。中立国であるアメリカが反ナチの態度を表明したことは参戦したことを意味する。
吉田豊「古文書をはじめる前の準備講座」(柏書房)を終わる。本書では明治時代の教科書などの他、高札などが解説されている。
他に、
江崎玲於奈「トンネルの長い旅路」(ノーベル賞講演物理学12) 
Trick of the light, Nature, 506, 6, (2014)
など。
 
 
2014年2月11日。火曜日。曇り時々晴れ。
久し振りに散歩しようとしたら、小雪がちらつきだしたのでやめた。そして買い物も時間をずらせて昼前に行った。その頃にはよく晴れていた。しかし、一日中気温はたいして上がらず、相変わらずの寒い日であった。午後、BSで「ワイルドバンチ」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第3章 ペルシアと砂漠」。ロシアと期日を併せてペルシア侵攻をしてドイツから解放し同盟国にした。
和田純夫他「単位がわかると物理がわかる」(ベレ出版)終わる。
他に、
ギエヴァー「電子のトンネル効果と超伝導」(ノーベル賞講演物理学12)
ジョセフスン「トンネル効果における超電流の発見」(ノーベル賞講演物理学12)
など。
 
 
2014年2月12日。水曜日。曇り時々晴れ。
今日も寒い。散歩はなし。昼前に内科通院。特別に悪いところがあるわけではない。時々ガレージの屋根に積もった雪を落とす。まだしつこく残っている。北側なので融けないのだ。午後、BSで、「オーシャン オブ ファイア」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第4章 真珠湾!」。やはり日本も悪い。原爆とか沖縄とか残虐なのは事実だが、最初に手を出したのは日本。さらに遡れば、黒船でやってきて無理矢理開港させたのが悪い。
他に、
M.ライル「高分解の電波望遠鏡」(ノーベル賞講演物理学12)
など。
 
 
2014年2月13日。木曜日。晴れ時々曇り。
久し振りに朝散歩。急遽、海の家へ。暖かい。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第5章 世界大戦さなかの旅」。チャーチルはアメリカへ行く。トップが外国に行っても大丈夫なのだろうかとヒヤヒヤする。Uボートの網の目をくぐり抜けて無事ワシントンに着く。
他に、
A.ヒュイッシュ「パルサーと高密度現象の物理」(ノーベル賞講演物理学12)。パルサーを発見したのは、ヒュイッシュではない。大学院生のジョスリン・ベル嬢である。しかし、1974年のノーベル賞は2人で、もう一人余裕があるのにベル嬢は受賞しなかった。彼女も受賞者の中に入ってもよかったのにと思う。
 
 
 
2014年2月14日。金曜日。みぞれ後曇り。
春近き小島にしては寒い夜明だった。気がつくと、霙。屋根も山も白く覆われているが道路は溶けている。昼頃にはやんだ。
5時過ぎに福山へ。尾道バイパスの路上温度計は4℃を示していた。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第6章 英米の一致」。チャーチルは空路帰国する。危ういところであったが、無事に帰国だ。ある種の運の強さのようなものを感じる。
 
 
2014年2月15日。土曜日。晴れ。
関東のほうでは大雪のようであるが、こちらはめずらしく晴れている。朝、散歩。3℃程度か。まずまずの暖かさ。寒くて運動不足。体重が少し増えたようだ。もっと動かなければ。午後、録画で「宮本武蔵・巌流島の決斗」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第7章 シンガポール陥落」。日本軍の強さ。このあたりは日本史なのに、ほとんど知らない。
 
 
2014年2月16日。日曜日。晴れ。
朝、散歩。暖かい。それから海の家へ。さらに暖かい。鶯が鳴くかなと期待するも聞こえず。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第8章 Uボートの天国」。やはりドイツの科学技術は相当に進んでいたのだろう。
 
 
2014年2月17日。月曜日。晴れ。夜雨。
海の家にて。朝雲の間に丸い朝日。やはり、暖かい。3時過ぎに福山へ。黄砂のような感じ。夜、雨。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第9章 アメリカ海軍の勝利」。山本五十六元帥の率いる連合艦隊はミッドウェー海戦で敗れる。これが天下分け目の関ヶ原となる。
 
 
2014年2月18日。火曜日。曇り。
曇って寒い。午後BSで「トゥームストーン」を見る。3時過ぎに散歩。最高気温の5℃ぐらいだが、風がややあって寒い感じ。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第10章 『第二次戦線をいま!』」「第11章 第二回ワシントン訪問とトブルク」。トブルクは大敗して陥落。その報をワシントンで聞く。
他に、
福士顕士「芸術と水でっぽう」「錆びるからこそ役に立つ鉄」(理科年表をおもしろくする本)
宇野正宏「自転車ダイナモとエネルギー変換」(理科年表をおもしろくする本)
など。
 
雪日梅枝
雪後一枝詩思新
枝頭映水白於銀
全村二月東風急
軽煙黄昏未促春
 
 
2014年2月19日。水曜日。曇り後晴れ。
午前中曇り。午後晴れる。昼食後と3時頃二度散歩。本日の歩数は7289歩。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第12章 不信任決議」「第13章 追い詰められた第八軍」「第14章 カイロへの旅-指揮権の変更」。いろいろな作戦を立てるが、まだ逆転にはほど遠い。北アフリカ戦線のてこ入れのためカイロに行く。
他に、
宇野正宏「鉄から金を作り出す」(理科年表をおもしろくする本)
福士顕士「質量・エネルギー・物質量」(理科年表をおもしろくする本)
山縣朋彦「変化する光速」(理科年表をおもしろくする本)
など。
 
冬日徘徊
緩歩行人出短籬
林花芳草写相思
山光日後徘徊久
小径残寒春信遅
 
 
2014年2月20日。木曜日。晴れ。
珍しく今日は1日中晴れていた。しかし、最高気温は8℃。風は冷たいが歩くと汗が出た。朝、昼、午後と散歩してトータル9166歩。午後BSで「かあちゃん」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第15章 モスクワ-最初の会見」「第16章 モスクワ-一つの関係成立」「第17章 緊張と不安」「第18章 アラメインの戦い」。やっと、連合国側が勝った。アメリカの援助により。チャーチルは書く。「アラメイン以前に、われわれには勝利はなかった。アラメイン以後、われわれに敗北はなかった」。
他に、
福士顕士「大きいこと小さいこと、大きな数と小さな数」「空間と時間の測り方」「ガス? ガソリン? やっぱり木炭」(理科年表をおもしろくする本)
宇野正宏「吸盤で大気圧を測る」(理科年表をおもしろくする本)
など。
 
寒夜
寒気侵肌一草堂
孤灯梅影水仙芳
惜陰独坐南窓下
凭几繙書百事忘
 
 
2014年2月21日。金曜日。晴れ。
朝、昼、午後と散歩。トータル10118歩。気温は昨日とほぼ同じ。昨日よりは雲がやや多い。午後BSで「モリエール 恋こそ喜劇」を見る。本日、古文書講座の日。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第19章 『たいまつ』作戦点火さる」「第20章 カサブランカ会議」。ドゴール、連合軍へ参加。
他に、
宇野正宏「原子スペクトルで銀河の速さを知る」(理科年表をおもしろくする本)
など。
 
 
2014年2月22日。土曜日。晴れ。
最高気温8℃にしては暖かい日だった。もっとも朝散歩したときは日が照っていても風は冷たく、水は氷っていたが。午後も散歩して合計7007歩。夕方も暖かいので散歩しようと思ったがあまり足に負担をかけると痛くなったらいけないので、今日はこのへんでやめておいた。しかし、よいお天気で、日に日に春に近づいていくのがうれしい。
アマゾンに注文していた斎藤雅久著「教養の場としての英文読解」(游学社)が届いたので、少し読む。解説が期待以上におもしろいので、肝心の英文例文をそっちのけにして、解説ばかり読んでいる。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦3」。「第21章 トルコ、スターリングラード、チュニス」「第22章 最後の目標・イタリア」。北アフリカの次に攻めるのに、チャーチルはイタリアを主張するがアメリカはシシリー島が先だと主張する。
以上で、W.S.チャーチル、佐藤亮一訳「第二次世界大戦3」(河出文庫)終わる。
山縣朋彦「宇宙の掃除魔」「木を見て森の構造を調べる-スターカウント」「ダヴィンチの『最後の晩餐』と運動星団」(理科年表をおもしろくする本)
以上で、宇野正宏他著「理科年表をおもしろくする本」(丸善)を終わる。
 
山行
鐘声老樹半空中
古木優游淡々風
日午春光幽草色
閑雲梅影踏花叢
 
 
2014年2月23日。日曜日。晴れ。
朝散歩。9時過ぎに出て、海の家へ。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第1章 シシリーの征服とムッソリーニの失脚」「第2章 人工の港湾」。いよいよ最終巻。イタリア戦線から。
 
 
2014年2月24日。月曜日。晴れ。
海の家。暖かい。10時過ぎに出て、老父を病院へ。3時過ぎ終了。5時過ぎ、福山へ向けて出発。6時過ぎ福山へ戻る。寒いではないか。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第3章 イタリア侵攻」「第4章 地中海における停頓」。ロードス島に奪回は成功しなかった。
 
 
2014年2月25日。火曜日。晴れ。
朝、散歩。昼食後も散歩。鶯が鳴いていた。今年はじめて。本日6940歩。午後、BSで「チザム」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第5章 北極海の輸送」「第6章 テヘラン会談-開幕」。ノルマンジー上陸作戦について、度々検討されるが、まだそこまでにはいたらない。チャーチルは地中海方面も同時展開しようとするが誤解される。
 
新鶯
早梅時節一天晴
小径如煙竹外横
林下清遊幽黒裏
新鶯春光暖風軽
 
 
2014年2月26日。水曜日。曇り。夜雨。
日に日に暖かくなっていく。散歩して買い物。昼食後散歩。7000歩。午後BSで「悪魔の手鞠唄」を見る。何度見てもおもしろい。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第7章 テヘラン-難問と解決」「第8章 カルタゴとマラケッシュ」「第9章 チトー元帥-ギリシアの苦悩」。ノルマンディー上陸作戦前のさまざまな問題に70歳のチャーチルは格闘する。
「小林秀雄対話集 直観を磨くもの」(新潮文庫)より、
三木清 実験的精神、折口信夫 古典をめぐりて、福田恆存 芝居問答、大岡昇平 文学の四十年。
 
早春
鶯声芳草野
半夜雨声微
倚机己春風
恍然酒只依
(五言古詩・平微)
 
 
 
2014年2月27日。木曜日。曇り時々小雨。
暖かい日が続く。日中15℃ぐらいまで上がる。朝散歩。昼食後も散歩。併せて7132歩。午後、BSで「濡れ髪三度笠」を見る。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第10章 アンチオ攻撃」「第11章 『大君主』作戦」「第12章 ローマとDデー」「第13章 ノルマンディーからパリへ」。1944年6月6日、ノルマンディー上陸作戦開始。悪天候のため一日遅れたが、アイゼンハワー総司令官は決行を決断。そして、8月26日、ド・ゴール、パリ入城。
 
春日
閑行清境野鶯鳴
風暖陽光草欲萌
雨細春宵孤館暮
鐘声淡寂暮寒生
 
 
2014年2月28日。金曜日。曇り時々晴れ。
本日は昨日以上に暖かい。朝、散歩。梅が咲き、鶯がやってきた。午後散歩。併せて、6077歩。BSで「フライド グリーン トマト」を見る。その後、眼科通院。
W.S.チャーチル「第二次世界大戦4」。「第14章 イタリアとリヴィエラ上陸」「第15章 ロシアの勝利」。ロシアが牙を剥き出した。ポーランド国境までドイツ軍を追い払いながら、ポーランド解放軍が壊滅するのを待つ。共産党の手先を中心とする解放軍で無いので見捨てるという方針である。戦後の東欧諸国の共産国化の第一歩が敷かれる。ロシアははじめドイツに負けていた。それを援助したのがイギリスとアメリカなのである。今から思えばこれが間違っていたのではないか。ロシアを援助するのが早すぎたのだ。あるいは、チャーチルは戦争には勝ったが、外交では負けたというべきか。
 
春来
花陰何処聴鶯声
春草芳心映水明
破蕾庭梅花一片
香雲鳥語暖初生
 
 
 
 
 
 
 
 

今年17冊目。
ロゲルギスト「第五物理の散歩道」(岩波書店)。
今年18冊目。
ロゲルギスト「第四物理の散歩道」(岩波書店)。
今年19冊目。
日本化学会編「化学史・常識を見直す」(ブルーバックス)。 
今年20冊目。
油井宏子「古文書はこんなに面白い」(柏書房)。
今年21冊目。
W.S.チャーチル著、佐藤亮一訳「第二次世界大戦2」(河出文庫)。
今年22冊目。
吉田豊「古文書をはじめる前の準備講座」(柏書房)。
今年23冊目。
和田純夫他「単位がわかると物理がわかる」(ベレ出版)。
今年24冊目。
W.S.チャーチル、佐藤亮一訳「第二次世界大戦3」(河出文庫)。
今年25冊目。
宇野正宏他「理科年表をおもしろくする本」(丸善)。
 
 
 
映画等
今年15本目。
「宮本武蔵・一乗寺の決斗」。
今年16本目。
「テラビシアにかける橋」。
今年17本目。
「嵐を呼ぶ男」。
今年18本目。
「ワイルドバンチ」。
今年19本目。
「オーシャン オブ ファイア」。 
今年20本目。
「宮本武蔵・巌流島の決斗」。
今年21本目。
「トゥームストーン」。
今年22本目。
「かあちゃん」。
今年23本目。
「モリエール 恋こそ喜劇」。
今年24本目。
「チザム」。
今年25本目。
「悪魔の手鞠唄」。
今年26本目。
「濡れ髪三度笠」。
今年27本目。
「フライド グリーン トマト」。
 

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