2019年7月20日土曜日

2003年1月


2003年(平成15年)
  
2003年1月1日。 水曜日。晴れ。
 はじめて福山で元旦を迎える。娘は風邪気味。
  昼過ぎ、総社の義姉。泰年君と、高屋の義母とともに来る。

2003年1月2日。 木曜日。晴れ。
 昼に雑煮。年賀状の返事。秀蔵の部屋の片づけ。夜、92年に卒業した生徒のクラス会。120名ほど集まった。

2003年1月3日。 金曜日。雨。
  午後、年賀状を書く。

2003年1月4日。 土曜日。晴れ。
 8時半に起きる。パンを食べる。新聞を読んでから髭を剃る。10時過ぎ、庭の掃除を少しする。二階へ上がって年賀状の返事を書く。
 昼食後再び、年賀状の返事を書く。完了すると更に配達されていたので、返事を書いて終わる。3時頃から5時頃まで昼寝。
 夕食は、おせちの残りとハム。夕食後歩く。寒い。15分ほど歩いて帰る。
  インターネットディスクをインスツール。同期をとり元に復す。
  由起子の英語の勉強も見ることにした。
 「オール読み物」の2002.6月号で、小池真理子の「虚無のオペラ」の1回目を読む。また、伊集院静の「眠る鯉」を読む。これはいい短編である。

2003年1月5日。 日曜日。晴れ。
 雪が積もっている。7時半に目が覚める。8時半からパンを食べる。寒い。炬燵で新聞を読む。10時に二階に上がる。
 10時で4.4度。寒い。
  午後昼ご飯を食べてから1時間ほど昼寝。年賀状が来たので返事を書く。
  「オール読み物」7月号で西村京太郎の連載や笹沢佐保の「麗しき吸血」を読む。
   夜、大変寒い。

2003年1月6日。 月曜日。晴れ。
  7時半に起きる。たまっている可燃ゴミを捨てる。8時半に学校に着く。仕事始め。 
 午後も行く。
   2220分に二階に上がると6.1度。昨日ほどではない。

2003年1月7日。 火曜日。晴れ。
 6時半に起きる。二人が始業式。
 10時前に出て、郵便局によってから行く。

2003年1月8日。 水曜日。晴れ。
  10時前に行く。会議資料を作る。昼に帰って食べる。
 植木のゴミを整理。



2003年1月9日。 木曜日。晴れ。
 5時15分に起きて二階に上がる。6.5度。

2003年1月10日。金曜日。晴れ。
 5時に起きるも、5時35分に二階に上がる。昨日と同じく6.5度。
   メールを見て、『サイボーグ・ブルース』を少し読む。6時10分に降りて、ゴミを出し。
    夜一人で30分ほど歩く。

2003年1月11日。土曜日。晴れ。
 平井和正『サイボーグ・ブルース』(角川文庫)終わる。すごい才能だ。Nature 1月2日号届く。
 昼前に石井皮膚科に行く。
 部屋の壁に化粧ベニヤを貼る。一枚で終わる。少しずつやる。
 夜、三人で歩く。
  「オール読み物」7月号で小池真理子「虚無のオペラ」、光原百合「十八歳の夏」を読む。

2003年1月12日。日曜日。晴れ。
 八時半に起きる。日が照っていいお天気。二階に上がると1015ふん。
  「オール読み物」8月号で、西村京太郎「祭ジャック・京都祇園祭」を読む。
  学校へ。
 部屋の壁に化粧ベニヤを貼る。その後、娘の部屋の拡張。
   夜、「オール読み物」8月号で「虚無のオペラ」を読む。

2003年1月13日。月曜日。晴れ。
 5時半に目が覚めるが、寒いので布団の中で本を読んでいるとすぐに寝てしまった。やはり起きなければだめだ。
 次に目が覚めたのは、8時半。 
 「オール読み物」8月号で、加納朋子の「夢の家のアリス」を読む。なかなか才能のある人だ。
 左の背中かと腹の間くらいが痛む。今までもビールを飲んだ次の日に時々軽く痛んでいたところだ。しかし、今回のはひどい。3日間連続してビールを飲んだのがいけなかったのだと思う。
 一人で少し歩く。早く寝ることにする。
  11時20分に寝る。

2003年1月14日。火曜日。晴れ。
 4時半頃目が覚める。起きたのは5時45分。だいぶ背中の痛みは引いている。朝食べようか食べまいかと悩む。軽く食べて体力をつけて、ビールをやめておけば直ると思う。
  「オール読み物」9月号で西村京太郎「祭ジャック・京都祇園祭」を読む。6時17分になった。これから下に降りる。
   夜は9時まで。

2003年1月15日。水曜日。晴れ。
 6時に起きて二階に上がると6度。風も吹いている。寒い一日になりそう。
 「オール読み物」9月号で「虚無のオペラ」読む。6時20分に下に降りる。
   出願料3万円を銀行から払い込む。
  12時から会議。6限が授業。
  夕食が終わってからネーブルを食べた頃から背中がまた少し痛くなる。食べ過ぎるとよくないのか。ワッフルも食べたのがいけないのか。
 ワトソンクリックの論文を由起子に読ませる。
  「オール読み物」10月号で「虚無のオペラ」読む。連載終了。
  

2003年1月16日。木曜日。晴れ。
 5時半に起きる。やや背中が痛い。5時35分で2.3
  「オール読み物」10月号で西村京太郎「祭ジャック・京都祇園祭」を読む。
   背中の痛みは少し薄らぐが咳をすると答える。13日ほどは痛くはないので大丈夫だと思う。


2003年1月17日。金曜日。晴れ。
 6時に起きる。4。20分に下に降る。
 「オール読み物」11月号で西村京太郎「祭ジャック・京都祇園祭」を読む。連載終了。

2003年1月18日。土曜日。晴れ。
 センター試験。明け方雨か。 
 5時に起こる。少し本を読んでから、6時40分に出て、東福山駅へ送って行く。

  「オール読み物」11月号でオール読み物推理小説新人賞の朱川湊人の「フクロウ男」を読む。あまり推理小説にはなっていないが、おもしろかった。単なる犯罪小説である。
   亜希子の部屋にあった本棚を下の倉庫に移す。
   日下君から『クローン人間』送ってくる。

2003年1月19日。日曜日。晴れ。
 5時過ぎに起きる。昨日と同じように、由起子を送る。亜希子を8時過ぎに送ってから寝る。昼に雨が降る。
  亜希子と秀蔵の部屋の坂井の欄間障子の上にベニヤ板を貼る。
  夕方古本市場へ。

2003年1月20日。月曜日。晴れ。
  6時に二階に上がる。7.5。眠い。
 9時過ぎに帰る。

2003年1月21日。火曜日。晴れ。
 入試作業はじまる。

2003年1月22日。水曜日。晴れ。
 7時過ぎに帰る。
  
2003年1月23日。木曜日。晴れ。
 9時過ぎに帰る。
  
2003年1月24日。金曜日。晴れ。
 4時に目が覚める。5時に二階に上がる。5.8。昨夜冷えた割には今朝は寒くない。5時半まで『クローン人間』読む。
  7時前に帰る。
  12時前に寝る。

2003年1月25日。土曜日。晴れ。
 7時半に起きる。
  
2003年1月26日。日曜日。曇り。午後雨。
 朝因島へ。昼過ぎ帰る。
 『クローン人間』終わる。
   12時前に寝る。

K様
福山は朝から曇りがちで寒い日になりました。それに午後から雨になり、益々寒くなりました。
『クローン人間』拝読致しました。まずその構成の妙に感心致しました。クローン動物の研究の概観と生殖医療、それに法律と規制によって、今何が問題なのかということがよくわかりました。基礎的なところを、きちっと書いておられるので、大変読みやすくなっていると思います。
内容的にも豊富で大変有益な知識を得たように思います。
最後のところに書かれておられますように、やがては生殖医療の一部として定着してしまうのではないかという見通しに同意する、結論のようにに達するように


2003年1月27日。月曜日。雨。
 4時半に目が覚めるが起きれない。やはりもっと早く寝なければ。
 6時に二階に上がり6時20分から弁当を作る。

  
K様
 昨日の午後から雨が降って、寒い日が続いております。お元気でご執筆にご精進のことと思います。
 遅くなりましたが、『クローン人間』拝読致しました。とても素晴らしい本で、教えられるところの多い本でした。哺乳類のクローンの話と、生殖医療の話、それにES細胞との関連で、現代のわれわれが置かれている状況がよく理解できます。その上でクローン人間の問題を考えるという展開は最も当たり前なように見えて、専門家以外はこのようには考えなくて、ただクローン人間を作ることだけの是非を考えているのが現状ではないかと思います。小生自身がそういうものと切り離して考えていました。特に生殖医療の発展の流れ中で考えると、やがては当たり前になる技術なのかと、終章で述べられておられることに納得してしまいます。
 それにしても多方面の知識を簡潔にまとめておられるのには、感心致しました。それにNatureなどの論文の紹介やコメントにはほんとうに驚きました。小生にはひとつひとつをチェックする能力はありませんから、ただ書かれておられることを信じるのみですが、最近のものまでよくフォローされてそれを要領よく整理されている上、統計的数値や法律までも同じ調子で俎上に載せておられるのにも驚き感心致しました。
 それでは、おもしろいかというと、それは読者の興味関心しだい、ということになると思います。生物系の大学生やバイオ系の会社に勤めている文系出身の人間などにも、おもしろく読めると思います。小生にもおもしろく読めました。
 次に、貴君の小説の愛読者は、というと、これは小生の感想でもあるわけですが、「神の手」の作者の背景の奥深さを知って、別のバージョンのクローン人間小説を読んでみたいと思うのではないでしょうか。また、『超人計画』の主人公のモノローグが小手先細工などではなく、深くて広い知識をもった作者の表現だということ知ると思います。
 多方面に深い穴を穿ってこられた貴君が、またもさらに新しい穴を掘ってみせたのですから、次の小説に否が応でも期待せざるを得ないと、『クローン人間』を読みつつ思っておりました。
  とりとめのないことを書いてしまいました。
 おかげで、いい読書体験をさせて頂きました。あらためてお礼とともに、素晴らしい本の上梓を心よりお喜びしたいと思います。
 お忙しい日々を送っておられることとは思いますが、機会がありましたら、また直接お目にかかっていろいろなお話をお聞きしたいものだと思っております。
  では、時節柄ご自愛下さい。

2003年1月28日。火曜日。晴れ。 
 5時40分にあがって来て7.3
  8時前に帰る。。

2003年1月29日。水曜日。雪。晴れ。 
  6時前に起きる。雪が積もっている。6時に二階に上がって3.9。やや寒い。
 大雪注意報が出ている。
   島尾敏雄『死の棘』の第一章、終わる。六時一七分になったので下に降りる。


2003年1月30日。木曜日。晴れ。
 5時40分に二階に上がって来る。1.2。石油ストーブの温度では台所も二階も0度になっている。幸い台所は水は凍っていない。パソコンのファンの音がおかしい。
  島尾敏雄『死の棘』の第二章に入る。少し読んで、六時になったので下におりる、今日は凍結しているので歩いて行くことにする。七時四五分頃には出たい。、



2003年1月31日。金曜日。晴れ。 
  5時55分に二階に上がると3.3。昨日よりはやや暖かいものの依然として寒い。

  夜、8時半に娘を迎えに行く。