2019年7月17日水曜日

夕凪亭閑話 2012年8月

   
2012年8月1日。水曜日。晴れ一時雨。
水曜日。午前も午後も学校。できるだけ日陰を求めて車の位置を午前と午後で変える。
夕方、孫君をプラスチック容器のにわかプールで水浴びをさせる。昨日ホースでメダカの発泡スチロールに水を注ぐのに興味をもっていたので、その延長。
小型の台風10号が東から九州に接近。そのせいで、小雨がちらつく。少し涼しい。夜には遠ざかったのか、昨夜ほどは風は吹かない。
眠いので10時に寝る。
 
2012年8月3日。金曜日。晴れ。
昨日にも増して暑いような感じ。直射日光が暑いというよりも痛いという感じ。こちらの年齢のせいもありますが・・。
異常気象とか亜熱帯といわれなくなって久しいが、私には異常に思えます。昼ご飯を食べに行ったら、夏休みサービスで、こどもと老人の価格が下がっていた。そのシルバーに該当していた。こういうのは、多いに利用したいものだ。
 
2012年8月5日。日曜日。晴れ。
昨日は久々に海へ。大潮で昼に満潮が来るという、最高のコンディション。しかし、帰ってグッタリ。やはり紫外線はきつい。
本日も朝から暑い。しかし最高気温34℃の予報通り、いつもよりは上がらず、やや過ごしやすかった。いよいよ孫君が帰る日となった。今度来るときは、またいろいろな言葉を覚えてくるだろう。 
 
2012年8月8日。水曜日。晴れ。
昨日から、県北の国民休暇村吾妻ロッジのキャンプ場へ行ってきた。正午前に着いて、すぐに木陰にテントを張った。標高1000メートルというだけあって、風は涼しく気持ちがよい。吾妻山は1239メートルでさらに1.2キロほどの登山道を登ったところ。湿原や草原を渡る風がさわやか。おりしも、カワラナデシコの開花がはじまったばかり。可憐な花だ。
夜になると風が出た。それに雲が低く流れていたが、ついに日暮れ時には、眼下に達したが、さいわい、晴れた。しかし、日没とともに気温は急激に下がった。気温の低下にあわせて衣類を重ねていった。今朝、18℃まで下がった。
今日は、北側の奥出雲方面に下り、糸原記念館に寄って帰った。
 
2012年8月10日。金曜日。晴れ。
オリンピックのたびに思うのは、勝つと思う人たちが負け、あまり期待されていなかった人が金メダルを取る、ということ。なぜでしょうか。おそらく、マスコミの予想がかなりぶれているということと、こちらの思い込みが、それに影響されているからでしょう。
世の中はそろそろお盆休みになるのでしょうか。私にはそんな思いはありませんが、休みがあるということはうれしいことです。
今年の夏は3回ぐらいはキャンプに行きたいと思っていましたが、今後の日程を見るに、残りの一回が、やや難しい。
読書が少ないと思う。この辺で挽回を期したい。
 
2012年8月11日。土曜日。晴れ。
午前中因島。夜、帰省途次の友人立ち寄られ歓談。
お盆休みがはじまった。今年は月曜日が13日だから、勤め人にとっては都合のよい曜日、ということになる。山陽道は、朝から多くの車が西に向かい、途中スピードが落ちて、ラッシュの予感がした。
 
2012年8月12日。日曜日。晴れ。
日曜日。確実に,日曜日。それでもいつものように、6時に起きて朝ご飯。いつものようにご飯1膳とみそ汁。牛乳。それに薬。
バナナがないので、果物は今朝はなし。
池内了著「ノーベル賞で語る現代物理学」(新書館)。おもしろいです。ただ、この本がおもしろいと感じるには、それなりの背景を知っておかないと、何がどうなっているのかわからないでしょう。こういう本を読むための基礎としての読書というのもあるのですね。
与謝野源氏で「乙女」を終わり、やっと上巻を終わった。これで2回目の源氏の三分の一である。あまり間が開くと、登場人物の関係など忘れてしまって、考えてしまう。やはり、源氏は複雑である。
 
2012年8月13日。月曜日。晴れ。
お盆ですね。近くの公園は、帰省して増えた車を収容するために、その半分が臨時駐車場になって、ほぼ満車に近い状況です。

少し暑いのがよくないほかは、休みが長くてよいのではないかと思っております。
 
 
2012年8月14日。火曜日。晴れ。
夜中に雨が降ったよう。午前中はほんのわずか降っていたがすぐに止んだ。
二宮金次郎さんの有名な立ち位読書の像のレプリカが届いた。4月から藤沢市で就職した甥の土産だ。わずか20センチほどだがいちおう金属でできている。尊徳先生の記念館が郷里小田原市にあるというのは知っていたので、ぜひそこに行って、おそらくレプリカを売っているだろうから、買ってきてくれと頼んでいたものだ。この像と三木清の新潮文庫「読書と人生」がよく似合う。

池内了さんの「ノーベル賞で語る現代物理学」(新書館)をやっと終わった。よい本である。ノーベル賞が創立されて100年以上がたつ。ノーベル物理学賞の歴史は20世紀の物理の歴史でもある。人物と業績、それにその分野の解説、さらに賞をもらった人、もらわなかった人、もらうまでの期間などについて池内さんのコメントが入る。これがとくにおもしろい。ということで、内容はまことに豊富だ。

続いて。小林誠・益川敏英「いっしょに考えてみようや」(朝日新聞出版)を読む。速成版であろうが、まずまずのできだろう。
 
2012年8月15日。水曜日。晴れ。
お盆は終わりですね。昔ほどの季節感ないのは、盆踊りの声が聞こえないからでしょうね。私が住む住宅団地は、団地ができてからお祭りをはじめて、8月の最初の土曜日日曜日あたりに、夏祭りというのをやっているのだが、神社と提携しない祭りというのは、よくわからないですね。
ともあれ、お盆は終わった。でも、暑い夏は終わらない。
2012年8月16日。木曜日。晴れ。
久々に出勤。車の中でも、日射しがきつい。
デジカメの新しいのを買う。これまでのは先日の海水浴で潮水が入ったのか調子が悪い。修理だけで1万円以上だということ。それで、それを下取りに出して、1万円以下のものを買った。
小柴昌俊著「物理屋になりたかったんだよ」(朝日新聞社)を読んだ。痛快。
 
2012年8月17日。金曜日。晴れ。
昨日よりも暑くなった。早く夏が終わることを祈る。
県北でキャンプを再度行いたいところだが、日程の調整がつかない。
仕事も捗らない。
下村脩著「クラゲの光に魅せられた」(朝日新聞社)読む。私にはついていけない世界だ。
 
2012年8月18日。.土曜日。晴れ、一時雨。
朝、新幹線で名古屋へ。名古屋駅前でレンターカーを借り、関市へ。辻屋で鰻丼上を食べる。味も量も満足。刃物産業館へ行く。次は高山市。
高山市では夕食前に陣屋(代官所)を訪ねる。
 
2012年8月19日。日曜日。晴れ。
6時から朝市へ。朝食後に白川郷へ。まず展望台、といっても岡の田圃の傍へ上がり、集落を一望する。次に、駐車場にまわり、集落を散策。名古屋まで引き返し、新幹線で帰る。
 
2012年8月20日。月曜日。晴れ。
研修会参加のため広島へ。
吉村昭「三陸海岸大津波」(文春文庫)読む。
 
2012年8月21日。火曜日。晴れ。
本日整体の日。
プラモデル、30センチシリーズ戦艦大和 アマゾンより着。税込み609円。
 
2012年8月22日。水曜日。晴れ。
リッチとレビ=チビタの絶対微分のテンソルの論文。フランス語。少し、早く読めるようになった。ワンボードマイコン・Arduino UNO R3届く。2900円。 もっと安いところがあるかもしれない。
 
2012年8月23日。木曜日。晴れ。
夏休み最後は、さわやか信州 横谷温泉の旅というバスツアーで、霧ヶ峰へ行ってきました。6時に家を出て、6時25分に2号線の大門駅口からバスに乗る予定だったので、5時前に起きて、準備します。
6時にタクシーを予約していたら、6時前に来てくれたので、少し早いが出る。
バスが来るまでに時間があるので、早朝のバス停でおにぎりを食べる。これが朝ご飯です。時間どおりバスが来る。2号車ということになっていたので、1号車かと思っていたら2号車だったので乗る。1号車は別ルートの参加者のもよう。笠岡の本社でたくさん乗られる。笠岡インターから山陽道。多くの場合のように吉備、三木とほぼ1時間おきにサービスエリアで休憩をとりながら、順調にバスは走った。中国道に入り、途中豊中で混むが、たいしたことはない。そして、名神に移り、琵琶湖を迂回して多賀SA。それから東海北陸道は先週走ったばかりのところだが、美濃市へ行き、そこの物産館で昼食。そこからは東海環状自動車道というので中央自動車道へ移る。ここからはいつものコースです。左に中央アルプス、右に南アルプスの雄大な自然には、いつもながら、感心します。きっと厳しい自然環境だろうと想像するしかないのですが。そして、諏訪で降りて、諏訪大社へ参詣。そのあとお土産やへ寄ってから横谷温泉へ。切り立った崖の下にホテルがあるのですから驚きます。
 
2012年8月24日。.金曜日。晴れ。
8時に出発して、そのまま山の中を通って、白樺湖畔へ。久し振りです。さっと通過してビーナスラインへ入る。途中何度が雲の間から小さく頭を出す富士山に歓声を上げながら、車山高原下へ。車山には2回リフトで上がっているが、今回は通過。霧ヶ峰へ。すぐに八島湿原へ。ここもかつて歩いた記憶がある。車山がきれいに見えています。美ヶ原のほうへは行かず、戻って霧ヶ峰の土産物屋で休憩。そこら諏訪のほうへ降りて、またもや土産物屋へ。あまり買わない主義だけど、少しずつ増えていきます。そして再び中央自動車道へ。途中飯田市で街に入り昼食。少し歩いて見て、川の水がきれいなのは、うらやましい限りでした。あとは名神、中国、山陽と途中休みながら順調に帰ってきました。
 
2012年8月25日。.土曜日。晴れ。
台風の影響か風が時折吹いておりますが、暑い風です。エアコンを入れて、いつものような生活。「アメリカ彦蔵」を少し読む。
2012年8月26日。日曜日。晴れ。
やはり暑い。午前中因島。午後帰って昼寝。
 
2012年8月27日。月曜日。晴れ。
今日から仕事。
台風14号と15号がいる。15号が910ヘクトパスカルぐらいで超大型だったが、今日は960ヘクトパスカルに衰えているので安心。その影響で、昼間暖かい風が吹く。
夜は涼しい。雲が多く、星はほとんど見えない。
 
2012年8月28日。.火曜日。晴れ時々小雨。
午後、少し雨が降るものの暑い。夕方雨の間を縫って散歩。帰った頃また降り出す。でもすぐに止むというような、元気のない雨。
吉村昭さんの「アメリカ彦蔵」(読売新聞社)を終わった。読み応えのある、名作。
 
 
今年43冊目。
与謝野晶子訳「源氏物語 上」(角川文庫)。
今年44冊目。
池内了著「ノーベル賞で語る現代物理学」(新書館)。
今年45冊目。
小林誠・益川敏英著「いっしょに考えてみようや」(朝日新聞出版)。
今年46冊目。
小柴昌俊著「物理屋になりたかったんだよ」(朝日新聞社)。
今年47冊目。
下村脩著「クラゲの光に魅せられた」(朝日新聞社)
今年48冊目。
吉村昭著「三陸海岸大津波」(文春文庫)
今年49冊目。

吉村昭著「アメリカ彦蔵」(読売新聞社)。