2019年7月14日日曜日

夕凪亭閑話 2010年7月 


 
2010年7月1日。木曜日。晴れ。
ブタおはようございます。今朝も福山市は曇り曇り。昨日と同じ。いや、更に雲が・・。今日から7月。楽しくやりましょう。

朝から暑いので、やはりシャワーを浴びてから、ゴミを出して、出勤です。ちょっとコースを変えてみました。大きい道路は気分的にも楽ですが、前に遅い車がいるとストレス感じます。また普通の信号で2回も待つというのもよろしくない。でも8分ほどで、着く。

まずはGamowです。まだ終わりません。

しかし、おかげさまで、今日は「桜田門外ノ変」を終わりました。
今年38冊目。
吉村昭「桜田門外ノ変」(新潮社)。
約500頁。昨日から後半半分を。3日ほどあれば読めるのですが、あまり速く読むと忘れるので、時間をかけて読むのです。
次は「生麦事件」がいいかな。
もう少し年をとってから日本のものを読むことにして、今は外国のものを、と思ってはいるのですが、ついつい手がでしまいます。(まあいいか!)

市立図書館(分館)に行くと、「生麦事件」があったので借りてきました。

「波」が届いていたので、開けてみると、塩野七生さんの「十字軍物語」の広告が入っていました。「北ヨーロッパのキリスト教世界と中近東のイスラム世界との対決」だそうです。それにたいして未読の「ローマ亡き後の地中海世界」は「南ヨーロッパのキリスト教徒と北アフリカのイスラム教徒の対決」だったそうです。そのうち読みたいですね。

さて、日没後の薄暮の間に散歩。1時間コース。やや疲れる。さすがに8時を過ぎると暗くなっている。
 
2010年7月2日。金曜日。曇り,一時雨。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今朝も福山市は曇り曇り。でも毎日晴れて蒸し暑い。今日も同じように暑くなりそうあせあせ(飛び散る汗)。 今日は健康診断の日。できるだけ早く行って並んで、早く済ませて、早く朝ご飯おにぎりを食べないと・・・。この暑さでお茶湯のみも飲めないのはつらい。

水を飲まずに朝の運動は危険。やめておこう。シャワー浴びて行くとしよう。

せっかく早く着いたのに,昨年とは時間が変わって8時半からやるとのこと。さらに検診車が遅れて8時40分スタート・9時に終了してお弁当の朝ご飯を食べる。やっと生き返った。

待つ間にGamow。その後,いつものお仕事。外のお天気はおかしい。晴れるでもなく,降るでもなく,どんよりとした曇りの状態が午前中続く。

寸暇を惜しんで,フランス語を聞くべし!!

と、書いても、時節柄、なかなか忙しいです。

その寸暇を盗んで、睡蓮、ガマ、トクサ、ヒシ、オオカナダモの密猟に行ってきました。(嘘です、許可を得て!)

睡蓮は難しいです。なかなか育ちません。先日我が家の株分けしたのは、年季が入っており、横に広がり、自然に地下茎のような太い根が切れたので分けたしだい。

帰って植木鉢に移したりしていたら雨が降ってきたので、今日のお散歩は中止。

金曜日の夜ですから、ゆったりとフランス語をしようと思っていたのだけれど、あまりすすまず。読書も、また然り。本だけが二階から夕凪亭へ降りてくる。 
2010年7月3日。土曜日。雨後曇り。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今朝の福山市は雨霧。夜中はよく降っていたが今は小休止。でも、まだ降るでしょうね。せっかくの土曜日だけれど、仕方がない。いつも見ているのに、なぜか雨にあたると風情が出るアジサイ。クチナシ、ヤブカンゾウはそろそろ終盤へ。

雨の中をガソリンを入れて因島へ。42.22Lで5193円。@123円でございます。

因島は霧で覆われ、因島大橋から鏡浦の梶ノ鼻の先端がかすかに見える程度。いつも思うのだが、梶ヶ鼻の先端から少し入った部分がかなり低くなっている。このまま浸食が進むと、先端が切れて島になるのではないでしょうか。あそこには、粘板岩の古生層から流紋岩の大岩脈が幅1.2m、長さ20mにわたって突き出しているし、海岸には粘板岩と砂岩が海食代台になっているのがみられるところ。これ以上浸食がすすまないほうがいいと思うが・・・。

福山に帰って昼寝。夕食後1時間散歩。入浴後執筆8枚弱。 
 
2010年7月4日。日曜日。晴れ時々曇り。
犬おはようございます。今朝の福山市は曇り曇り。さっきまで晴れていたけれど、今は天気予報通り曇り。蒸し暑い一日になりそうですね。車に着いた猫猫の足跡が消えない。こういうのは、趣味じゃあない考えてる顔


ああもう、アメリカの独立記念日である、7月4日が終わろうとしている。今日一日は、例によってのんびりと過ごした。というよりも、明日からまた始まる怒濤のような日々に備えて、要するに、何もしなかった、すなわち、休養をした。

ついでに書いておくと、アメリカの独立のほうがフランス革命より早いんですね。ですから、フランス革命の人権宣言なんかそんなに高く評価する必用はないんですね。だったら、アメリカの独立宣言や憲法が最高かというと、アドバルーンですから、あまり本気に考えない方がいいと思いますよ。現に21世紀なっても軍産複合体制がアメリカの本質であって、世界から戦争がなくなれば自動消滅せざるを得ない国家ですからね。

少し蒸し暑かったので、夕凪亭にエアコンを入れて、スダレを降ろし,レースのカーテンを引いて、できるだけ外気温の影響のないように努力。

桔梗さんと二女さんは外食に出かけたので、孤食&猫食い&速食い。

そのあと、二階に上がって熱力学などの本を開けると、いつのまにかウ
トウト・・・。結局、思っているほど進まなかった。どーせわからないんだから、わかるところだけわかればいいんだ、などと横着な気持ちでながめると、けっこう面白いものです。これを試験のためとか、変な目的のためにやるから、おもしろいものがおもしろくなくなるのは、他の面でもすべて同じです。

さて、本日の休養は何語でもよかったのですが、どういうわけか慣性の法則に従ってフランス語。パスカルとベルグソン。どちらも世界の名著にあるもののと比べながら原文を少し。

それから翻訳をもってなくて、web上にあるものは、適当に辞書をひきひき・・てな具合です。

そして、資料だの本だのと読んでいると、またまた睡魔に襲われます。

ひとつだけ書いておきましょう。
結城浩「数学ガール フェルマーの最終定理」。おもしろいです。でも、少しだるくなったので途中でやめます。本質と関係ない会話は、気分的にのれる場合と鼻につく場合があります。後者が増えたので、今回は止めて返します。

そして、夕暮れを待って散歩です。少し日は高かったが、1時間ほどとーくの街まで散歩です。途中で墓地の裏の細い路地とか通って、山の上の夕凪亭に無事もどりました。

楽しい日曜日でした。
 
2010年7月5日。月曜日。午前中曇り午後晴。朝にわか雨。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今日の福山市は曇り曇り。なのに、7時前ににわか雨雨。やはり最近の天気予報はあてにならない。今日は月曜日。元気を出して行くとしよう。

フランス語の単語集を少し見て、鉄亜鈴振って、シャワーを浴びて、燃えるゴミをもって出発。

8時を過ぎているので、別ルート。高校生とほとんど出会わない。信号が多くよく止まる。10分で着。

まずは、Gamow。かなり読んだぞ。もう少し。1週間では、無理かな? 努力してみよう。

それから机の前にあった「ムーア 基礎物理化学 上」。「基礎」のついてないのを昔買ったが難しかった。いきなりああいうのを読むからわからなくなるのだ・・・。まあ、時間をあまりかけなかったのも悪いのだが。

それから「議会の迷走」(小説フランス革命 Ⅳ)。ⅣとⅤの順序が逆になってしまった。

ここまでが、ウォーミングアップ。空を見ると、曇天。同じ曇りといっても昨日のような晴れ間のある曇りと違い、今日のはいつ一雨来てもおかしくはないような空。

少し目を下げると、マツモムシが泳いだ。これは一週間ほど前に捕まえてきたもの。本稿初登場。ヤゴぐらいの大きさの水中動物です。昆虫かな。気持ちよくないです。オススメ品ではありません。手を入れると刺されるそうです。

先週、一つ、ミステリーが生じた。確保してきたマツモムシは3匹。二日後に1匹が死んだので、割り箸で摘んで、窓の外に捨てた。何人も証人がいた。エアコンを入れているので窓は常に閉まっている。

翌朝見ると、3匹になっていた。誰も追加してないという。生き返って飛んで戻ってきたことはあり得ない。そこでみんなで考えた。交尾していて重なっていたのが離れたのではないかという、一応の結論。

今朝来てみたら、また1匹死んでいたのでまた割り箸でつまんで捨てた。さて、問題です。今、何匹いるでしょうか?

さあ、仕事をしよう。嵐のような一日を乗り切れば、また元の窓際族に戻れる。頑張ろう、一日!

今日のノルマは完了。まずは順調。

夜はフランス語少し。
 
2010年7月6日。火曜日。(夜雨)曇り後晴れ。
牡牛座おはようございます。今朝の福山市は曇り曇り。青空が見えません。毎日朝は曇り。そして蒸し暑い。同じようなことを1週間も書いているようですね。雨が降った跡が目につきます。gooの天気予報には雨マークはなかったのに。  梅雨明けが待ち遠しいよ~波

朝から忙しかった。フランス語の単語を見て、例の如く鉄アレイ振って、シャワーを浴びて、遅い出発。出たところで・・近所の高校のスクールバスが通過。立っている生徒もいた。よく利用されているのだ。

久し振りに机の上を拭いて、Gamow以下、昨日と同様のウォーミングアップ。それからが忙しい。

夕方は40分の散歩。それからまたまた悪戦苦闘。
順調と言えば順調。でも、少し足りないような。
こんなところが、今日の一日。

新聞によると、既に海開きしたところがちらほら。子どもの頃は、海へ行くのは梅雨明けしてから、というのがお決まり。だいたい夏休みになるころと一致していた。だから、世間の海開きは少し早いと思う。でも、海水浴はお盆まで、ということでもあるし、急ぐのもわからないわけではない。・・やはり、早く梅雨明けになれば、海辺の光景もにぎあう。



2010年7月7日。水曜日。曇り後晴れ。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。今朝も福山市は曇り曇り。少しは照ってます。 今日は七夕で、週の中日。今日も楽しくやりましょう! でも、控えめにしないといけないものも多い。今日の目標-スピードは控えめに!。

今日は、深い意味はありません。車のスピードです。朝の通勤路を広い道にしたら、ややスピードが出すぎ。ご用心、ご用心。仕事のスピードは、たいてい順調です。最近は、早すぎるというわけでは、ありませんので。でも、来週当たりから、8月末のことにとりかかる予定。(少し先行)。

パラグアイ関係の資料を読んで、鉄亜鈴振って、シャワーを浴びて、家を出たのが8:12.目標15分でスロードライブ。幸い、途中から前にトラック、ひとつ普通車、その前がバス、かなり普通のスピード。途中から脇道へそれ、信号無し。まずまず流れて、8:22office着。駐車場もよく空いている。結局、ゆっくり走っても同じということ。急ぐ必要はないのだ!

まずは、Gamow。

続いて、「議会の迷走」。最初が五世紀のフランク王クロヴィスだった。他のゲルマン諸族が蛮族として退けられていくのを尻目に、フランク族だけが未曾有の反映を許されたのは、この王がキリスト教の信仰を容れたからなのだという。」(p.113)。

衰亡史のところにも、似たようなことがでてきました。

仕事のほうは、次は来週の月曜日の準備、ということで、そんなに先を走っているわけではありませんが、まずまず、遅れずに走っております。

先週、許可を得て密猟してきた、スイレンの花が咲きました。折れた茎に、ヤゴが昇ってきておりました。トンボになれる日を待っているのでしょうね、きっと。
2010年7月8日。木曜日。晴れ時々曇り。
ブタおはようございます。福山市は珍しく晴れ晴れ。暑くなりそうあせあせ(飛び散る汗)ですね。メダカ池のスイレンが咲き始めましたチューリップ。この時間はまだ半分です。どんどん開いて夕方しぼみます。昨日からです。何日咲くのだろうか? 予想は、10日間。

今日もパラグアイの資料を読んで、鉄亜鈴振って、シャワーを浴びて・・・燃えるゴミを出して、出発8:02。15分ぐらいかけてゆっくり行くつもりで、細い伊勢丘ルートを。今日は珍しく対向車も同じ方向へ行く車も、高校生も少なく、10分でofficeへ。既に暑い。

まずは、Gamow を読むところから。そして「議会の迷走」。

昼頃からやや薄曇り。でも、今日はなかなか暑いですね。ぐったり。

期日前投票に行ってきました。これという候補がいるわけではないのですが・・・。

ということで、夕食後の散歩は中止です。少し涼しくはなっていたのですが、なにしろ、「ぐったり」という感じでしたから。

2010年7月9日。金曜日。曇り。夕方小雨。
猫 おはようございます。今朝の福山市は曇り曇り。連日暑い日が続いています。今日も暑くなるのだろうか。でも、週末。楽しく過ごします。

毎日きめられたように動けるということは、ある種の快感である。・・いつものように、パラグアイの資料を読んで、鉄亜鈴を振って、シャワーを浴びて、プラスティックごみを出して、出発。8:05。15分で着けばいいんだ、と自分に言い聞かせて、できるだけスピードは出さないように。でも「流れ」というものが、ある。流れに従うと11分で着いてしまった。

そしてGamow 、ムーア基礎物理化学、議会の迷走・・と暖機運転を続けると約1時間経過。 ここまでは、ほぼ今週1週間の朝の儀式。さあ、仕事をしよう。

ということで、仕事も終わり、・・・いよいよ週末。

夕ご飯を食べて歩く予定が思わぬ雨。小雨だから行けばいいのだが、雷が遠くでごろごろ。大丈夫なのです。でも、雷については以前かなり読んで、その恐さを知っています。だから、大丈夫だけど、万が一のことに遭遇したら、つくづくアホだな、と自分で自分を評価できます。だから、出ません。わかるかな? この理屈。要するに雷の恐さを知らない人が、雷に遭うのは事故です。そして不幸にして亡くなられたら、それは事故死です。それは運命ですから、諦めるしかありません。

反対に雷の恐さを知っている人が、大丈夫だろうと高をくくって、出ていって、雷に遭遇して死んだら、これは事故ではありません。バカです。論語にもあります。知って行わざるは、知らざるに同じ。

昨日は、夕方は気温は下がったのですが、日中の暑さに負けて、夕方の散歩は中止。だから、今日は生きたかったのです。

それで10時半から夜の街を歩いてきました。月は出ていません。曇っているからではなく、暦の上から無理なのですね。星は見えます。雲も多いですが。でも、空気はさわやかで、気温も低く快適でした。歩いている人は誰もいなかった。車は時々。静かな夜でした。

明日以降の天気予報は一応見ておりますが、当てにはできません。二日間の休日。好きなことをして、楽しく過ごします。

わざわざ採集してきた「カヤツリグサ」。植木バチに入れて大切に育てております。そろそろ、どうにかしないと溢れる・・・。
 
2010年7月10日。土曜日。晴れ。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市は曇り曇り。白い雲に覆われていて、青空も、太陽も見えず。雨が降ってもおかしくはないような空模様。でも昨夜から気温も湿度も下がり、珍しく爽やかな感じ。快適ですね。  楽しく過ごせそう蠍座

あにはからんや! 暑くなった。32度、31度といったところ。

朝、久し振りに血圧を測ると、104,69.私としては異常に低い。これでは、朝ごはんですよ! と呼ばれても、生返事だけして、目をきょろきょろさせるだけで、しばらく立ち上がれないのも、無理はない。高いよりは、いいか。

スギナを見つけて収穫。これで我が家の、言葉の正確な意味での「雑草園」も、トクサ、ガマ、カヤツリグサ、スギナとレパートリーが増えた。さて、次のターゲットは何にしよか?

小川にはハヤがすばしこく泳いでいた。20年ほどまえに飼育したことがある。また、つかまえたくなった。網とバケツを買って車に入れておこうか、と言ったら、桔梗さんに、いい大人なんだから、馬鹿な真似はやめてよ、と言われた。孫のために取るというなら、いいだろう、と言うと、それなら、いいかも、と許可がおりた。ということで、ザリガニ漁、ハエ漁、解禁!! ナマズは芦田川まで行かないと無理だろうか? 先日、井原で高屋川に行ったが、河川改修の結果魚がいなくなっていた。

今日は因島で、これまた、水生植物コーナーの管理。すでに、スイレン(2種)、ホテイアオイ、ヒシ、トクサ、ガマを入れてある。黒、黄の二種のメダカノサンクチュアリになっている。ヌマエビも入れたが、こちらは、その後消息不明。小さな鯉が時々石の隙間から入り込む。それがお目当てか、鷺が出没しだしたので、ネットを張った。紫外線がきつく暑かった。残りの鯉のところは、既にネットは張ってある。ただ、アオコが発生しているので、ヒシをまた追加。果たして、ヒシはアオコに勝つことはできるのでしょうか?

佐藤賢一「小説フランス革命Ⅳ 議会の迷走」(集英社)を終わる。
今年39冊目。
第Ⅰ巻から登場しているミラボーが死ぬ。臨終の床で、ミラボーはオータン司教のタレイランに、忘れられていくのが最上の策だと忠告する。また弁護士のロベスピエールには自分の欲望をもたないと独裁者になると忠告する。
革命の立役者であるとともに、反革命に傾いた怪物ミラボーの死と遺言は本作品の前半のクライマックスだろう。

そして,主役なき後の主役として,ロベスピエールが本格的に動き出すのである。

さて,次は、レーニンだということになる。レーニンはフランス革命から何を学んだのだろうか?

少し外が涼しくなったようである。深夜徘徊の欲望には押さえがたいものがあるが、もう遅いのでやめておこう。

2010年7月11日。日曜日。雨後曇り。
ブタおはようございます。今日の福山市は雨雨。午前0時頃から降り始め、時々強く降っております。 時計の長針だけ見て、いつもと同じだと思っていたら、1時間遅いようです。日曜日なのに、1時間損した気持ち・・・

午前中は、フタバ図書、それに図書館に。午後は、ウトウト・・。
夕食後散歩。小粒の雨。

今年40冊目。
吉村昭「生麦事件」(新潮社)。
 
2010年7月12日。月曜日。未明大雨。曇り時々晴。夜雨。
牡牛座おはようございます。先ほどまで激しく降っていた雨雨は、今はやんでおります。このあと、どうなるのだろう?  梅雨明けが待ち遠しいですね。

月曜日、低血圧(薬のせい)で起きれないだけでなく、動きが鈍いと思っていたら、二日間朝の鉄亜鈴振りをさぼっていたのに気づいた。

パラグアイの資料を読んで、腹筋、腕立て、鉄亜鈴振って、シャワーを浴びて出撃。15分かけて行こうと決心。どのルートにしようかと迷う。雨はまだ降っていないので、いつものコース。終盤、信号前で列が・・。2~3回待ちになりそうなので、信号3個分の迂回、路地を走る。一端停止が多く、ガソリン代無駄になると思うが、スイスイと流れやはり10分で着く。

まずはGamow。あれ~っ、先週で終わる予定であったが、まだ終わっていない。今週中には・・・!!

ついでファインマン物理学Ⅳ電磁波と物性。

以上が、ウォーミング・アップ。その後、お仕事。

夕食後、いつものように散歩をしていると雨が降り出しました。近くの公園に避難し、藤棚の下で少し小降りになるのを待って、自宅近くまで帰ると止んだので、近くを回るように歩く。再び降り始めたので、急いで帰った。



シムノンの「名探偵エミールの冒険」シリーズを。
(長島良三訳、読売新聞社)
第1巻。
「エミールの小さなオフィス」La cage d'Émile 女宝石泥棒。
「掘立て小屋の首吊り人」La cabane en bois 運河近くの小屋で殺人事件が・・
「入り江の三艘の船」Les trois bateaux de la calanque オランダの銀行家の愛人がリゾートの海で殺される。


夜になっても、ずっと雨は降り続いております。
2010年7月13日。火曜日。雨。
 かたつむりおはようございます。福山市は今朝も雨雨。昨日夕方からずっと降っていました。(もちろん睡眠中は知りませんが。) まだ降るのかなぁ~

ずっと降っていたので、どちらのルートを通ろうかと一瞬思案。やはり、いつものルートに。案の定、多い。途中で信号を回避。路地はスムーズに流れる。結局ノンストップで10分ほどで着く。

いつものようにGamow。そしてフランス語を少し。

結局本日は雨は止むことなく降り続いた。まもなく24時間になる。24時間降り続くというのは珍しいし、それでもややうんざりする。

アマゾンでは二百何日雨が降り続いたことがあった。やりきれないだろうな、と思う。

山陰・米子はいいところだが、秋には24時間のうちのどこかで、雨が降って、だんだんと陰鬱になり、結局11ヶ月で逃げ出した。あの雨さえなければいいところだ。


夕食後、外を見ると止んでいるではないか、とすぐに散歩へ。しかし、退却。そして再び・・・。結局、1ブロック回って帰ってきました。

昨夜ほどではないにしても、断続的にずっと降っています。まもなく12時が来ようとしているのに。

シムノン、続きです。
「ドーヴィルの花売り娘」La fleuriste de Deauville
ドイルの場合でもそうだが、すぐに越境して、国民性を針小棒大に胡椒代わり使うのはにくいですね。残念ながら、信じるしかないですが。彼らにとっては、薩摩と長州と水戸の違いをの書いているような感覚ではないかと思います。

何はともあれ、これで第1巻は終わりました。
今年41冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「ドーヴィルの花売り娘」(名探偵エミールの冒険Les dossiers de l'agence O 1」(読売新聞社)

2010年7月14日。水曜日。雨後曇り。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。福山市は、今日も雨雨ですね。よく降ってます。湿気を取るためにエアコンを入れると寒くなった。ドライに変えた。ドライは、ほとんど使わないが、どうなんだろう。

ドライにしても、まもなく寒くなったので、止めた。

7時53分に出発。15分でいいんだと、つぶやく。小学生は色とりどりの傘をさして、歩道を整然と登校中。中学生、高校生は見あたらない。警報が出ているので、高校は休みなのだろうか。この程度の雨で休んでいたら、休みだらけで、いいのだけれど、しかし、その補充はどうするのかな? 夏休みなどが減るのだろうか。もううちのこどもは通っていないので関係ないのだけれど、ひとごとながら心配。

車は意外に少なく、いつものルートで、10分もかからずに着。その後雨はさらに強くなったりする。

まずはGamow。本日は頭が働かないなぁ。低気圧になると変調をきたすというようなことはないのだが、今日は調子がでない。

よく降った雨は夕方には止みました。帰りに図書館に寄って、シムノンの名探偵エミールシリーズの2,3巻を借りてきました。

そして、夕食後、久し振りに1時間ほど、散歩。先日写したクリの花の栗の木の所を通ると、既に大きなイガグリが・・。今日は夕焼けが見られないと思いカメラを持っていなかったので、今度写してきます。

シムノン。
2巻。
「むっつり医者と二つの大箱」Le docteur Tant-Pis
楽しい推理小説です。ドイルと対抗できる。
tant は、たくさんの、非常に。日本語にも「たんと」というのがありますね。たくさん、どっさり、多量に。「たんとお飲み」などと使うようです。(旺文社国語辞典)
pisは悪いmalの比較級。tant pisは熟語で気の毒な、仕方がない残念だなどの意味だそうです。だから、「気の毒な医者」というほどの意味でしょうね。
7月14日は革命記念日でパリ祭ですね。

2010年7月15日。木曜日。雨後晴れ。
目おはようございます。昨夜は降っていなかったのに、朝起きると、また雨雨です。広島、呉、県北は警報。福山は注意報。  スクールバスが通らないということは、休校なのだろうか? その後、スクールバス通過。休校ではない模様。

当然道路は混雑するだらうから、50分に出る。小学生の列。雨が強くなる。10分ほどで着く。自転車の高校生は大変だ。

いつものようにGamowから。そしてフランス語の単語。

やがて警報も、注意報へ。そして、昼過ぎから雨が上がると、強い日射し。梅雨特有のじとじとした暑さ。早く梅雨明けしてほしいものだ。

夕食後、歩いてきました。久し振りの夕焼け。紅色の雲がもう少し薄かったら、さらにきれいだったと思います。

シムノン「名探偵エミールの冒険 2」

「地下鉄の切符」Le ticket de métro
「老婦人クラブ」Le club des vieiles dames
ますます奇想天外な物語になって,その物語の展開,パズル的謎解きに堪能。
以上で第二巻を終わる。今年,42冊目。

2010年7月16日。金曜日。晴れ。夜小雨。
山羊座おはようございます。今朝の福山市は晴れに近い曇り。梅雨明けはまだなのでしょうかね? 雲が多くて、夏空という感じではないですね、残念ながら。 でも、明日から三連休!

少し照ってきたぞ。暑くなりそう。まだ、暑くはないが時間があるので、シャワーを浴びて行こう。

8時に出る。車は少ない。小学校の前で夥しい数の小学生。中学生、高校生もちらほら。

沼隈半島は雲に覆われて見えない。でもやがて晴れるだろう。信号待ちも少なく快適に走る。前にも後ろにも車がいなくなったので、スピードを落とす。10分ほどで着く。

考えてみれば、山上の自宅から、丘の上のofficeにまで、信号無しで行けるはずだ。ただ、途中で迂回したり一時停止がたくさんあるので、ガソリン代も多くなるし、時間的にも短くはならないだろう。

まずはGamow。  最期のFAUSTのパロディを読んで終わった。
今年43冊目。
George Gamow "Thirty Years That Shook Physics -The Story of Quantum Theory" (Dover)
うしろほうに、1989.2.4.Sat.岡山丸善にて、¥990、とメモがあった。

ここまでが、本日のwarm-up。目はあいかわらず覚めないなぁ。

志賀浩二さんの名は10年ほど前から知っていたのだが、たまたま図書館にあった「数と量の出会い 数学入門」(大人のための数学1 紀伊國屋書店)を借りてきた。こういうのは、飛ばし読みがいいだろう。

1章に社会の中から分数が消えた、とあった。チラシや店頭の案内をパソコンで書くようになったので、3行分とる分数は使いにくいのだろう。私の場合は3/4というように斜線で書くので、別に不便とは思わないし、今でもよく使う。

夕方から雷が鳴り出した。子どもの頃から雷が鳴らないと梅雨は明けないと、聞いて育った。まさに、梅雨明けの雷だ。夕食後雨が止んだので1時間コースで散歩。最後の10分は小雨なれど降られた。

シムノン、3巻
「丸裸の男」L'homme Tout nu
一斉検挙で捕まった弁護士の不信な挙動・・・。だんだんとスケールの大きな作品になる。謎も増す。
 
2010年7月17日。土曜日。晴れ。梅雨明け。
 獅子座おはようございます。今朝の福山市は晴れ晴れ。雲曇りは相変わらず多いようです。昨日、雷が鳴って、その後で入道雲が出ていたから、梅雨明け波でしょうね。

昨日、帰りに図書館に寄ると、寺沢順「πと微積分の23話」(日本評論社)というのが目についたので、借りてきました。読んでいると、「すでに教養程度の微分積分学を修得しておられ、その後も引き続き関心を持っておられる方々」を対象としている、と「序」にあった。

「教養程度の微分積分学」というのは特殊用語であろう。教養がある、教養がない、というときの教養だろうか。それなら、高等学校で・・・と書けばいい。高校の数学の科目名は時代によって変わったので、どのように書いたらここの教養程度に該当するのかわからないだろう。私の場合は数学ⅡBで微分積分は習い、数学Ⅲでもさらに習った。

後の世代のことはわからない。だけど、理科系の受験のために数学を履修した、と書けば、だいたい同じ程度のことを学んでいると思う。

それで、普通の教養程度に知っていることになろう。

だが、ここでいう「教養程度の微分積分学」は、そのような意味とは思われない。やはり、大学の教養課程程度の、ということだろう。今でも教養科目とか一般科目とか言って、専門科目ではない単位を大学では修得しているはずである。名称はともかく。そういう意味にとるのが普通だろう。

それならば、胸を張って4単位とりました、と言える。だが、中身はおぼつかない。だから、この本の読者としては、△。だから、通読はしない。つまみ食い。そして、そのうち返却。それでいいのだ。

夕方、散歩。素晴らしい夕焼け。Z字形の雲が朱に染まって、美しかった。夕焼け復活! 明日以降も千変万化の夕焼けが見られるでしょう。

シムノン。
「モレ村の絞殺者」L'etragleur de Moret
これも素晴らしい。提示される謎も意表をつくものだし、それを見事に解決してしまう。これでいいのだ。
 
 
2010年7月18日。日曜日。晴れ。
 ブタおはようございます。今朝の福山市は快晴。雨期から乾期へ、劇的な転換です。蝉が鳴いて既に強い日射し。久しぶりに窓を全開。

今日も昨日に続いて暑くなりそうですね。これからリサイクルの新聞回収に出して、それからスダレも付けたいですね。これは上下固定。

スダレをつけて、(これは二階)、庭に出て雑草などを切りました。あまり枝が伸びていると、じめじめするので思い切って刈るのがいいのです。

今日は、トクサの面白さについて書いてみましょう。先日来、officeの汀(みぎわ)にあるトクサをとってきて、前衛活け花にしてみたり、移植を試みたりしておりました。・・・実におもしろいのです。

移植したら、いずれも枯れてしまうのですね。そして頭のほうから黒くなってきます。ところが、何と不思議なことに節から小さな芽が出て伸びていったり、根元から子どもが筍のように出てきているのです。
 
さらに驚いたのは、枯れなかったものは、頭の先端に、土筆そっくりの胞子をもった部分ができて、緑色の胞子を散らすのです。 こんなにおもしろいとは,知らなかった。 緑は鮮やかで,ビオトープ周辺には最適ですね。

2010年7月19日。月曜日。海の日。晴れ。
 猫おはようございます。ぎらぎら太陽 光量2倍ですね。

午前中は、夕凪亭で机について真面目に仕事。フランス語のCDも聞いた。

夕凪亭は南東向きに窓があるので、午前中は日がよく射し込む。冬場は実にいいのだが、今日のような日は迷惑。いろいろな所の窓や天窓を開けても、じわじわと温度は上がった。

午後、ウエスギとニトリへ。passed generationの私としては、ニトリ界隈は近づきたくないところ。今日は、桔梗さんのお供だから、まあ仕方がないか・・・。格差、貧困、不景気という世の中の風潮とは裏腹に、レジに行列が・・・。欲望する資本主義ではなくて・・・、消費は欲望のはけ口で、買い物は快楽であるのだと、長い列を見ながら改めて思いましたねぇ。買えるうちはいいんですね。買えなくなったとき、そのエネルギーはどこに向かうのでしょうかね。

帰ってから、茣蓙を出して、エアコンを入れて昼寝。

夕食後、散歩。今日も、日没その後の夕焼け、きれいでしたね。

シムノン。「名探偵エミールの冒険」シリーズ3より、
「シャープペンシルの老人」Le vieillard au part-mine
「ミュージシャンの逮捕」L'arrestation du musicien

猛暑の夏の消夏法としては、肩が凝らなくていいですね。巻3はこれで終わり。

今年44冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「丸裸の男」(名探偵エミールの冒険 3」(読売新聞社)。
 
2010年7月20日。火曜日。晴れ。
 
蟹座おはようございます。福山市は曇って曇りやや涼しい朝です。でも暑くなりそう。仕事をするのが最上の消夏法。

次第に明るくなって太陽が出てくると、どんどんと気温が上昇する。

フランス語を聞いて、シャワーを浴びて出発。まずはガソリンスタンドへ。48.64L、6031円。@124というところ。

そして、officeへ。メダカは3日間のサヴァイバルに耐えて、元気。ガマもカヤツリグサも枯れずに頑張っている。トクサも何とか。

朝から荷物運び。汗あせあせ(飛び散る汗)だくだく。そして最初はLisa Randall  "Warped Passages" 。

ついで,ローマ帝国衰亡史。Ⅶ巻の第40章。セントソフィア大寺院の建設で名高いユスティニアヌス大帝の事績。8月中に終えたいところ。暑いけれど頑張らなくては。

こうしているうちにも、太陽はますます強く照りつけ、神経が麻痺してくるではないか。

夕方になっても日射しは強い。7時前になって出かけようとすると昨日よりもさらに美しい日の入り。

2010年7月21日。」水曜日。猛暑。
 
わーい(嬉しい顔)おはようございます。暗いうちに起きて、満天の星を見ながら散歩してきました。東の空がしらじらとなった頃帰って、今はすっかり明るくなりました。よく晴れていて、今日も暑くなりそうあせあせ(飛び散る汗)ですね。 眠くなったので、もう一寝入り・・・。(おやすみ!)

さて涼しい部屋に移動して朝寝をしたので、再始動。鉄亜鈴振ってシャワーを浴びて出撃。

まずは、Randallの次元論。graviton、すなわち重力子が議論されている。重力子を検出する実験が高校の時、報じられて、無理だろうと思っていたが、今は真剣に俎上に上がっている。まさに隔世の感。

フランス語もやらねばなりません。白水社の「コレクション フランス語8 語彙」というのは関連する単語をまとめて、その微妙な差異(ニュアンス)を説明した本で、なかなか役にたちます。改訂版では最期の章にIT関係の用語が追加されています。

フランス語でもIT用語は,どちらかというと外来語なのに,フランス語への置き換え,すなわち翻訳がかなりあります。こういうのはそのままのほうが,学習者としては楽なのですが,仕方がありません。いわゆる言葉の乱れ,ということになるのでしょうが,学術用語は,統一されておいたほうがわかりやすいのだから,あまりその国の言語に固執していると,その分野の発展が遅れるのではないかと思います。

ギボン著、中野好之訳「ローマ帝国衰亡史 Ⅶ」(筑摩書房)「第四〇章 ユスティヌス一世の登位-ユスティニアヌスの治世-一、皇后テオドラ-二、大競技場の党派とコンスタンティノポリスの騒擾-三、絹の貿易と製造-四、財政と租税-五、ユスティニアヌスによる建築物-聖ソフィア教会-東帝国の防御と国境-アテネの学堂とローマ執政官の廃止」
を終わった。最期のアテネの学堂の廃止というのは、やはり愚挙であろう。例え実質的には機能していなくても、その器を維持することが必要なのだ。思うにギリシア文化というものは不思議なものである。本来ならば、ローマに制服されたギリシアは滅び、ローマ文化で覆われるわけであるが、ローマ人は支配下に置いてもローマの文化を押しつけず、従来のものを維持させ、また役にたつものは利用した。特にギリシアの学芸は尊重され、首都ローマからアテネに留学するという、日本人には理解しがたいような価値観があった。そういうものを断ち切ったわけであるから、後は荒廃への坂道を転げ落ちるしかない。結局、ルネサンスになって、やっとギリシアの学芸は見直されたわけである。
2010年7月22日。木曜日。猛暑。
 
山羊座おはようございます。福山市は今朝も快晴晴れ。既に暑いですね。日の出前に県境のほうへ散歩走る人。鶯、鴉、ヒヨドリ、蝉が鳴いて賑やかです。

昨日に続いて朝型生活二日目です。さて、続けることができるのか? 昨夜は11時前に寝て、今朝眼が覚めたら既に明るくなっていた。時刻は5時前。すぐに起きてゴミを出して30分ほど歩く。google mapでは、新幹線が下を走っている辺りになります。山が東側にあるので、明るくても日の出はまだ。直射日光を避けて散歩できるのがありがたい。

しかい気温は高く、汗がでますね。そして、朝の時間がたっぷり使えます。

まずは、「ローマ帝国衰亡史 Ⅶ」。今日から第41章。533年、ユスティニアヌスの西方征服。

朝からエアコンを入れようかと思ったが、やはりがまん。

空だけを見ると快適。でも気温のことを考えると憂鬱。今年は猛暑。最近では異常気象とか、温暖化という言葉はあまり聞かれなくなったが、やはり、温暖化は進んでいて、夏の気候は亜熱帯だと思ってもいい。

そして出発。車はすいすいと走るが、8時半の道路は暑い。一人のときはエアコンは入れないほうがいい、と今は思う。

まずはRandall。そしてフランス語。今日はCamus。

そして、夕刻。暑いし、朝歩いたので、今日はもう歩くまいと思いつつ、メダカに餌をやり、植木に水をやっていたら、夕陽の時刻になったので、出かける。

クーラー依存症にならないためにも、家では、入浴後にクーラーを入れる。休日は別。それに車は一人のときは窓を開けて走るのがいいと思っているのだが、連日の暑さに、負けそう。宮沢賢治さんは、暑さの夏は、どうするんだったかな。うなだれて歩くのだったかな?

シムノン、名探偵エミールの冒険シリーズ。巻4。
「エミールとミンクのコート」Emile à Bruxeles
「不法監禁された男」Le prisonnier de Langny
「O探偵事務所の恐喝」Le chantage de l'agence O

ということで、
今年45冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「O探偵事務所の恐喝」(名探偵エミールの冒険 4」(読売新聞社)。

このシリーズ終わり。次はメグレ警視シリーズに入りたいところだが、医学ミステリーではないかと思われる「感染者」を既に借りてきているので、先に読む予定。

2010年7月23日。金曜日。猛暑。
 
ペンギンおはようございます。4時前に起きて40分散歩走る人。ホトトギスが鳴いていた。外も中も暑い。少し明るくなった。セミが鳴き始めた。今日も暑そうですねあせあせ(飛び散る汗)

・・・・思ったとおり暑い日だった。でも夕方再び散歩。7時前に出ると、ちょうど日没。朱色の太陽が山の向こうに沈んだ。その後の夕焼けはそんなに見事なものではなかった。でも、ほぼ1時間歩いた。少し歩きすぎかな。

今日も10時過ぎに寝て、明日も4時頃起きたいものだ。 
2010年7月24日。土曜日。猛暑。
わーい(嬉しい顔)おはようございます。4時から早朝散歩。山の上を一直線に走るバス通り、広いので少しは風通しがいい。それでも暑い。例年ならすがすがしい朝のはず・・・。帰った頃には少し明るくなっている。朝から、というよりも、昨日からの暑さが続いている・・・あせあせ(飛び散る汗)

星の王子さまのフランス語版を読んでいたら、1章を読んだところで眠くなった。茣蓙を敷いてねているとどんどん寒くなる。扇風機を切って、次に設定温度を徐々に上げていく。26,27,28・・まだ寒い。29,30・・でも寒い。とうとう切った。部屋の下には冷気が籠もるのだ。エアコンを入れて眠ることの恐さがよくわかった。

諫早湾の調整池に鰐が3匹いるということだ。これは恐い。近くに遊びにいく子供たちもいることだろう。大人の情報は意外と子供には伝わらないものだ。徹底的に駆除するほかないと思う。ところで芦田川にもいたという話はその後聞かない。いないのならそれでいいが。

デオデオ福山本店へ行って、iPadを見てくる。その後、リーデンローズへ、松竹歌舞伎を見に行く。「廓三番叟」「一條大蔵譚」「棒しばり」。帰りに図書館へ。

・・ということで一日中,クーラーを浴びたようだ。これで,夕方の散歩はきついな。・・と思っていたら,徐々に日陰が増し,暗くなって行く。日没が近づけば少し涼しくなりそうなので,軽く歩くことにする。

7時過ぎにでて、山に近い所を回る。少し涼しい感じがしたが、住宅街に戻るとやはり暑い。25分ほど歩いて帰る。

二階の子供の部屋は本を広げて好きなように使っているが、帰ってくるという連絡があったので、整頓しなければ。本日、少し移動。毎日、少しずつ移動させれば、帰って来る頃には片づくと思う。

昨夜は10時頃に、タイマー3時間、27度設定で寝たが、暑くて2時頃目が覚めた。明日もエアコンが切れたら、目が覚めそう。タイマーが切れて30分後に窓が自動で開いたらいいと思うが、そういう装置はつけていない。

昔の会話を思いだした。
-どちらにお住まいですか?
-○○です。
-いいところですね。夏でも、クーラーがいらないところでしょう。

・・・・そんなことは、絶対ないです。

夜になったら、風は少し入ってきますが、暖かい風ですからね。


2010年7月25日。日曜日。猛暑。(本郷で雷雨に遭う)
目おはようございます。早朝散歩走る人終了。昨日より涼しいと思ったが、途中で汗あせあせ(飛び散る汗)。暗いうちはホトトギス、キリギリス。やや明るくなって、カラス、スズメ、そしてセミ。

5時前に既に夕凪亭は.27.8℃。今日も猛暑でしょうね。
朝からカラスがうるさいな。

茣蓙をしいて、寝ころんでフランス語のCDを聞いていたら寝てしまった。エアコンを入れていないのに寒くなったので扇風機を止めて熟睡。

桔梗さんが6時に起こしにきたので、起きて朝ご飯を食べて、スイカを食べて、桃を食べて、パワー全開。

涼しいので、メダカに2日ぶりに餌をやりに行ったら、今年も灰色のハイブリッドがかなりいた。一代雑種だと思うので、特別なことはしていないが、彼らだけ隔離して、増えるかどうかやってみるのもいいかな。もし、繁殖に成功したら、プリウスと名づけよう。

やっとサルスベリの花が咲いた。よそより1週間ほど遅い。百日紅と書くだけあって、3ヶ月間も次から次へと咲いたときもあるが、今年は暑いので、期待はできない。

7時過ぎになると、ぎらぎら太陽が、夕凪亭の中まで。スダレを降ろし、遮光カーテンを閉めて、エアコンを入れる。

昨夜は、11時前に4時間タイマー、37℃設定で寝たが、エアコンが切れて1時間後に暑くて目覚めたようだ。寝る前のストレッチのやり過ぎか痛かった腰も、先ほどの朝寝で全快。

いつもの朝の体操終了。どんどんと外は暑くなっているようです。これから、シャワーを浴びてからお出かけ。東広島経由で廿日市へ。帰りに広島で岩崎ちひろの絵を見て帰るという予定。暑いけど、行きますかな。

9時少しまわって出発。珍しく車が少ない。少しだがガソリンを満タンに。17.81Lで2172円。@122円。山陽道に入る。暑いので無理をせず、東広島へ。残念ながら1000円を超えないので通常料金。イラストレーター兼ふりかけ屋の二女さんと合流。ふりかけ屋さんのほうは、まもなく廃業。今後は野菊さんと呼ぶことにしよう。

宮島サービスエリアは夥しい車。光る海。・・そして大野インターで降りて目的地へ。

帰りは、広島インターで降り、中心部へ。カタコンベのような地下駐車場に入れて、ひろしま美術館へ。いわさきちひろ展。成人した子供たちにも、また、自分にも、このような時があったなあと思う絵がたくさんありました。8/29まで。

その後、桔梗さんと野菊さんのショッピングにつきあってそごうに。時間はいにしへにタイムスリップ。フリーターをしていたころ、朝のうちに仕事とお勉強を終え、午後は西十日市から電車通りを歩いて原爆ドームを見ながら6Fの紀伊国屋まで行くのが散歩コースにしていたのは24の秋だった。

・・・あれから幾年月。岡山、因島、福山と、転々と生きてきた。福山の開店しては消えていく多くの店舗を見ている目には、ここにこうして今もあるということが奇跡のような思いで襲ってきた。また、見れば、私よりも若い人たちのほうが圧倒的に多い。そして、背の高い女性が増えている。進化はしていないが大きく変わった。

鬼門の本郷街道は雷雨で、一時的には22℃まで下がったが、福山につくと31℃。やはり、いつもの熱帯夜かと思っていたが、深夜になって気温は下がった。

9時頃から11時までうとうと・・。これで朝型生活は崩れる。明日から天気も雲の多い日になるという予報。 
2010年7月26日。月曜日。猛暑。
山羊座おはようございます。昨夜の雷雨はこちらまで達せず。それでも少し涼しくなって快適な朝・週明けです。   既に日射しは強く、セミも精一杯鳴いている。 暑さに負けずがんばろう!!

でも、どちらかというと負け気味でした。月曜日ですから、いつもとは少し遅いが窓を開けて出勤。この暑さで、午前中でもエアコンに頼りだしたので、できるだけ一人で車に乗るときはエアコン無しで走りたい。

机の上にたまっている書類にハンコを押して(金曜日年休だったので)、文書を発送して、そしてやっとRandallからスタート。フランス語など。

昼間に車を走らせると、車外温度39℃。ついに・・というところです。

それでも、夕方6時頃帰っていると、雑司池の桜並木の下を通るとややひんやり。そして、山を登るに連れて、風も吹いてくる。これまでとやや違って、夕方になると涼しくなるような感じ。

7時過ぎに散歩にでると、これまた風があって快適。

9時に夕凪亭に降りてきた。少し涼しそうなので、窓を開けて扇風機だけでやってみる。温度計は30℃。北西の小窓も開けてみる。もう少し風が吹いたら、室温が下がると思う。でも、なんとかやっていける。
窓から満月が見える。

結局、1時間たっても気温は29.9℃になったり30℃になったりで、下がりませんでした。でも、湿度が低いせいか、なんとかやっていけました。


パトリック・リンチ著、高見浩訳「感染者 上」(飛鳥新社)。
多剤耐性菌を扱ったバイオミステリー。
今年、46冊目。

2010年7月27日。火曜日。晴れ。
牡牛座おはようございます。30分歩いて来ました。かろうじて直射日光を浴びずに。27℃。涼しいほうです。 昨日、昼間に車外温度39℃になった。

夕凪亭には朝日が入ってくるので、カーテンを引いて、茣蓙を敷いて、フランス語のCDを聞いていたら、うとうと・・・。あれっ? 先日も同じことを書いたようですね。 同じような生活ですね。これじゃあ、浦島太郎の日記ですねぇ。どういう意味かわかりますか? エジソンがフランスに生まれていたら、何になったでしょう? というのと同じような哲学的な質問です。まじめな。

何をしていても、一瞬一瞬が人生ですから、同じような生活をしていても、それはそれでいいのです。

そしてシャワーを浴びて出動。まずはRandall。そして、フランス語。そして、仕事。

夕食後、日が沈んで散歩。少しだけ涼しいか。日中もやや風があって何日ぶりかに、暑さが和らいだ感じ。でも、もちろん暑い。

パトリック・リンチ著、高見浩訳「感染者 下」(飛鳥新社)。
正直言って、誘惑に負けた。やめられなくなった。
今年、47冊目。
 
2010年7月28日。水曜日。曇り時々小雨。
ペンギンおはようございます。4時に起きて早朝散歩してきました。今朝は薄い雲がでて、星は見えず。でも久々に空気は冷たく、快適です。 
少し明るくなって、朝焼けがきれいです。 風が止まった。そろそろ朝凪かな?瀬戸内地方ですから。

海風、陸風の変換はどこでもあるのですが、そのとき、地形の関係で季節風が吹かない瀬戸内地方では風が止まります。これが朝凪、夕凪です。海面は鏡のようにきれいですが、夕方の蒸し暑いときですの夕凪は嫌われます。

天井扇と扇風機で涼しいが、気温は27.6℃。茣蓙を敷いて、寝ころんで、本を読むことにしましょう。座布団を二つ折りにしただけだったら、頭が低いので、冬に使っていた三角形のテレビ枕を昨日出してみた。スポンジに背中がくっついて暑いので、工夫が必要です。板で三角形の踏み台のようなものを作って、その上に茣蓙をしくようにしたらいいのかとも思う。

佐藤康「フランス語のしくみ」(白水社)。
これは、体系的な語学の参考書ではなく、トピック的に文法を述べてものです。フランス語の複雑なところを要領よくまとめてあるので大いに役に立つ。もちろん一度読んでもすべてを覚えるわけにはいきませんので、何度も読んで覚えたいと思っています。
とうことで、これで、今年48冊目。

一寝入りして出発。少し太陽がのぞいていたのに雲が増えましたね。久しぶりに猛暑でない日になりそうです。

続いて語学の読み物をと、本棚を探して「英語の語源A to Z」(丸善ライブラリー)というのがあったので読むことにしました。

そして、Randall。それからフランス語。 

青空文庫でクリトンを読んだ頃には、少し涼しくなったので、散歩。小雨につき傘をもって。でも、アスファルトの色もかわらない。

夜はエアコンを入れまいと思っていたのですが、いろいろと音を出すので、軽く入れて窓を閉めることにしました。

2010年7月29日。木曜日。晴れ。
魚 おはようございます。今朝は涼しくてよく寝れたので6時から散歩。帰りにほんのわずかな小雨。今は曇りで26.5℃。

一度目が覚めていたのに起きれなかったなぁ。血圧は薬が効いて低くなっているのだろうし・・・。暑かったら起きたのだけれど。

ということで、6時にゴミを出して、そのまま散歩へ。いつもの30分コース。帰ってすぐに朝食と新聞。新聞は見るだけ。ほとんど読まない。

今日はこのまま起きておくことにする。

まずは、「ローマ帝国衰亡史 Ⅶ」。大幅に遅れているぞ。今年中に10巻まで読む予定だが、このペースでは、まにあわない。少し性根を入れて努力しよう。

次いで、クリトンをLoeb の希英の対訳で見る。

そして、go 。今日は涼しいので快適です。なのに、どの車も窓を閉めて走ってますね。エアコンを入れているんでしょうねぇ。

まずは、Randall。そしてフランス語。フランス語は朝倉季雄「スタンダード フランス語講座1 入門」(大修館)。わかりやすく重宝しています。

パトリック・リンチ「キャリアーズ」(飛鳥新社)は,エボラものです。ロビン・クックの「アウトブレイク」(早川書房),リチャード・プレストンの「ホート・ゾーン」(これも飛鳥新社)ともに,コワーイお話しです。

D・ホフマン主演の「アウトブレイク」は,この2冊とも少し違いましたが,よく似ています。

ついで,ジョン・ファウルズ「コレクター」(白水社)。これは同名の映画の原作本ですが,まじめな文学作品です。ある意味では怖いですね。

以前,蝶を集めるのが趣味だという人がいたので,すかさず「コレクターという映画があったよね」と言ってやったら,嫌な顔をしてました。

映画はテレビで一度見たきりですが,今では「羊たちの沈黙」と一部ごっちゃになってしまいました。両方もう一度見てみたいものだと思いますが,時間がない。

映画といえば,明後日から公開される「ソルト」は先日のロシアスパイとは関係ないけれど,庶民には少しリアリティを与えたのではないでしょうか。私としては,ウソもあり,ホントもあり,まだまだ知らないようなこともヤマほどあるでしょうから,別に,驚くほどのことではありませんが・・・。「ソルト」は機会があれば,見てみたいですね。わざわざ,足を運ぶほどの熱心さはありません。

夕方の散歩ですが、暑いので日没後に変更しました。夕食後、夕凪亭でしばらく読書をして、太陽が完全に沈んでから歩くことにしました。ということで、朝夕、直射日光にはあたらないようにして散歩しております。体調はよいようです。


2010年7月30日。金曜日。猛暑。
おはようございます。今朝は曇って蒸し暑いですね。  ほんの少しの時間、屋外で誘導案内の仕事があるので、それまで曇っていてくれると、ありがたい。

今朝は6時半に起きたので,すぐに朝ご飯。味付け海苔とカボチャのみそ汁です。蒸し暑いので,27℃だけれど,エアコン。

ローマ帝国衰亡史から,読まないと・・・。

今年49冊目。
パトリック・リンチ著,高見浩役「キャリアーズ 上」(飛鳥新社)。
終わった。続いて下に入る。

猛暑が戻ってきたかな。

夕食後、庭に水を撒いて、夕凪亭で寝そべって読書。7時過ぎに出て散歩。アスファルトが焼けている。汗たらたら。帰って来た頃には日は暮れて暗い。

暑さに負けて、今日はこんなところです。(食欲はありますが・・)
2010年7月31日。土曜日。晴れ。
山羊座おはようございます。今日もよいお天気です。6時前に散歩すると、空気は乾いて快適でした。セミと鶯。鶯はいまもきれいに鳴いています。

今日は山陽道、しまなみ経由で因島へ。思ったほど暑くなかった。風が少しあったせいかな?

車は窓を全開にしてエアコンなしです。帰りは車外温度34℃でしたが、快適でした。

夕方、再び散歩。

「キャリアーズ 下」を読んでいるところ。少し、私の思っているところと方向がずれた感じ。

物語はスマトラ島でエボラよりもさらに激しい出血熱が発生し、ユーサムリッド(CDCとともにレヴェル4の病原菌に対処できるアメリカ陸軍伝染病医学研究所)のウィルスハンターたちが調査に向かう。上層部だけが知っている機密事項がからんで、組織の論理と、個人の倫理が対立して、最後には逆転勝利を(もちろん個人の倫理のほうが)収めるのではないかと、ここまでは予想できる。

今、172pにさしかかったところ。ここで、物語は意外な方向へ展開していくのではないか、と思った。

11年前、軍の研究施設が秘密裏に封鎖密閉隠匿されたという、大きな謎がこれまでも見え隠れしていたのだが、そこでは、遺伝子治療の研究中にエボラなどのような強烈なフィロウイルスが発生したということが明かされた。

このことから想像すると、この本の謎は次のようになるのではなかろうか?

1.スマトラの父親のもとに行った双子の姉妹は遺伝子治療で生まれてきていたので、エボラ(のようなもの)に感染し、彼女らの体内でそのウイルスが進化してさらに強力になった。

2.一方母親のほうは、それ故に、感染しなかった。

2のほうは論理的に根拠がないので、あまり期待できそうにない。1のように展開するのかどうか、これから読んでいくことにしよう。 
 
 
今年38冊目。
吉村昭「桜田門外ノ変」(新潮社)。
今年39冊目。
佐藤賢一「小説フランス革命Ⅳ 議会の迷走」(集英社)。
今年40冊目。
吉村昭「生麦事件」(新潮社)。
今年41冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「ドーヴィルの花売り娘」(名探偵エミールの冒険 1)(読売新聞社)。
今年42冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「老婦人クラブ」(名探偵エミールの冒険 2)(読売新聞社)。
今年43冊目。
George Gamow "Thirty Years That Shook Physics -The Story of Quantum Theory" (Dover)。
今年44冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「丸裸の男」(名探偵エミールの冒険 3)(読売新聞社)。
今年45冊目。
ジョルジュ・シムノン著、長島良三訳、「O探偵事務所の恐喝」(名探偵エミールの冒険 4)(読売新聞社)。
今年46冊目。
パトリック・リンチ著、高見浩訳「感染者 上」(飛鳥新社)。

今年47冊目。
パトリック・リンチ著、高見浩訳「感染者 下」(飛鳥新社)。
今年48冊目。
佐藤康「フランス語のしくみ」(白水社)。
今年49冊目。
パトリック・リンチ著,高見浩訳「キャリアーズ 上」(飛鳥新社)。