2019年7月15日月曜日

夕凪亭閑話 2013年7月

 
 
2013年7月1日。月曜日。晴れ。夜少し雨。
7月になった。先日書いたとおり、一日一日と少しずつ暑くなる。今日もその傾向が続いた。三寒四温というのは冬のことであったと、改めて思いだした。夏はどういうサイクルなのだろうか。夜になってにわか雨が降り出したと思ったらしばらく小雨が続いた。
午前中は、理科教育史。午後は、15時まで茶山の詩を訓読する予定であったが、途中で昼寝。15時から17時までは、いつものように写真のup。博物誌のほうに、クマバチとシオカラトンボを載せておいた。そして植物誌のほうは、クマバチの写ったコムラサキの他、新しい物で、サルナシ、ゼフィランサスというよく見かけるヒガンバナ科の花。追加としてアガパンサスとスイレン。今日からハテナブログの再開。アップするのにやや時間がかかるのが欠点。写真を載せているそれぞれのブログの特徴がややわかりかけてきたので、うまく分けて使えないか考えている。
 
内藤湖南著「先哲の学問」(筑摩学芸文庫)を終わった。まことに地味な本であるが、ここに紹介されている儒者は更に地味な人たちである。そういう人たちを正しく評価し世に広めることは重要な仕事であると思う。湖南はそういう仕事にも特別な才能を示したようである。
以下青空文庫。
津田左右吉「学究生活五十年」
大菩薩峠三輪の神杉の巻 九、十
 
2013年7月2日。火曜日。晴れ。夕方にわか雨。
昇り調子の天気も今日は少し下向き。昨日ほどではなかった。夕方、にわか雨。昨夜と似て急に降ってきた。山陰にいたときの雨の降り方がこんな感じだったのを思いだした。若い頃郷里から遠いところに住むのは不安なものだが、今から思うと懐かしい。
さて、午前中の執筆のほうは、苦労して道筋をつけルーチンワークに似たようにしてそれを続けていると必ず能率が落ち、頭が鈍化するというのが私のこれまでのパターンで、今回もそういう自家中毒に似た症状が出始めたので、また風呂敷を広げることにした。傍から見れば移り気でどうしょうもないように見える。いや事実、どうしょうもないのだ。それは自分でも分かっている。分かっているけど止められないというのが、『性格』なのだ。だから、ホームページは何階層にも分けて全貌が掴めないようにしている。そのうち興に乗った部分をふくらませていけばいいのではないと思っている。
同様なことが青空文庫の読書でも起こっている。以前からあったことだから、とりたて驚くことはないのだが、立派な業績を残された方々の著作権がどんどん切れていき、よいものがありすぎる。これもどんどん読みかける。そして、おもしろくなったものが早く終わる、というだけのことだ。最後まで行かなくても、それはそれでかまわない。
漱石の「明暗」がやっと終わった。二回目で、さらに面白く感じるかと思ったが、意に反して退屈だった。一回目はおもしろく読んだのに・・・。おそらくこれが最後になるだろう。三度目は読むことはないと思う。今のところ。いや、いつ変わるかわからないが。
植物のほうで、今日も一つ名も知らぬ花の名前を確定できた。ヒメオウギスイセン(姫扇水仙?)だ。クロコスミア、モントブレチアなどとも呼ぶアヤメ科の植物。赤っぽいオレンジ色があざやかだ。勲章菊とも呼ばれるガザニアも載せておいた。
夏目漱石「明暗」(漱石全集7)終わる。
「大菩薩峠 三輪の神杉の巻」 十一~十三
「夜明け前 第一部上」第三章三
「宮本武蔵01序」
「私本太平記」 あしかが帖 下天地蔵
蒲松齢、田中貢太郎訳「聊斎志異」・ 阿英
など。
 
2013年7月3日。水曜日。晴れ後雨。
午後4時頃から雨になり、かなり激しく降った。それに雷も鳴っていた。
青空文庫で。
「鳴門秘帖 上方の巻」夜魔昼魔
折口信夫「稲むらの蔭にて」
稲むらというのは、脱穀してモミを取り去った残りの藁束を、田圃に積み重ねたものである。これは各地で呼び方が異なる。○くろ(清音)…備前、ぐろ(濁音)…阿波板野郡、わらぐろ…備前、とのことであるが、我が因島は「ぐろ(濁音)」である。
 
 
2013年7月4日。木曜日。晴れ後雨。
夜中に真上を通過した雷の音で目が覚めた。梅雨だから雨は仕方がないし、もういいというほど降って貰わないと真夏や秋に降らないのだから・・・。
今日のように断続的に降ると、散歩のタイミングが難しい。午前中一度出かけたら降り出してやめた。午後、少し晴れ間が出て、これなら1時間ぐらいなら大丈夫かと1時頃判断して行ってきた。蒸し暑かった。でもいつも通り、歩いてきた。
白川静さんの「孔子伝」(中公文庫・ワイド版)を終えたが難しかった。司馬遷の頃、孔子は12代、老子は9代だったという。家によって短期間で世代が変わることもあるから、3代ぐらいの違いは誤差のうちで、同時期に生きていたと考えてもよいと思う。それ以上にそれほど昔の人、すなわち大過去の人なのだから、そもそも伝記など明らかにしようとするほうが無理というものだろう。それでもイメージとしてはよくわかった。2度ほど賛意を示されている和辻さんの「孔子」が近くにあったので見たら、活字が小さくて読めない。若い頃読んだ本なのでほとんど覚えていないので、読んでみようと思ったがやめた。青空文庫で少しずつ読むのがいいのかも。
以下、青空文庫で読んだ物の一部。
泉鏡花「愛と婚姻」
夏目漱石「イズムの功過」
牧野富太郎「アケビ」
若山牧水「樹木とその葉01 序文に代へてうたへる歌十首」
佐藤惣之助「君は何を考へるか」
堀辰雄「Ein Zwei Drei」
小川未明「青い時計台」
 
 
2013年7月5日。金曜日。
今日は30℃を越えた。こうなると現金なもので雨が降って気温を下げてほしいと思う。
今西錦司著「ダーウィン論」(中公新書)は刺激的な本であった。ダーウィンに対する疑問の幾つかが見事に解明された。
今日も青空文庫でいろいろ読む。
新美南吉「赤い蝋燭」
北原白秋「お月さまいくつ」
石川啄木「足跡」
西田幾多郎「フランス哲学についての感想」 など。
私は考えるに、ギリシャ哲学には深い思索的な概念的な所と、美しい芸術的な、直感的な所があった。前者はドイツ人がこれを伝え、後者はフランス人がこれを伝えたといい得るではなかろうか。
 

2013年7月6日。土曜日。晴れ。一時雨。
今日は朝から因島へ。午前中池の掃除。午後、まん中の境界部分を少しかさ上げする。掃除や補修をするのに、鯉を片方に寄せておくと都合がよい。しかし、その水が少なくなっているので、高さがもう少しほしい。セメントレンガというのがあった。普通の煉瓦と同じ大きさ、形である。ブロックのようなセメントでできている。これが一番安いので、これにする。そしてセメントと川砂。少しのバラスを加えて、水を抜いたほうの境目をセメントで塗る。直角三角形のような断面であろうか。いつの日にか反対側の直角三角形をつくることにしよう。
 
 
2013年7月7日。日曜日。晴れ。
雨の無い一日。タナバタなのだ。雨のない七夕である。
昼過ぎには30℃を越えたようだ。しかし、夕方から少し気温は下がった。でも、夜になっても30℃近くあってまことに過ごしにくい日であった。
図書館に「月光仮面 魔人(サタン)の爪 復刻版」(川内康範、ブックマン社)というのがあったので借りてきた。
昔の月刊少年漫画雑誌の原作本である。「少年」「ぼくら」「少年画報」というのをよく見ていた。少したって「冒険王」というのが出た。テレビが先か漫画が先かよく知らない。漫画と映画を見た。原作本も目にしたのは初めて。週間漫画雑誌の「週間少年マガジン」「週間少年サンデー」が出るのはもう少し後。
 
2013年7月8日。月曜日。晴れ。
昨日よりは空気が乾燥しているなと思ったら、もう梅雨明け宣言が出された。かつて早い梅雨明け宣言で、雷が鳴らなかった場合は、いつまでもぐずついた空模様が続いたことがしばしばあった。そういうときは私流にはまだ梅雨は明けていないと言ってきた。しかし、今年は違う。どんなに梅雨明け宣言が早くても、最後の雷が伴う雨があった。ピッタリだ。気象庁の言うとおり間違いなく梅雨明けである。幼いときに、祖母が言っていた。雷が鳴らないと梅雨は明けないと。その通りなのだ。そして、空は青く澄み、もくもくと入道雲が北の空に浮かぶ。それがほんとうの夏の到来なのだ。今日は午前中はまだ、いつもの形のよくない梅雨空の雲だったが、夕方、雲のない青空が広がっていた。明日からはこんな空が朝から覆う。そのうち入道雲が出てくるだろう。願わくば、秋の訪れの早からんことを。
 
2013年7月9日。火曜日。晴れ。
梅雨が明けたというのに蒸し暑いではないか。午前5時の気温が27℃。梅雨が明けたのだから、夜は熱を放散させて大地を冷ましてくれ。せめて太陽が出ていないときにでも。
 
2013年7月10日。水曜日。晴れ。
昨日は夜になっても暑かった。今朝はよく晴れているが、昨日ほど暑くはない。空気も乾いているのだろう。朝白アリの定期点検に来てくれる。10時頃だ。まだ暑くはない。しかし、じわじわと気温は上がり、結局昼前にエアコンを入れた。昨日は昼まで我慢したが、今日は我慢しないことにした。我慢はできるが頭が働かなくなるので、何をしているのかわからない。それでは時間の無駄になるので、エアコンに頑張ってもらうことにする。29℃の温度設定で十分に冷える。
夜になっても、今日は30℃以上もある。でも頭を使わないので、扇風機だけで快適である。
 
2013年7月11日。木曜日。晴れ。
今日も朝から暑い一日でした。昼前からクーラーを入れ、結局夜になってもずっとクーラーの中ということで、自分ではあまりよい生活ではないとは思うのですが、こう暑いと、これでいいのかと思ったりします。温度は29℃設定です。30℃にするとさすがに暑い。29℃にしておくと扇風機を当ててちょうどよい。温度計は少し下がるが28℃を下回ることはないので、ほどほどに制御されているのだと思う。
 
2013年7月12日。金曜日。晴れ。
今日も猛暑。朝から因島へ。去年も書いたが、山陽道から向島、そして因島大橋と徐々に気温が下がっていく。島は涼しい。海があり山があるので。
老母を病院へ連れて行く。
夜帰って、天童荒太さんの「歓喜の仔 上」(幻冬社)終わる。今回は予約有りで貸し出し延長が出来ないので集中して読む。長男の誠の夢の話はわずらわしい。不要だと思う。
 
2013年7月13日。土曜日。晴れ。午後にわか雨。
格安日帰りバスツアーの第3弾として、奧出雲、出雲大社の旅へ行ってきた。おろちループを経て奧出雲へ。木次線坂根駅の延命水とスイッチバックという博物館的鉄道路線を見学してから亀嵩駅前を通過して亀嵩温泉へ。温泉に入る時間はあったのだが、近くの神社の入り口に、「砂の器舞台の地」という記念碑があったので見に行く。そして、出雲大社へ。新築の大社は美しい。夏の日を浴びて輝いていた。伊勢神宮は杉の白木が真新しくてすがすがしかったが、こちらはおもおもしい感じ。
 
2013年7月14日。日曜日。晴れ。夕方にわか雨。
朝から因島へ。今日はメダカより小さい錦鯉の稚魚を30尾購入。300円。
そして、福山の庭に植えていたコンニャクの木が大きくなったので、少しこちらへ移植した。
池のネットの手入れが大変なので、何かいい網のようなものを捜していたら、イノシシ防御金網があった。網目の大きさが2種類あり、小さいほうがよいだろう。鷺なら入れないが、カワセミなら通り抜ける。カワセミ用にしようと思うとさらに小さくなるので、今回はそこまで考えないことにして、とりあえずこちらを試用してみることにする。
 
2013年7月15日。月曜日。海の日。雨後晴れ。
朝雲っていたがまもなく雨。連日の雨で、猛暑が和らいだのがうれしい。でも湿っぽく、まるで戻り梅雨と呼びたくなる。午後、昼寝から覚めると、雨はやんで強い日射し。やはり、夏だったと、夢から覚めた気分。
 
2013年7月16日。火曜日。晴れ。
今日は朝は少し雲っていたがまもなくよく晴れて暑い日となった。午前中、市役所支所、郵便局、胃腸科へ。午後、眼科。忙しい一日だった。
「歓喜の仔 下」(幻冬社)終わる。力作である。やはり、誠の夢の中のリートの話は必要ないと思う。香のバラ子さんに与えた身体の一部は使わないという設定は、「悼む人」にも通じる新しいキャラクターの発明である。
 
2013年7月17日。水曜日。晴れ。
4時に起きる。4時半から散歩。すがすがしい。
買い物。期日前投票。キャンプの下見。けっこう忙しい。
久々に井原市芳井町の天神狭へ行った。約30分。神社の境内以外ならどこもキャンプ可能。ただ河川敷は危険だろう。上流で大雨が降って急に増水することも無きにもしもあらずだ。河川敷より一段高い川沿いに適地があった。トイレも近くにあったが街灯がない。夜は真っ暗になるかもしれない。それにここには木陰がない。でも、ここのメリットは無料ということ。
もう一つ、おなじく井原市の経が丸オートキャンプ場へ行ってきた。こちらは管理棟、トイレ、シャワー、調理場、電源とよく完備されている。それに遊具なども近くにあって小さい子にもいいだろう。ただ、3.5千~4.5千+電気0.5千は、お金掛けない派の私としては・・・。なお、同額でロッジもある。
30分ほどのところのキャンプ場が2つあるということがわかったので、本日の目的は達成。
 
2013年7月18日。木曜日。晴れ。
5時に起きて、5時半から歩く。明るくて写真を写すにはよいのだが、やや暑い。やはり5時前の薄暗いときがよい。
モリソン号事件を扱った三浦綾子さんの原作映画「海嶺」をVTRで少し見る。以前にも見たものだ。モリソン号事件は吉村昭さんの小説にも出てくる。
「サド侯爵夫人」の2005年上演のBS放送録画DVDを見る。これも半分ほど。
近代デジタルアーカイブに立川文庫があったので、少し読む。全てが揃ってないようだ。
 
2013年7月19日。金曜日。晴れ。
5時頃起きて5時過ぎに歩く。
因島へ。今日は老母を歯科医院へ運ぶ。午前中、池にイノシシ防御金網を張る。半分完成。残りは後日。
夜、古文書教室へ。4回目。あまり進歩しないが、少しは慣れた。要するに文脈でどういう言葉が使われるのか想像し、それに当てはめていくのが一番よいということになる。
 
2013年7月20日。土曜日。晴れ。
5時前に起きて、歩く。朝焼けが美しい。
今日は一日中眠くて、たびたび短い昼寝。午後暑くなるが、夕方には意外と涼しくなった。夜、小雨。窓を慌てて閉めるとすぐにやんだ。このように小雨でもよいからたびたび降ってくれると涼しくなるのでよいが・・・。
 
 
2013年7月21日。日曜日。晴れ。
4時過ぎに起きる。歩く。3500歩。やはり、日中眠くなるので、何度も昼寝。午後、孫が来るので、遊ぶ。
毎日暑い日が続くので、山のほうへ行ってみたい。距離的に近いのは弥高山が直線距離にして25キロ。県境やら、合併前の行政区でいえば、いろいろな町を通過するので、遠いように感じるが、芳井町は井原市になっているので、井原市の北部からすぐのところだと思えば、笠岡市の篠坂を除けば間に一市があるだけだ。芳井町三原まで北上するコースをとれば案外近いのかもしれない。弥高山キャンプ場は持ち込みテント千円。一人400円。ということで、他のキャンプ場よりも安いようだ。それにチェックイン時間が12時というのもいい。以前泊まったのはバンガローだったが涼しいところだったの、気候的ニハ申し分ない。
 
2013年7月22日。月曜日。晴れ。
4時前に起きる。4時10分から4000歩ほど散歩。この時が一日のうちでも最もさわやかな時であるが、しかし、早朝でも少し歩くと暑くなる。午前中2時間ほど寝て、昼ご飯を早めに食べて因島へ。孫を連れて海水浴。海の上は涼しい。かつて白砂青松の海岸近くの畑もさまざまな工場が出来て、見苦しい。のどかな瀬戸内を感じさせるところが減ってくるのは寂しい。
2013年7月23日。火曜日。晴れ。
5時前に起きる。4500歩歩く。寄島の三郎島海水浴場へ行く。帰りにカブトガニ博物館に寄る。
和辻哲郎「漱石の人物」「面とペルソナ」読む。
北村寿夫原作、橋本治文「笛吹童子」(講談社・痛快世界の冒険文学)読む。
9時に寝る。

2013年7月24日。水曜日。晴れ。
2時に起きる。そして4時半になって少し東の空が明るくなった頃出て、散歩する。家に戻ったころにまだ4500歩になっていないので、団地の一角をもう一回りして帰ってみると4955歩であった。いつものように汗だくだくである。
和辻哲郎「生きること作ること」終わる。
 
2013年7月25日。木曜日。晴れ。
5時過ぎに起きる。5時半から歩く。45分で4500歩。
朝から暑い。所用で午前中外出。午後は家にいる。暑さが厳しい。28℃のにエアコンを設定。このところ夕暮れが早くなった。7時半にはもう暗い。その分だけ日射時間が少なくなれば夜が涼しくなるということだ。とはいえ、夜になっても気温はあまり下がらない。
 
2013年7月26日。金曜日。晴れ。
2時に起きる。夕凪亭は28.3℃。昼間よりは涼しい。4時半になって少し散歩。そして2時間ほど寝る。8時半に出て因島へ。老母を歯科医院へ連れて行く。因島は涼しい。植木の剪定。
 
2013年7月27日。土曜日。晴れ。
昨夜はさわやかでよく寝られた。5時半に起きて散歩。今朝もさわやか。しかし、昼頃からいつものように暑くなる。明日は雨マークがついている。少しは涼しくなるのか。
和辻哲郎「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」読む。
 
2013年7月25日。木曜日。晴れ。
5時過ぎに起きる。5時半から歩く。45分で4500歩。
朝から暑い。所用で午前中外出。午後は家にいる。暑さが厳しい。28℃のにエアコンを設定。このところ夕暮れが早くなった。7時半にはもう暗い。その分だけ日射時間が少なくなれば夜が涼しくなるということだ。とはいえ、夜になっても気温はあまり下がらない。
 
2013年7月26日。金曜日。晴れ。
2時に起きる。夕凪亭は28.3℃。昼間よりは涼しい。4時半になって少し散歩。そして2時間ほど寝る。8時半に出て因島へ。老母を歯科医院へ連れて行く。因島は涼しい。植木の剪定。
 
2013年7月27日。土曜日。晴れ。
昨夜はさわやかでよく寝られた。5時半に起きて散歩。今朝もさわやか。しかし、昼頃からいつものように暑くなる。明日は雨マークがついている。少しは涼しくなるのか。
和辻哲郎「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」読む。
 
2013年7月28日。日曜日。晴れ時々雨。
3時に起きる。4時半から散歩。
9時に藤川養魚場へ行き、錦鯉の稚魚200尾を買い、二号線を通って因島へ。雨になる。放流。
剪定。あまり暑くない。
古いネガフィルム、ポジフィルム捜す。出てくる。
 
2013年7月29日。月曜日。午前中、やや小雨。後晴れ。
4時に起きる。薄明の中、庭の剪定。
母親を因島病院へ。帰って殻も剪定。
3時過ぎに福山へ。
10時に寝る。
吉川英治「親鸞聖人について」というのが青空文庫にあったので、読む。中国新聞の連載で五木寛之さんの「親鸞」が面白いので、こちらも読んでみることにした。」
 
2013年7月30日。火曜日。晴れ。夕方少し雨。
4時に起きる。新聞がポリエチレンで包まれている。雨予報か。
やや蒸し暑い。4時50分から20分間、約2000歩歩く。曇っているせいもあって薄暗い。蒸し暑いので早めに切り上げる。セミが鳴くことしきり。
和辻哲郎「夏目先生の追憶」。読む。
山岡望著「化学史談ⅴ ベンゼン祭」(内田老鶴圃新社)を終わる。
夜、ビデオで「海嶺」と「サイコ」を見る。
 
2013年7月31日。水曜日。晴れ。
5時半に起きる。午前中、買い物。
今日は猛暑だった。午後35℃ぐらいまで上がったのではないか。こういう日はじっと暑さに耐えるしかないと心得て、外出はしない。
和辻哲郎「院展遠望」、柳田國男「家を持つといふこと」など読む。
夜になっても暑い。9時過ぎに寝る。
暑かった7月は今日で終わり。
 
 
 
今年72冊目。
内藤湖南著「先哲の学問」(ちくま学芸文庫)。
今年73冊目。
夏目漱石著「明暗」(岩波・漱石全集7)。
今年74冊目。
白川静著「孔子伝」(中公文庫・ワイド版)。
今年74冊目。
今西錦司著「ダーウィン論」(中公新書)。
今年75冊目。
川内康範著「月光仮面 魔人(サタン)の爪」(ブックマン社)。
今年76冊目。
天童荒太著「歓喜の仔 上」(幻冬社)。
今年77冊目。
天童荒太著「歓喜の仔 下」(幻冬社)。
今年78冊目。
北村寿夫原作、橋本治文「笛吹童子」(講談社・痛快世界の冒険文学9)。
今年79冊目。
山岡望著「化学史談ⅴ ベンゼン祭」(内田老鶴圃新社)。
 
映画等
今年1本目。
「海嶺」。
今年2本目。
「サイコ」。