2019年7月15日月曜日

夕凪亭閑話 2013年2月

  
2013年2月1日。金曜日。晴れ後雨。
夕方から雨になった。このところ暖かい日が続いたので、急に寒くなったような印象。インフルはまだ猛威を奮っているので、気をつけなければ。二上山と当麻寺はまだ行ったことがないので、行ってみたい。四国の36番青龍寺へ行ったときは一度目は、そのまま横浪黒潮ラインを須崎方面へ向けて完走した。絶景であった。二度目はその日最後が青龍寺だったので、引き返したように思う。
五来重「四国遍路の寺 上」(角川書店・霊場巡礼②)60頁。
関裕二「古代史謎めぐりの旅」(ブックマン社)70頁。
合計130頁。(今月累計130頁、平均130頁/day)
 
2013年2月6日。水曜日。晴。
忙しい日々が続くので、読書も控えている。
関裕二「古代史謎めぐりの旅」(ブックマン社)106頁。(了)
津村節子「夫婦の散歩道」(河出書房新社)65頁。
 
 
2013年2月7日。木曜日。晴。
チェーホフ 神西清訳「かきУстрицы, 1884」 (青空文庫/岩波文庫)
津村節子「夫婦の散歩道」(河出書房新社)35頁。
 
2013年2月8日。金曜日。晴。
連日寒い日が続く。でも去年に比べれば2月としては暖かいほうか。
湊かなえ「みかんの花」(「望郷」文藝春秋社)
 
2013年2月9日。土曜日。晴。
湊かなえ「夢の国」(「望郷」文藝春秋社) (了)
湊かなえ著「望郷」(文藝春秋社) 終わる。
津村節子著「夫婦の散歩道」(河出書房新社) 終わる。
 
2013年2月10日。日曜日。晴。
午後、ポートプラザへ、湊かなえさんのサイン会に行ってきた。並んでいるとき、うしろのおばさんに、因島のことが書いてあっておもしろいですよ。因島へ行って下さい。などと言っていたら、因島から来ました。母ですから、よく知っています。とおっしゃられたのには、驚いた。湊かなえさんのお母さんだったのです。それで、一緒に写真も撮らせていただきました。「雲の糸」に出てくる名物国語教師には2回担任してもらったことがあるんですよ、と言うと、私も習ったことがあります、とおっしゃられるのでまたびっくり。おそらく、先輩だと思う。いや、元気いっぱいだったな、後輩かも。
 
2013年2月11日。月曜日。晴。
午後、入田の仁井池を訪ねる。北の采山の峠を越えるとこれまた見事な赤土が、猪がほりかえした山際にあった。
さらに西江原に平櫛田中の生家のあたりを訪ねる。続いて青野に仁井山を訪ねる。ここも赤土地帯。青野町は山の上の奥深いところながら、昔から住んでいる人々の集落が離ればなれにある。畑は赤土の肥沃な土壌。大きな農道と、見事に開墾されたブドウ畑は壮観。
 
2013年2月12日。火曜日。晴れのち雨。
因島へ帰る。母、尾道総合病院へ検査入院。
 
2013年2月16日。土曜日。
母、昨日退院した。少し、時間が浮いたので、散髪。
昨日、ロシアに隕石が落下した模様。
 
2013年2月17日。日曜日。晴れ。
朝8時出勤。思ったより寒い。
 
2013年2月18日。月曜日。
夜9時に寝る。1時に目が覚める。因島へ。
 
2013年2月19日。火曜日。
朝、みぞれ。朝、筑摩ドストエフスキー全集の別巻来る。読む。
夜、米川正夫訳ドストエフスキー全集来る。7000円+送料450円。月報はないがきれい。短編をこれで読もう。
 
2013年2月22日。金曜日。
寒い日が続く。今回の寒波は長い。それに朝晴れて放射冷却が起こっているのか、庭の水道が凍っている。行くのが億劫だが今日を入れてあと18日。行くとしよう。
 
2013年2月23日。土曜日。晴れ。
田村喜子著「京都インライン物語」(中公文庫)終わる。
昼ご飯を食べて散歩。大谷台小学校の入り口付近の山へ入る道が赤土であったので、どんどんと登って行った。一帯が赤土であった。
 
2013年2月24。日曜日。晴れ。
「古事記」(岩波文庫)終わる。長かった。
午後、坪生の仁井という集落を訪ねる。あのあたりが仁井だと、ゆっくりと車を走らせていたら、バス停に「仁井」とあったので、車を止めて写真をとる。
さらに細い道を集落にすすめると、橋に「仁井川」と書いてあり反対側に「仁井6番橋」とあった。下って行くと、だんだん番号は下がっていった。池のところで神辺に出る道路と接する。そこらか竹田川になる。ここの橋が仁井1番橋である。池のところに男の人がいたので、仁井山のことや、この池の名前を聞いた。馬場池という。竹田川沿いが塩の道だと教えてくれた。さらに、池の奥に郷土史の立て札があることと、農協のところに名所看板があることも教えてくれた。石州往来で笠岡、坪生から岩見へと続く道路だということだ。
 
2013年2月25日。月曜日。晴れ。
朝は連日氷点下で寒いが、日中は晴れると春めいた感じになる。今日は空は霞んで黄砂が見られた。果たして春霞のうち、いつから黄砂がそれに加わっているのだろうか。
吉村昭「私の取材余話」(河出書房新社)終わる。
 
2013年2月26日。火曜日。午後雨。
「あのとき、大川小学校で何が起こったのか」終わる。地震・津波は天災である。しかし、その後のことは人災である。
 
2013日2月27日。水曜日。暖かい。
因島へ。平家少し。夜はすぐに寝る。
 
2013年2月28日。木曜日。
5時半に起きる。静か。起きた直後は目が見えにくい。人はこのように老いていく。
本日整体の日。そしてあわただしかった二月が終わった。
 
 
今年12冊目。
関裕二著「古代史謎めぐりの旅」(ブックマン社)。
今年13冊目。
湊かなえ著「望郷」(文藝春秋社) 。
今年14冊目。
津村節子著「夫婦の散歩道」(河出書房新社) 。
今年15冊目。
田村喜子著「京都インライン物語」(中公文庫)。
今年16冊目。
倉野憲司校注「古事記」(岩波文庫)。
今年17冊目。
吉村昭「私の取材余話」(河出書房新社)終わる。
今年18冊目。
池上正樹、加藤順子著「あのとき、大川小学校で何が起きたのか」(青志社)。